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祝日 晴天 13:00 先待ち9名 後待ち15名以上これは〝無鉄砲な弾丸ツアーvol 2〟後編です。やはり無謀すぎた今回の企画も開始早々に失敗し〝裏 無鉄砲な弾丸ツアーvol 2〟と名を変え無理やりに押し進め前半戦の長野を終えた。後半戦は当初の目的通りに富山を目指して再び長野駅に向かう。11:37発の【かがやき523号 金沢行き】に乗り込み滞在時間 1時間38分の長野を後にした。長野駅を出発しわずか46分で富山駅に着いた。ここからは富山ライトレールなる最先端のネーミングの乗り物で向かう予定だ。駅員さんに言われるままに乗り場を目指すとその名の通り超近代的な路面電車が登場した。乗り方も分からぬまま前団のおばさま達に続いて乗車。私クラスの中年層では席に座ってはならない程のお年寄りの圧力が押し寄せる車内。空席はあるが立ったままで最寄駅に降り立った。三又又三にも似た越中中島という駅からは歩いて数分とあるので国道沿いをまっすぐに向かう。すると味のあるこちらの店を見つけた。店先に並んでいる人はないが、入口のドアを開けると店内待ちの行列が人だかりとなっている。扉を閉めてひとまずは外待ちの先頭で列を作る。祝日の13時ならば仕方ない状況かと。すぐに中待ちに昇格し地元の人のレクチャーを受けて先に券売機で食券を購入。当店人気No. 1とある濃厚らーめんも気になったが前食の鶏白湯の塩気が残る身体には堪えそうなので店主おすすめとある淡麗系のお題を発券した。せっかくなので味玉をトッピング。中待ち昇格後20分でカウンターにグレードアップし店内を眺める。壁に貼られた「混雑時はなるべく詰めてお座りいただきますようご協力お願い致します」が全てを示すように配席を無理強いしない、お客様第一主義が伝わってくる。それに応えるように客層は地元の方が圧倒的に多く年配層もいらっしゃり期待が持てる。何よりも驚くのは都内では聞くことが少なくなった麺をすする音が高らかに店内に響き渡っている事だ。最近の若者たちは麺をすすれないと聞くが本当なのかと疑ってしまう。店内は壁沿いにもカウンターが設置された広い客席を二人体制で切り盛りされていが来客数からすると片付けが追いつかないのも分かる。大変だろうなと思いながらも何の手伝いも出来ないままに待っていると12分程かかって我が杯が到着した。塗りのお膳の上に置かれた粉引の玉淵丼の中の姿は秋の装いを感じさせるブラウンのグラデーションが美しくもシンプルなコーディネート。この秋一番のトレンドを取り入れたファッショナブルでセンセーショナルな姿。とは真逆の素朴で気取らない表情を見せてくれる。まずは軽く濁った香染色のスープをひとくち。ふわっと煮干しが広がりを見せるが直ぐに骨格の太い鷄ベースの出汁が追いかけてくる。互いに競い合うというよりは二人三脚のように息を合わせてやって来る。やや強めの醤油ダレは雪国の地域性だろうか私には幾分しょっぱく感じた。自家製のストレート中細麺は全粒粉だろうか胚芽色を残し豊かな風味が弾け飛ぶ。コシを残した茹で加減が麺を噛みしめる楽しさを引き出し喉の奥へと滑り込む麺肌のしなやかな美しさも持ち合わせた才色兼備な良麺である。具材は分厚い豚バラ焼豚が力強く存在を誇示している。よくありがちなトロトロの脂身にこだわり過ぎて赤身の本意をを無視するような焼豚が多い世の中でこの焼豚だけは違っていた。素材の豚バラ肉を選別する時点から赤身優先の目利きで脂身の少ない部位を選んでいる。味付けも赤身を中心に考えられた下味で赤身を噛むと旨味が溢れ出す。脂身は本来の甘みを出すだけで十分に良さを発揮している。圧力鍋などを使わずに時間をかけて仕込む事でしか生まれない食感は真似の出来ない仕事だ。