コメント
まだ高崎にいたのですか(笑)仕込みを見られちゃたまらないですね!
底上げや味玉とか、ちょっとした考え方の違いだと思うのですが、うるさい客来ましたね!
伊勢崎の夜ネオン知りたいです!伊勢崎もたくさんのbookmarkがあるので期待してますよ!
虚無 Becky! | 2019年7月9日 13:19ベキさんのおっしゃる通り、うるさい客ですが食事中は静かに食べてますのでw
これがまだしつこく高崎にいたんですよね。伊勢崎ナイトはご期待に応えられるか分かりませんが、怪しさだけは感じてきました。それを思えば川越の夜は明るくて健全でした。
のらのら | 2019年7月9日 16:09こんばんは。
まだ高崎ラーメンが続くとは予想外の展開でしたよ笑
こちらには2度訪問していますが、化学調味料的なグッとくる旨さがあった記憶はないので、ここ2年のうちに魔法の粉を入れるようになったのかもしれませんね。
それより、味玉がヤケドするほど熱くはありませんでしたか?w
伊勢崎だと思い浮かぶのは2店舗くらいだなぁ。
引き続きグンマーの旅の更新をお待ちしています。
不死身のてっちん♂ | 2019年7月9日 20:56てっちんさん、まだウロウロしてましてすんません。味玉は冷たくはなかったですが熱くもなかったです。正直言ってスタッフ同士で世間話をされながらの調理だったので全てがベストとは思えない内容でした。グッとくる旨味ではなかったのですが、奥歯の付け根から溢れるヨダレが止まりませんでした。もう少しだけグンマーwを楽しんでから帰りました。
のらのら | 2019年7月9日 22:37
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〝上州高崎 二泊三日ラーメンめぐり〟
午前中の高崎めぐりの番外編として急遽訪れた渋川市の超人気店での一食目を終えて、先ほど下車した最寄りのバス停までは戻ってきた。すると奇跡的にも、一時間に一本しか走っていないバスが三分後に到着予定と幸運に恵まれた。
運良く間に合った帰りのバスの車内で、今回予定が伸びた高崎めぐりのラストラーメンを見つける為にRDBを開いてみた。前回の初高崎で印象に残っている「中華蕎麦 あお木」への再訪を考えたが今夜は都内で会食の予定があり、どうしても14:01発の新幹線に乗らなければならず駅から離れた同店への再訪は諦めざるを得なかった。
そんな中で見つけたが高崎駅の隣り駅の高崎問屋町駅近くにあるコチラだった。お店情報によると昼の部のみの営業とハードルは高いが本日は営業日という事と、帰りの新幹線にも何とか間に合いそうなので高崎めぐりラストラーメンとしての初訪問を決めた。
そのままバスで高崎駅まで戻りJR上越線に乗り換えると、わずか3分で高崎問屋町駅に着いた。そこからは貝沢口を出て、うら寂しい感じのする通りを進んで行くとスチール製のオブジェのような看板が目に飛び込んできた。時間帯なのか場所柄なのか分からないが、人通りの少ない駅前と同様に店の周りにも人がいない。
店内に入ると先客もわずかだったので券売機にて本日の品定めをする。ボタンが多すぎて一瞬分かりづらそうなボタン設定と思ったが実は簡単で、自分が食べたい肉(チャーシュー)の枚数と味玉の有無とスープを合わせれば自然と押すボタンが決まってくるシステムだ。そこでマイスタンダードの醤油系の表題を発券してカウンターに腰を下ろした。
