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平日 薄曇り 10:55 先待ち2名 後待ち2名先日に食べた錦糸町の鮮魚系ラーメンの後味の悪さが余韻を残し本調子に戻れない。思い出すとあの薫香が口の中に湧いてくる。そんな気分で新店を探してみるもなかなか見つからない。好物のあっさり清湯醤油系で口内と気持ちを浄化する作戦も考えたが果たしてあっさり系で勝てるのだろうかと不安になる。いっそのこと苦手なガッツリ系で封じ込める事もよぎったが更に苦しみが増す可能性もあるので考え直した。そんな時にふと思いついたのがしっかりした醤油系の存在だ。つまりは鷄そばだ。さっぱりしながらもコクがあり今回の役目としては最適だと思われる。急いでRDBで検索するとこちらがヒットした。写真を見る限りでは浄化作戦のイメージにピッタリだ。さっそく決定して家を出る。最近ようやく中央線と総武線の違いが分かるようになってきた。三鷹駅まではどちらでも行けるようだが渋谷から山手線の乗換が楽な総武線で向かう。三鷹駅の南口を出て駅前の商店街を歩くと〝味の散歩道〟という昭和レトロな入口がある。その階段を降りると何とも言えない雰囲気の数店舗ほどの飲食店街が現れる。そちらの一番手前の店がこちらだ。開店前に着いたがすでに人が並んでおり人気の高さを知る。フロアのエントランスは各店舗の物置きのように使われておりカオスを感じる。定刻になり店内で号令がかかり開店。券売機はなくカウンターの奥より順番に座り口頭での注文スタイル。お代はデポジット方式。当初の作戦は醤油系だったのだがメニューには塩そばがヘッドライナーを飾りオススメともある。悩んだ結果、作戦を変更し塩そばを注文する。店内はツーオペだがほとんどの作業工程を店主が担う。人不足のようで45分の皿洗いでまかないのラーメンが食べられるシステムを導入してるそうだ。ワンオペで大変そうなら手伝ってあげたいものだ。着席後 2ndロットで提供されるまでは10分弱。カウンターの前の高い壁の上に我が杯が到着。シンプルな切立丼に盛られた姿は店名にもある通り鷄コクの名に相応しい顔立ち。白濁したスープをひとくち。まずは煮干しなどの魚介系を感じるがすぐさま鶏白湯の動物系のコクが押し寄せるハイブリッド。カエシは塩と言うよりは白醤油の熟成豊かな旨みが強く出ている。そのスープを安定させる為か非天然由来の旨み成分で底上げされてはいるが想定内。提供時に「濃かったら薄めますので」と声がけがあったが本日は初期値で試してみる。麺はストレート中細麺で生麺の状態では分からないが茹で上がると胚芽のような斑点が浮き上がり、ややウェーブもかかっている。他では見た事のない麺なので興味深い。味はスタンダードに思われ特徴的なところは感じないが当たり前に美味しい。加水は低めでワサワサと噛みごたえがあり濃いめのスープとも相性が良い。具材はやはり鶏肉。ムネ肉が二枚とモモ肉が三枚。低温調理かも知れないが熱々のスープで加熱され完全にひが入っている。味付けもスープに負けない程度に染みていてまずまず。デフォルトでも半個付いている味玉は下茹でで黄身が偏っていたが旨みを上手に引き出してあった。スープや具材からも鶏を熟知している店主さんなのが伝わってきた。薬味はHVの煮干しに合わせてか玉ねぎと白ねぎのアッシェと刻み青ねぎ。紫玉ねぎもチラホラと見える。加熱された白ねぎは甘みを担当し玉ねぎは辛みを受け持つ。色みを一手に担うはずの青ねぎだが存在感は皆無。終盤にかけて味の多さに疲れが出てきてスープは殆ど残してしまったが当初の目的だった昨日の鮮魚系ラーメンの口直しは大成功に終わった。生臭さと薫香は消えて無くなったが新たな旨みの敵が現れた。それでも随分とマシだ。今までは出来るだけ無化調を選んできたが昨日のような天然由来の生臭さと非天然由来の過剰な旨みの二択なら果たしてどちらを選ぶだろうかと悩んでしまう一杯でした。
