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「花壱ラーメン(大盛+煮玉子)」@麺屋 花壱の写真結構、印象が変わりましたので、連投で恐縮ですが、「更新」として。
前回訪問以降、「つけ麺」類の追加等で、何度が伺っていましたが、
以来、未食の「ラーメン」を再度食べたらどうか?・・・と
一人考え再訪致しました。もう、オープン後1年位になると思いますが、
「和食・板前等の経験を持つ大将の和風魚介ラーメン」が売りのこの店。
前訪時、個人的に「まだまだ変わるやろ?」と期待していましたし、
何より、地域柄、大阪では貴重な「並ばなくてもいいWスープ」の
店ですので、贔屓と言うより進化の「願望」が沸いてしまいます。

 最悪タイムの12:10入店。流石にカウンター席は満席です。奥の2名掛けテーブルに着席し、堅調な人気に一安心。
大将と女性の二人(御夫婦がどうかは不明。)、忙しくフル回転中です。
「赤・黒つけ麺」に加え「冷やし系」等、メニューが又、少し増えた印象。
「つけ麺」の麺は多分、以前と変わらない「ラーメンと同じ麺」なので、「花壱ラーメン大盛り、味玉付きで」注文。
650+200+100=¥950はお高い。大盛りのせいですね。コスパ重視派には、¥680のご飯&漬物付きがお勧め。

 ピーク時ながら、待つ事10分程で、到着したその一杯は・・・やはり見るからに以前の印象と趣を異にする。

 何よりも、多量に浮かべられた「生海苔」が印象的。
       そして、魚粉(カツオ粉?)、やや厚くなった巻きチャ、多目のメンマに目が惹かれた・・・・。

 「やっぱり、マイチェンを繰り返してたな・・・、予想通りや・・面白いやん大将、頂きますよ。」


=== 麺 ===<オーソドックスな中細ストレート麺>

 最も、多いタイプに挙げられる「中細ストレート麺」は、エッジの立つ角断面が印象的。加水率はやや低目。
少しの粘度持つスープの絡め上げ良く、残された中心の芯による「プツっ」と良い歯応えは予想通り。
「持ち上げ」から「噛み込み」、「喉越し」迄、特に秀でる事も、落とす事も無い、「定石」通りの麺。

 敢えて言うなれば、以前の印象と変わらず、やはり「伸びやすい」事でしょうか・・・。
「低加水」本来の性質という以上に・・・速いと思う。もしかすると、スープの吸い込みをわざと狙っているのか?
個人的希望としては、この麺に「現代的」な新しい何かを付与すれば、「いい筋」したスープと、
良いチームワークが生まれるのでは?と思わずにはいられない。という程、オーソドックスな麺。


===スープ===<和の心香る出汁は、高等な技術を連想する。>

 店内に装飾している通り、「和風魚介」と言う味がポンと来るスープ。多目に振られた魚粉も手伝い、
香り、味からも確かに「和ですね」となる。その和風味は、「キレ」と言うより、「広がり」が大きく、
何処か「魚介」頼み以上の和を感じる・・・。帰り際に「干し椎茸」がディスプレイ的に置かれているのを目にし、
この「干し椎茸」のウェイトが結構大きいのでは?と私は感じた。他店の魚介感とは何処か一線を引く「和」に。
 この「和風感」がこのスープの大きな特徴となるが、「豚骨、鶏ガラ・モミジ」と思われる動物の出汁類も、
丁寧且つ深く取られている事に気付く。味のベースたるこのしっかりした動物類の基礎に、「和風」を構築した感は、
 

    「動物系の深さ・コクに独特な<和の心>を封じ込めた、独特Wスープ」

 トッピングの生海苔も手伝い一種独特さを醸し出すオリジナリティあるこのスープは、素直に「良い」と思える。

 個人的に気になる点としては、スープ表面の「油膜」が結構厚く、私にはこの香油か何かの油分が多過ぎる故か、
「ベチャベチャ」とした邪魔物に感じた。恐らく、この油分で「ラーメンらしい重さ」を狙っていると思うが、
この精魂込めて作られたであろうWスープの「和の風味」を阻害しているとしか、私には思えなかった。
  
