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13:10頃訪問。店外待ち10名に接続し、40分程待ってから入店、着席する事が出来た。店内は狭く、カウター6席のみ。小奇麗にされており居心地は悪くない。店主さんと女性1名による切り盛りで、接客は非常に良好。

本メニューを選択。着席後、さらに結構待ってから漸く配膳された。

スープは、透明感の高い塩清湯。表層に滴状の液体油が浮かぶ。
飲んでみると、しじみの旨みが前面で主張し、完全なる主役となっている。表層のしじみ油の存在により、特に最初は渋みのようなものも感じられる程。食べ進むにつれて他要素と一体化し、旨くなって来る辺りに精緻な設計が感じられる。
しじみが主役という事で、ややもすると「お吸い物」チックになってしまうところだが、鶏等のコクが、アッサリとした味わいの中に十分な味の厚みをもたらしており、「中華蕎麦」のスープとして成立しているのは見事の一言に尽きる。
塩分のトガりは皆無。それでも、しっかりと味を引き締めるだけは効かされており絶妙。
全体として非常に上品な味わいに仕上げられており、本来は個人的嗜好から外れるタイプなのだが、何ら物足りなさを覚えない。結局、ほぼ完飲した。

麺は、低加水率の真っ白いストレート細麺。
食べてみると、茹で加減は丁度良く、適度なコシと歯応えを有している。表面の平滑性と、噛み切る際のネッチリという感じの適度な抵抗感が実に心地良く、啜り心地と咀嚼、喉越しを存分に楽しむ事が出来る。風味旨みもしっかりと感じられる紛れも無い上質の麺だ。スープとの相性も申し分無し。
量は普通位。自分にはこれ一杯で程好い満腹感が得られた。

具として、チャーシューは3種。端部がローストされたロース肉2枚、低温調理によるロース肉2枚、それらに挟まれたバラ肉吊るし焼き1枚。いずれも、良質の肉が柔らかくも肉々しい食感に仕上げられており、丁寧な味付け。極めて美味。
海老雲吞1つも、程好く生姜の効いた味付けで旨い。
味玉は、黄身トロりの仕上がり。味付けが凝っており、実に濃厚な味わいだ。
メンマは、コリコリ食感が心地良い。控えめな味付けで良い箸休め。
中央付近に乗る刻み紫玉葱は、風味、食感の両面で非常に良いアクセント。さらにその上には、芽葱が添えられる。

独特にして上質感溢れる一杯。スープ、麺、具の全てが完成され尽くしている印象を受ける。ただ、しじみがスープの圧倒的な主役となっており、その味わいに対する嗜好の度合いが食べ手の評価を決める事になりそうだ。

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