追加した味玉は半熟の加減はベストだが熟成の面では好みとかけ離れて残念。あと一日経過した味玉を食べてみたい。メンマは一般的な容姿だが微かな辛味がアクセントとなり単品でも麺と共に食べても心地よい歯応えを残してくれる。薬味は煮干し系と言えばコレと言ってもいい玉ねぎのアッシェだが不揃いの切り口が素朴な印象を与えているのかも。スープを飲む時に口に当たる不均一感も不揃いな玉ねぎのせいかと。海苔は香りは高くなかったがスープには溶けずに口の中では溶けるという質の良さを感じた。前食のような不自然な旨味は全く感じず、塩気が強くても自然な旨味もあるので気が付けば完食完飲していた。これをもって今回の〝無鉄砲な弾丸ツアー vol 2〟改め〝裏 無鉄砲な弾丸ツアー vol 2〟も大失敗ながらもゴリ押しで終わりを迎えようとしている。本来の目的を果たせず悔しい思いで店をあとにしたが納得がいかずに新たなスピンオフ企画の急遽開催を思いついた。その名も〝ラーメンひと筆書き〟である。つまりはこのまま復路では東京へ戻らず、明日までにいくつの都道府県を周ってラーメンを食べて東京に帰られるかという暇人にしか成し得ないバカげた企画だ。早朝に東京駅を出発し長野駅を経由して富山駅にいる私に残された進む道を金沢駅に決め、三たび北陸新幹線 16:07発 【かがやき 529号 金沢行き】に乗車し金沢を目指す。乗車時間わずか19分の旅はすぐに金沢駅に到着。この金沢市内での人気店を検索すると数軒の候補が挙がり営業時間などを照らし合わせてそちらに向かう。思いつきで来てしまったが週末の人気観光地でホテルの空室があるのか心配になる一杯でした。ここまでの旅のおさらい東京〜長野〜富山移動距離 351km乗車時間 2時間46分
貴殿の過去歴を拝見していたら一鶴に行かれたとのこと。 こちらのお店は5〜6年前に上福岡(住所は川越市)にあったお店で、 大震災頃かな、毎週のように通ってたお店です。好きだったのは油そばやつけ麺でしたが、 最近は煮干もやっているのですね。いつか富山に行こうと思ってた事があります。
懐かしいレビューです。この店の前身が現川越にあったとは知りませんでした。今でも店の雰囲気やラーメンの味は、すぐに思い出されます。思い出のある店でしたら、ぜひ行って欲しいと店でしたよ。
これは〝無鉄砲な弾丸ツアーvol 2〟後編です。
やはり無謀すぎた今回の企画も開始早々に失敗し〝裏 無鉄砲な弾丸ツアーvol 2〟と名を変え無理やりに押し進め前半戦の長野を終えた。後半戦は当初の目的通りに富山を目指して再び長野駅に向かう。11:37発の【かがやき523号 金沢行き】に乗り込み滞在時間 1時間38分の長野を後にした。
長野駅を出発しわずか46分で富山駅に着いた。ここからは富山ライトレールなる最先端のネーミングの乗り物で向かう予定だ。駅員さんに言われるままに乗り場を目指すとその名の通り超近代的な路面電車が登場した。乗り方も分からぬまま前団のおばさま達に続いて乗車。私クラスの中年層では席に座ってはならない程のお年寄りの圧力が押し寄せる車内。空席はあるが立ったままで最寄駅に降り立った。三又又三にも似た越中中島という駅からは歩いて数分とあるので国道沿いをまっすぐに向かう。すると味のあるこちらの店を見つけた。店先に並んでいる人はないが、入口のドアを開けると店内待ちの行列が人だかりとなっている。扉を閉めてひとまずは外待ちの先頭で列を作る。祝日の13時ならば仕方ない状況かと。
すぐに中待ちに昇格し地元の人のレクチャーを受けて先に券売機で食券を購入。当店人気No. 1とある濃厚らーめんも気になったが前食の鶏白湯の塩気が残る身体には堪えそうなので店主おすすめとある淡麗系のお題を発券した。せっかくなので味玉をトッピング。
