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「中華そば+味玉」@麺屋 えぐちの写真つい2日前にフラれたこの店、オープンしたての不定休。勘弁してよ。
先日来、幾つものブログで9/16オープンのこの店の情報を見た。
中には、オープン前日の「招待」受けて行ってる人もいる様子。
 何々・・店主は<天神旗>、<カドヤ食堂>で修業・・!?
そらー「不味い」筈ないやんかい!ある程度判る味とも言えるが・・。
 「招待」された皆さん方には「美味しかった!」「流石!」としか
お書きになれないでしょうから、早速、一般人代表として、早い内に
このお店の味・感想を私見ですが出来るだけお伝えしましょう。(笑)

 実食10/3・・思う事が多い・・長文化となります。長文の嫌いな人はパスして下さい。m(-_-)m

 江坂の外れのこの店、新御堂筋の一本東側。GS前で比較的簡単に見つける事が出来るでしょう。
近くのコインPに(30分¥200-)停めて、すたすたと歩く。その時11:45分。急がないとヤバいです。
引き戸を空けると・・・カウンターのみ5席の小さいく、小奇麗な店です。店主とおばさんの2名で対応。
先客は1人だけで拍子抜け。カウンター後部の待ち椅子が出番無く「寂しく」並んでいます。
 「あれ程関係者やブロガーを集めて盛大にオープンしてこれか・・・」(←ごめんなさい。正直な印象)
因みに帰る12:05、後客は一人。直ぐ横のウドン屋にはどんどん会社員が入って行ってますがな。

 さ、注文は事前情報からも一品しか無い、「中華そばと味玉下さい。大盛り出来ませんか?」
ははは!(*^.^*)、無いと判っいても又、「聞いたった。」ついでに、「はぁーそーなんですかぁー」と
残念がっとく。仕方無いので、「じゃあ、小ご飯下さい。」
・・・・事前に判ってはいたが、

     何故、「大盛り」が「出来ない」んだ?Σ(T□T)

  そんなに¥100〜¥200増しで出すスープと麺が惜しいのか?
  そんなに「この量でなければいけない」との自信を押し付けたいのか?

 それでは、この一杯は「沢山食べると」変な味になるのか?   

 <カドヤ食堂>もそうだが、私には納得し難い。「替え飯」を食わせて「替え玉」は無しの意味が・・。 
ま、「崇高な中華そば店の方針」ならばこれ以上、一般人には何も言う事は出来ないので、流そう・・。
(後述するが、この店のこの場所柄12時真っ只中の入客に大きくヒビいている理由の一つと睨む。)


 不満を並べて、誠に恐縮ですが、さて、肝心の「味」です。
注文後、少ない客と相成りながら、テキパキと、且つ丁寧に寸胴から子鍋での暖め等、行っています。
麺の注ぎ込み時、箸で揃えながら「スルっ」と素早く綺麗に畳むその仕事に、この店主の「経験」を感じた。

 
  スープからは「芳しい醤油と魚の香り」が漂っています・・・。(^▽^)/


 その香りは「正統派和風醤油」。醤油色の薄い<カドヤ食堂>の魚介の利いた、和風な香りでは無く、
醤油の「キレ」と、節系の魚感を漂わせる「和風醤油そば」然とした物。

  「ズルズル〜っ」と・・。・・・

一口で、「正に正統派和風醤油中華そば」だ・・・(^▽^)/

 
 この味を最も象徴するスープ・・。目前で黄金色の出汁を醤油ダレ入りの丼に注いだ・・いい匂いだ。
前述の如く、「全くの正統」とも言える味を魅せる理由は、「動物系」の味(鶏かな・・豚も入るか?)が
「味の基盤」程度の物であり、意識しなければ全く感じない程、綺麗に抽出されている。
全く臭みや動物感の脂分を感じない為、「鶏」主体以外の動物の詳細は判らない程の「支援組」。
しかし、飲み進めば単に「薄い」のでは無く、

    しっかりと意味を持った味の基盤となる「コク」に気付く。(゚ー゚)(。_。)ウンウン
 
 
 そして、「魚介」類。いりこ類の「ふくらみ」よりもどちらかというと、「醤油」のキレを
支援するかの如く、節系の味の方が私には強く感じる。当然、「いりこ」類も使われているのだろうが、
その「魚介」感からは最近、多いタイプの「煮干しスープ」系ではないとご想像下さい。
 野菜類の滋味分はあまり前に出ないが、僅かに感じる「甘み」類がその存在を密かに伝えて来る・・。