 全般的には、大将の「和職人」の誇りからか、恐らくかなり多数・高等な「和出汁」取りを何処となく感じるが、
「秀でた」味が無く、「渾然一体」と言うより、統一感無く思えた。「ボンヤリ」とも言える。もっとシンプル配合で
魚介もしくは他の何かを「立てる」事を私は希望したい。やや塩分を感じた味付けももう一歩か・・・。

 部分的に希望はある物の、これ程「和風出汁」がしっかりしている店は貴重と思えるし、応援したい。
ただの「あっさり和風」で無い纏めは、きっと「一般受け」も考えての事でしょう。何かで激変しそうな楽しみも有る。


===トッピング類===<其々はオーソドックスながら良い仕事。生海苔が新鮮!>

 以前とは、かなり印象が異なるトッピング類。小さなチャーシューから巻きチャへの変更と、増量メンマに気付き、
そして、ドサっと来る生海苔が「海」の香りを振り撒く。「進化」して良くなった各パーツと、ハッキリ言える。

チャーシュー:最近増えた「肉厚」タイプ。5mmは下らない。柔らかくホドけながら、
    赤身部分にはジューシーさも潜める。オーソドックスながら薄味を噛み込めば「肉味」が染み出す良い一品。

メンマ:「良いです」和の心持つ大将の仕事により、丁寧に煮込み・味付けされた事が直ぐ判る。薄いながら
    シッカリした味は秀逸。狙っているのかどうか不明だが、「やや硬」・「柔らか」等、何種類かの
    硬度バリエーションがあった・・。柔らかい物は、カドヤ食堂 本店の逸品、穂先メンマを想い出す程。

生海苔:スープと共に口内に流し込めば、「チュヌチュヌ」とした食感と「海」が瞬時に連想され、グッドジョブ。
    麺に絡み付けても良し、これのみを食べても良し。個性・独創性を感じる良いトッピングと思う。

OP味玉:上品な薄塩甘味は、ネットリとしたゼリー黄身に迄、沁み込んでやがる!チクショー!旨い。秀逸です。
    比較的早く作れる、外周から中心へ柔らかくなら「中トロリ」とは違う、全身ミッチリ感は時間が掛る筈。

 多目な白葱のシャクシャク食感も良し、魚粉の「ザラツキ粉感」に心配はしたが、風味付け・印象付けとしてOK。
特にこの一品(トッピング)類にこの大将の本来持つ「和」テクニックが以前より存分に発揮され始めた感を抱いた。


===総評===<かつてより良くなった和風醤油・・・あと少しを希望したい>

 全体的には、やはりスープの「和」部分・トッピングの頑張りが印象に残るが、
やはり、麺の「変更」と、後少しのスープが奏でる、もう少し強烈な「和風・魚介感」が私個人の希望となる。
結構シッカリとした動物と油に、やや繊細な「和風」が丸め込まれていると私は感じたから・・・・。
そして、その「出汁取り」「配合」「努力」が何処か「判り易い有難味」に昇華していないと思える部分は非常に残念。
 
    「又、来るか?」・・・・「はい」・・合格です。しかも、以前より改善著しかった。

 この後の「何か」の改善で更に「美味しくなる」伸びしろが見えながら、
且つ、その伸びしろの基本スペックも充分感じ取れる。まだ「和」のテクニックが「結実」していないだけか?
ただ、「和風魚介」「Wスープ」と言う前書きからは、私個人は「皆さん是非」と云える域に「もう少し、あと少し」
と思える故、80点台は控えたい。しかし、「通りすがり」や「ついで」で訪店するには十分でしょう。
ご馳走様でした!。
       
      


 

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