カウンター越しに店内を見渡すと様々な景色が広がっている。最初に目に入ったのはラーメン店では初めてお目にかかるキッズスペースで、カウンターの背後に設けてあるが利用頻度は少なそうだ。その奥には製麺室も見られ、室内には大和製作所の高級製麺機〝リッチメン〟が鎮座している。そんな店内を本日は三人体制でまわしている。調理場内に目をやるとスタッフさんたちが、昼ピーク過ぎのアイドルタイムを利用して仕込みの最中のようだ。女性スタッフは仕込みを終えた細メンマを丁寧に並びや向きを揃える作業をしていて、盛り付けた時の美しさのために一手間をかけていた。また若い男性スタッフは粉末カンスイを液体に溶く作業を、キッチンスケールを使ってグラム単位で軽量しながら仕込んでいる。液体が黄色く染まっていたのでクチナシ色素も配合されているようだ。あまり見かけることのない仕込みの裏側の細かさに、これから出会うラーメンに期待しながら待っていると着席して3分ほどで我が杯が到着した。
その姿は白磁の鳴門丼の中で実に美しい表情を浮かべている。シンプルではあるが作り手の思いが詰まっていると感じる景色だ。店内の製麺機や細やかな仕込みを見ているだけに、逸る気持ちを抑えられずにレンゲを手にした。
まずは萱草色のスープをひとくち。細やかな粒子の鶏油がエルドラドのように光り輝いているスープにレンゲを落とし込むと、ほとんどレンゲに係る抵抗を感じずにレンゲにスープがすくわれてきた。たったレンゲの中だけの少ないスープからも鶏出汁特有の香りが立ち昇ってくる。レンゲが口元に近づくごとにスープの香りも強くなり、口に含んだ瞬間に旨みが口に広がった。鶏ガラと野菜の旨みと塩ダレの白醤油のキレが相まって、清らかながらも味わい深いスープを作り上げている。そんなせっかくの土台があるのに大量の底上げ要員が加担しているのが非常に残念に思い、スープを惜しみながら麺へと移行する。
その分も期待を上乗せして麺を持ち上げてみると、麺上げまで25秒ほどと短い茹で時間のストレート細麺は自家製麺ならではの個性的な麺肌が見られる。全粒粉配合のフスマが麺肌に浮かび上がり、細麺ながらも切刃のエッジを残した鋭い麺質を感じる。箸先からは加水率の低さを思わせない重みも伝わってくるので、食べ応えが楽しみになってきた。多くの想像をかき立ててくれる麺を一気にすすってみると、凛としたハリのある口当たりが唇を通過すると連動して小麦の香りも引き連れてくる。そんな勢いよく滑り込んできた麺を噛んでみると、東京以西の中でも特に神奈川県の淡麗系に合わせた自家製麺のようなシルクタッチの食感ではない事が幸いした。あの奥歯の咀嚼から逃げようとする歯切れの悪さが苦手なので、この麺のようなダイレクトに咀嚼に応えてくれる麺質が好みなのだ。口当たりから歯応えも喉越しにも優れた自家製麺はとても好印象だった。
具材のチャーシューは豚モモ肉のロースト型でしっかりとした赤身が特徴的だが、随分と肉汁が抜け出してパサついた食感となっていた。切り置きならば仕方ないが切り立てチャーシューを味わってみたいと思ってしまった。
また追加した味玉も浸けダレの味乗りが悪く、ゆでたまごと変わりない仕上がりが好みと違っていた。たまたまの巡り合わせかもしれないが、追加しなくても良かったと思ってしまうような味玉で残念だった。
そんな具材の中でも大活躍を見せてくれたのはメンマだった。丁寧な仕込みを見たからではなく盛り付けにも気を使われている細メンマからは店の皆さんの〝メンマ愛〟があふれ出ていた。見た目も味付けも食感のどれを取っても文句なしの素晴らしいメンマだった。そんなメンマなのに薬味の三つ葉と白ネギの下に隠れてアピールしてこない所も心憎い。
そんなメンマを覆っていた薬味の白ネギも丁寧に水にさらしてあり不必要な辛味を抜いてあった。そんな小さな薬味に対するこだわりにも感心した。彩り役の三つ葉も適度な香りだけを演出すると脇役として全うしていた。
自家製麺の自然なおいしさとスープの不自然な旨味とのアンバランスに戸惑いながらも、麺だけは完食したがスープは飲まずにレンゲを置いた。これにて今回の高崎遠征も終わりを迎えるかと思いきや、今夜の会食がキャンセルとの連絡が来た。これは更に群馬を楽しむチャンスとなったので、知人から怪しすぎると耳にしていた伊勢崎の夜のネオン街を知るために人生初の伊勢崎駅への思いがふくらむ一杯となりました。