 これら「丁寧な出汁取り」から生まれるスープに合わせられる、醤油ダレと油。
油は、表層を埋める程、比較的多めに入っているが、ベタつきや、ヒツコさ等、「全く」邪魔にならない。
黄色がかった「油タレ」が置いてあったが「鶏油」なのか甲殻類や魚介類を煮出した物か、
食するこの一杯から、私には汲み取れなかった・・。「邪魔にならない表面油」との表現が精一杯。
 醤油・・ストレートな「醤油味」を感ずるのだが、「ショッパさ」や「ダダ辛さ」は全く無く、
むしろ、この「和風醤油」を決定付けるかの様に「シンプルな醤油味」とすべく、
上手く出汁類と調和し、その色目程「濃く」無い味で「アッサリ」感を助長する。

 麺・・良くも悪くも「中華そば」らしい麺との表現がシックリ来る中細の緩いウェーブ麺。
<カドヤ食堂>より、やや「太い」か?製麺業者もブログで見たが、私は知らないので、触れずに置こう。
程度の良い湯掻きから来る、程々の「腰」を持ち、少々「淡泊」な食感・存在感とは言えるが、


   「現代的な良い麺」の印象。(^_^)中華そばの麺として・・。

中華そば「らしく」する為か、薄黄色は「卵」では無く、敢えて少々のかん水感を持たせた物・・。
個人的にはこの一杯の印象を加担する「馴染む麺」と思える。

 チャーシューは2種類。肉厚の物と薄い1枚物・・。どちらも旨い。この全体の味に溶け込む様に、
「過ぎた」味付けは施されず、抜かれた余分な脂分や適度な歯応えと、「上手さ」を感じる。
 賞賛出来るのは、「穂先?」メンマ。メンマに「歯応え」を求める人には向かないが、
これ又、薄味仕上げで、ホグレたメンマの柔らかい歯応えの中に、醤油スープのバランスを考えてか、
少しの「甘み」を与えてあり、「箸休め」としても「単品」としても充分に旨いメンマだ・・これは良い!
正にこれは<カドヤ血統>の一品!!(*^-^)

 中トローリの味玉・・これ又、醤油の相性を取った「仄かな甘さ」・・上出来です。平均以上ですよ。

 ご飯を早めに片付け、最後残ったスープ。黙々と掬っては飲む・・ヽ( ´¬`)ノ
レンゲが「止まらない」・・スルスルと幾らでも飲めそうだ・・。「おかわり」したくなった。正直。

 全体には、やはり「醤油中華そば」の印象を強く与え付ける一杯で、素直に「旨かったよ」と言える。
この系統で常に表現される、「どこか懐かしい」感も沸く・・。
 「似た」一杯を心で検索したが、出てこない・・。和風魚介の利いた近い中華そば味として、
やはり<カドヤ食堂>か<分支那そば屋 一光>位か?
 しかし、ここの店主の最終修業先の<カドヤ食堂>の「中華そば」とは趣が異なる・・。
(1年位食べて無いので、ウル覚えだが・・)

 表裏一体だが、この中華そばはその「丁寧な出汁」から、「どうや!」という過剰なPRが無い・・。
繰り返すが、鶏、魚介ともシッカリしている上、醤油が利いている。油もある。・・綺麗な味故の感覚。

 あまりこれらの類を知らない、一般的な方はただの「あっさり美味い醤油ラーメン」と捉えられる程。
度々例に出して申し訳なしが、<カドヤ食堂>のそれは、かなりスープから「賑やか」で「複雑な」
魚介感をプンプンか香らせながら供される。飲んでも「シッカリした和風魚介中華そば」だった筈。

 東京も例に出して全く恐縮ですが、このRDB「醤油」スープ1位の<多賀野>@品川を
思い出した・・。この時のレビューで、

 「この上品な和風醤油スープは凄い!だが、大阪では無理・・」 と評した。

正に、それを思い出したのだ・・。(多賀野の方がもう少し醤油が薄くサラリとした上品さを持つが。)

 伝え難いですが、その丁寧さが、「判り易い」味では無いのだ・・。崇高な出汁取りに抱く感覚・・。
いわば「魔力」が無いといいますか・・。私にはそう感ずる。(ノ_-。)
 恐らく、「一般的」な味に落とし込む為、「醤油っぽさ」をカドヤより前面に出した為、
「魚介出汁感」がやや弱まり、魚介のパンチを感じ難く思うのだ・・私には・・。

