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「醤油ら〜めん」@麺や 河野の写真2022年3月26日(土)

本日は娘のリクエストに応えてこちらの店を初訪問。

こちらは都内の名店である「七彩」から初めて独立した店主が地元で開業した店との事です。

13時40分に到着すると、昼飯時を過ぎている事から店内には先客が僅か4名のみの状況です。

私は「醤油ら〜めん」、娘は「醤油味玉ら〜めん」の食券を購入し、席に着いて食券を渡すと待つ事11分ほどでラーメンが到着です。

透明な醤油スープには薄ら油膜が張っていて、縮れた太麺の上にはチャーシュー、メンマ、ナルト、海苔、刻みネギが乗っています。

先ずはスープを飲んでみると、醤油や動物系に加えて乾物魚介の風味が三位一体となった極めて重厚な味わいが口の中に広がります。

出汁は鶏や豚の動物系に加えて魚介節や煮干しと思われますが、魚介類の鋭利な風味が動物の旨味で強引に丸められている印象です。

一方、醤油の風味が主張しつつも塩角は見事に抑えられていて、それが動物の旨味と相乗する事で味わいに分厚い層を与えています。

最初はアッサリとした味を想像していたものの、凡ゆる旨味が絶妙に重なる事で驚愕に値するほどのインパクトを生み出しています。

次に麺を食べてみると、多加水寄りの太麺が適度な硬さに茹でられていて、緩やかな弾力と共に極めて濃密な小麦の風味を感じます。

こちらの麺は「七彩」と違って熟成が加えられてはいるものの、グルテン化された小麦のコクや甘味が極めて明確に保たれています。

そして、手揉みで縮れた太麺にはスープが存分に絡み込み、噛み締めると互いの旨味が重なる事で味わいに無限の広がりを与えます。

次にチャーシューを食べてみると、豚腿肉らしき煮豚と低温調理で仕上げた豚肩ロースが何れも適度な厚みにスライスされています。

煮豚には醤油ダレが深めに染みてはいるものの、赤身が若干パサ付き気味である事から肉質の味わいが些か舌に伝わり難い印象です。

一方、低温チャーシューは穏やかでいて複雑な下味を帯びていて、噛み締めるとまるで上質なハムを食べている様な錯覚に陥ります。

また、メンマは細切りにされた上で胡麻油や黒胡椒で炒めらていて、正に「七彩」を忠実に踏襲した仕上がりである様な気がします。

食べ終えた感想ですが、見た目に反してインパクトに満ち溢れた記憶に鮮明に刻み込まれる味わいでした。

特に麺に関して言うならば、修行先である「七彩」をも遥かに凌駕した極めて素晴らしい仕上がりでした。

改めて訪れる機会があれば、次回は出汁を堪能出来そうな「塩ら〜めん」を是非試してみたいと思います。

ご馳走さまでした。

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