先日に食べた錦糸町の鮮魚系ラーメンの後味の悪さが余韻を残し本調子に戻れない。思い出すとあの薫香が口の中に湧いてくる。そんな気分で新店を探してみるもなかなか見つからない。好物のあっさり清湯醤油系で口内と気持ちを浄化する作戦も考えたが果たしてあっさり系で勝てるのだろうかと不安になる。いっそのこと苦手なガッツリ系で封じ込める事もよぎったが更に苦しみが増す可能性もあるので考え直した。
そんな時にふと思いついたのがしっかりした醤油系の存在だ。つまりは鷄そばだ。さっぱりしながらもコクがあり今回の役目としては最適だと思われる。急いでRDBで検索するとこちらがヒットした。写真を見る限りでは浄化作戦のイメージにピッタリだ。さっそく決定して家を出る。
最近ようやく中央線と総武線の違いが分かるようになってきた。三鷹駅まではどちらでも行けるようだが渋谷から山手線の乗換が楽な総武線で向かう。
三鷹駅の南口を出て駅前の商店街を歩くと〝味の散歩道〟という昭和レトロな入口がある。その階段を降りると何とも言えない雰囲気の数店舗ほどの飲食店街が現れる。そちらの一番手前の店がこちらだ。
開店前に着いたがすでに人が並んでおり人気の高さを知る。フロアのエントランスは各店舗の物置きのように使われておりカオスを感じる。
定刻になり店内で号令がかかり開店。券売機はなくカウンターの奥より順番に座り口頭での注文スタイル。お代はデポジット方式。当初の作戦は醤油系だったのだがメニューには塩そばがヘッドライナーを飾りオススメともある。悩んだ結果、作戦を変更し塩そばを注文する。
店内はツーオペだがほとんどの作業工程を店主が担う。人不足のようで45分の皿洗いでまかないのラーメンが食べられるシステムを導入してるそうだ。ワンオペで大変そうなら手伝ってあげたいものだ。
着席後 2ndロットで提供されるまでは10分弱。カウンターの前の高い壁の上に我が杯が到着。シンプルな切立丼に盛られた姿は店名にもある通り鷄コクの名に相応しい顔立ち。
白濁したスープをひとくち。まずは煮干しなどの魚介系を感じるがすぐさま鶏白湯の動物系のコクが押し寄せるハイブリッド。カエシは塩と言うよりは白醤油の熟成豊かな旨みが強く出ている。そのスープを安定させる為か非天然由来の旨み成分で底上げされてはいるが想定内。提供時に「濃かったら薄めますので」と声がけがあったが本日は初期値で試してみる。
麺はストレート中細麺で生麺の状態では分からないが茹で上がると胚芽のような斑点が浮き上がり、ややウェーブもかかっている。他では見た事のない麺なので興味深い。味はスタンダードに思われ特徴的なところは感じないが当たり前に美味しい。加水は低めでワサワサと噛みごたえがあり濃いめのスープとも相性が良い。
具材はやはり鶏肉。ムネ肉が二枚とモモ肉が三枚。低温調理かも知れないが熱々のスープで加熱され完全にひが入っている。味付けもスープに負けない程度に染みていてまずまず。
デフォルトでも半個付いている味玉は下茹でで黄身が偏っていたが旨みを上手に引き出してあった。スープや具材からも鶏を熟知している店主さんなのが伝わってきた。
薬味はHVの煮干しに合わせてか玉ねぎと白ねぎのアッシェと刻み青ねぎ。紫玉ねぎもチラホラと見える。加熱された白ねぎは甘みを担当し玉ねぎは辛みを受け持つ。色みを一手に担うはずの青ねぎだが存在感は皆無。
終盤にかけて味の多さに疲れが出てきてスープは殆ど残してしまったが当初の目的だった昨日の鮮魚系ラーメンの口直しは大成功に終わった。生臭さと薫香は消えて無くなったが新たな旨みの敵が現れた。それでも随分とマシだ。
今までは出来るだけ無化調を選んできたが昨日のような天然由来の生臭さと非天然由来の過剰な旨みの二択なら果たしてどちらを選ぶだろうかと悩んでしまう一杯でした。