 しかし・・・、このスープから、「巧さ」を感じ取れる人には抜群な一杯の筈・・・。

 この場所柄、近辺の会社員の「昼飯」としては、「最高」の一杯!と私は取れるのだが・・。
13時・14時、夜は知りませんが、この12時であまりにも寂しい客入りにいらぬ心配をしてしまう・・。
 これも全くの個人的意見ですが、ラーメンを好んで食べる一般的な人・・近所に「化調」の
利いたチェーン店が多々ある上、大体皆さん「大盛りAセット!」「唐揚げセット!」と結構、
沢山食べられる印象を私は持っている・・。この店に置き換えると、「中華そば+ご飯」で¥750−。
これでは「リーズナブルで満腹」な他店に流れるだろうし、冒頭で触れた直ぐ隣の「うどん屋」には、
どんどん人が入って行く・・・。
 
 やはりオープン時に物珍しさでこの店に入り、「あっさり醤油やん・・」との感を抱かれたのでは
なかろうか?・・・・。「ええ味しとんねんけどな・・」と懐疑的コメントを予想する。
逆に、これより、色目の薄い「カドヤの中華そば」の方が逆にそれらしく判り易いかも知れない・・。
全くの推測だが・・。大盛りも出来ない「あっさり醤油」と「ご飯」だけ・・ウケないだろう・・。

 もしも、暫くしても状況が変わらない様であれば、この後の「つけそば」が命運を握ったかも知れない。
もしくは、将来、店主が「作りたい」らしい、<天神旗>仕込みの「豚骨」の追加か・・。
因みに私がこの近辺の事務所で内勤なら、週2回は通う筈・・(毎日400円弁当食ってたりして・・笑)
客入りの心配は「大きなお世話」なので、大変失礼致しました。老婆心ですみません。m(_ _)m

 
 「又来るか?」と問われると、「是非つけそばが出たらそれを・・」となる。
「大盛り中華そば」があれば、「はい、又来ます」と躊躇なく言える素晴らしい「中華そば」だが。

 私の心を揺さぶる「魔力」の少なさを考慮しての点数付けです。(「大盛り」無しはマイナスとせず。)
御馳走様でした・・。噂に違わず間違いなく美味しかったです・・。頑張って下さい!!

投稿(更新) | コメント (3) | このお店へのレビュー: 2件

コメント

あけましておめでとうございます、poly-heteroです。
コメント等ありがとうございました。

>一口食べて「これ、旨い!」では無く、ジンワリ来るあの良さ・・・。
 私には、前半よりも中~後半に掛けてジワジワ良さにが伝わって来た記憶が有ります。

確かにそうですね~。
初めは熱々ですが、中盤以降によりテイストが染み出してくるというか、より我々が感じやすくなる
温度になるのかもしれませんね。

>勝手事ながら、「麺哲」辺りの修行が+されていたら、「最強」?!と考えてしまいます。

自分たちの味と他店のそれとが融合された一杯を麺哲が許容するとは想像し難いですが、もし実現されたら
革新的ですよね。
って、よく考えれば、麺を変更する前の麺道 しゅはり 六甲道本店は麺哲製のものが用いられていたのですから、
「修業」という形式では難しそうだとしても、別のパターンで「イズム」を生かすことは不可能では
ないかもしれませんね。


しかしこの「中華そば」。
私と昼飯専門さんのレビューを読み比べると、やはり開店当初よりも中華そばがブラッシュアップされた
のではないかと感じさせられます。
今後も楽しみな一杯ですよね。

では、これにて~

poly-hetero | 2009年1月2日 15:51

おはようございます、さっさぶたです。

コメントありがとうございます。

>つけ麺が完売とは・・・結構人気なんですね。
こないだ訪問した際にはがらがらだったんで、気になっていたんですが…
人気があるようで少しほっとしております。

さて、ようやくこちらのお店訪問しました。今まで3回ほどフラれておりましたが…

>カウンター後部の待ち椅子が出番無く「寂しく」並んでいます。
こんな時期があったんですね~

>この中華そばはその「丁寧な出汁」から、「どうや!」という過剰なPRが無い・・
まさに的を射た表現だと思います。最初のインパクトはないですが食べ終わってみると、実に旨かった~という感じでした。最近はこういうラーメンが好きになりつつあります。

SBT | 2009年7月20日 12:17

 コメント・投票有難うございます。さっさぶたさん。
>最初のインパクトはないですが食べ終わってみると、実に旨かった~という感じでした。
>最近はこういうラーメンが好きになりつつあります。
~そうですよね!とても判ります。毎日の様にラーメンを頂いていると、
 こういった「のどかな」な味わい等、嬉しくなりますよね。私も最近は「一口食べて旨い」奴は概ね後半飽きてきます。
 しっかりしていても綺麗な出汁がいい店ですよね・・・。

昼飯専門 | 2009年7月21日 09:05