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「味玉醤油蕎麦 ¥880」@神保町黒須の写真平日 薄曇り 13:10 待ちなし 先客5名 後客6名

本日清らからな醤油ラーメンを求めて神田神保町界隈に狙いを定めて物色する。何店舗か候補があったが月曜は休みの店も多くおのずと絞られてくる。皆さんの写真を参考にしながらこちらに決定する。写真からは鷄油が多めの清湯スープで具材には今っぽさがある。盛り付けがキレイなのでラーメンに対する愛情も伝わってきて好印象。期待を胸にこちらへ初訪問。

オフィス街とはいえフリーな印象の神保町なのでピーク時を外したが行列は必至だろう。あと学生街もあるので昼人口はかなりだろうと覚悟する。楽器屋以外に用事のない町を久々に訪れるが三年ぶりになるかな。

大きな交差点から近い路地にひっそりと佇む店を発見。外には人の並びはなく店内から三名の高校生が出てきた。幸運な事にすぐに入店。店内には空席がひとつあり券売機で食券を購入しすんなり着席。下調べしていた金額より少し値上げされてるだろうか。

店内の奥に調理場があるため作業工程は見えないが三人体制で回しているようだ。換気がいいのか香りはしてこない。換気が良すぎるせいで空調も機能しておらず室内はかなり暑い。

食べる前から汗をぬぐいながら待つこと五分で到着。流行りの半円錐型の純白の器に茶褐色のスープは見た目も美しく盛り付けもやはり丁寧で好印象。粒子の大きめな鷄油が液面を覆い熱が逃げるのを防いでいる。

レンゲで鷄油の壁を崩すと瞬時に香りが花咲いた。醤油が乱れ咲く。その香りには芳ばしさが伴い焼きたての醤油煎餅を思わせる。ひとくち飲むとキレッキレの醤油感。敢えて角を残してあるかと思うほど。土台のスープが見え隠れはするが醤油が特出し過ぎて上品とは言いがたい構成のスープ。それでも鷄油が幾分まろやかにしてくれているだろうか。

見るからに全粒粉のストレート細麺は表面の凹凸を含め食感と歯応えも日本蕎麦のよう。カエシの利いた蕎麦つゆとの相性は抜群に良い。多少柔かめを意識されているのか食べ進めていくうちにグルテンが溶け麺と麺が絡み合いスープの中でほぐさないといけないほど。

具材は大判の豚ロース低温焼豚がふたつに折りたたまれてあり加熱への配慮が見て取れる。レアな部分はしっとりを楽しめ、スープで加熱された部分は肉質が楽しめる。味付けも程よい。

他店より短く切られた極太メンマはコリッとした食感を残す仕上げで固めだが短くカットされているのでひとくちで頬張る事ができ噛んでいくうちにほぐれてきて繊維質も残らない。味玉は残念ながら味染みもなく熟成感もない色付きのゆで卵。最近この手の味玉によく遭遇する。

青みは三つ葉が添えられていたが以前の皆さんの写真を見ると刻み白ネギに貝割れ大根だったり穂先メンマや鷄ムネ低温焼豚が乗ってたりするのだが日々進化している証しなのだろうか。ぜひ退化でないことを信じたい。

順調に食べ進んできたが最後の方はスープの層はあるのだが醤油一辺倒の味に少し飽きがしてきた。ここで刻みネギの食感や貝割れの辛味が加わればアクセントを生んでくれるに違いないのに。あと柚子ピールも面白いかも。三つ葉の頭一枚では何の変化も起こらなかったので残念だった。

人間も着る服によって印象だけでなく性格までも変わってしまう事があるようにラーメンも基本のスープと麺も具材によって変わってしまうのだと思った一杯でした。

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