中待ち昇格後20分でカウンターにグレードアップし店内を眺める。壁に貼られた「混雑時はなるべく詰めてお座りいただきますようご協力お願い致します」が全てを示すように配席を無理強いしない、お客様第一主義が伝わってくる。それに応えるように客層は地元の方が圧倒的に多く年配層もいらっしゃり期待が持てる。何よりも驚くのは都内では聞くことが少なくなった麺をすする音が高らかに店内に響き渡っている事だ。最近の若者たちは麺をすすれないと聞くが本当なのかと疑ってしまう。
店内は壁沿いにもカウンターが設置された広い客席を二人体制で切り盛りされていが来客数からすると片付けが追いつかないのも分かる。大変だろうなと思いながらも何の手伝いも出来ないままに待っていると12分程かかって我が杯が到着した。
塗りのお膳の上に置かれた粉引の玉淵丼の中の姿は秋の装いを感じさせるブラウンのグラデーションが美しくもシンプルなコーディネート。この秋一番のトレンドを取り入れたファッショナブルでセンセーショナルな姿。とは真逆の素朴で気取らない表情を見せてくれる。
まずは軽く濁った香染色のスープをひとくち。ふわっと煮干しが広がりを見せるが直ぐに骨格の太い鷄ベースの出汁が追いかけてくる。互いに競い合うというよりは二人三脚のように息を合わせてやって来る。やや強めの醤油ダレは雪国の地域性だろうか私には幾分しょっぱく感じた。
自家製のストレート中細麺は全粒粉だろうか胚芽色を残し豊かな風味が弾け飛ぶ。コシを残した茹で加減が麺を噛みしめる楽しさを引き出し喉の奥へと滑り込む麺肌のしなやかな美しさも持ち合わせた才色兼備な良麺である。
具材は分厚い豚バラ焼豚が力強く存在を誇示している。よくありがちなトロトロの脂身にこだわり過ぎて赤身の本意をを無視するような焼豚が多い世の中でこの焼豚だけは違っていた。素材の豚バラ肉を選別する時点から赤身優先の目利きで脂身の少ない部位を選んでいる。味付けも赤身を中心に考えられた下味で赤身を噛むと旨味が溢れ出す。脂身は本来の甘みを出すだけで十分に良さを発揮している。圧力鍋などを使わずに時間をかけて仕込む事でしか生まれない食感は真似の出来ない仕事だ。
追加した味玉は半熟の加減はベストだが熟成の面では好みとかけ離れて残念。あと一日経過した味玉を食べてみたい。
メンマは一般的な容姿だが微かな辛味がアクセントとなり単品でも麺と共に食べても心地よい歯応えを残してくれる。
薬味は煮干し系と言えばコレと言ってもいい玉ねぎのアッシェだが不揃いの切り口が素朴な印象を与えているのかも。スープを飲む時に口に当たる不均一感も不揃いな玉ねぎのせいかと。
海苔は香りは高くなかったがスープには溶けずに口の中では溶けるという質の良さを感じた。
前食のような不自然な旨味は全く感じず、塩気が強くても自然な旨味もあるので気が付けば完食完飲していた。
これをもって今回の〝無鉄砲な弾丸ツアー vol 2〟改め〝裏 無鉄砲な弾丸ツアー vol 2〟も大失敗ながらもゴリ押しで終わりを迎えようとしている。本来の目的を果たせず悔しい思いで店をあとにしたが納得がいかずに新たなスピンオフ企画の急遽開催を思いついた。その名も〝ラーメンひと筆書き〟である。つまりはこのまま復路では東京へ戻らず、明日までにいくつの都道府県を周ってラーメンを食べて東京に帰られるかという暇人にしか成し得ないバカげた企画だ。
早朝に東京駅を出発し長野駅を経由して富山駅にいる私に残された進む道を金沢駅に決め、三たび北陸新幹線 16:07発 【かがやき 529号 金沢行き】に乗車し金沢を目指す。乗車時間わずか19分の旅はすぐに金沢駅に到着。この金沢市内での人気店を検索すると数軒の候補が挙がり営業時間などを照らし合わせてそちらに向かう。
思いつきで来てしまったが週末の人気観光地でホテルの空室があるのか心配になる一杯でした。
ここまでの旅のおさらい
東京〜長野〜富山
移動距離 351km
乗車時間 2時間46分