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恵比寿店の限定油そばが気になっているのだが、まずは池袋本店でレギュラーの油そばを戴いてみようかと訪問。

濃厚魚介の看板を掲げるだけあって、ここまで魚介が主張してくる油そばは、ちょっと他に例がないように思う。
ラーメン・つけめんでは豚骨魚介が隆盛を極めているというのに、豚骨魚介の味わいをストレートに押し出した
油そばは意外に少数派、存在自体がレアかもしれない。と考えると、この一杯が意義深いものに思えたりもする。

それにしても、花鰹の助けを借りているとは言え、スープのない油そばでラーメンに劣らない魚介のエキス感が
あるのは不思議。以前椿の持帰り油そばを買ってみたら、タレ+魚介ペースト+節粉でベース味を構成していた
けれど、渡なべや瞠の魚介インパクトの陰にも出汁を抽出&高濃度化する何らかの技法的裏づけがある気がする。

ともかく、この魚介風味には「華やか」とか「艶やか」とか表現したくなる明るい香調があって、かなり好み。
この魚介に醤油の香ばしさと動物性脂の旨味が加わったタレの美味しさは最強クラス、熱々の中太麺に絡めると
風味が活性化して更にパワーアップ、文句なしに旨い。タレ+麺の基本味だけでも楽に完食できてしまうだろう。
因みに麺はたぶんつけ麺と同じ平打。タレの強さに押されながらも、そこそこモッチリした存在感を示していた。

具は、チャーシュー、メンマ、味玉1個、海苔1枚、薬味系で刻み玉葱&葱、花鰹、(揚げ葱?記憶にない)。
チャーシューは細長くカットされ、メンマも渡なべ仕様の極太を食べ易く1/2~1/3幅にカットしたもので、最初
に混ぜ混ぜしてから食べたからか、味わい的にも食感的にも個性の強いタレ+麺と同化して存在感は薄かった。
味玉も渡なべ仕様の黄身がゼリー化したもの、ネットリと味が染みて美味しいが、タレのネットリ感と喧嘩ぎみ。
薬味系はどれも準主役級の働きをしており、このメニューをジャンクというより‘完成度の高い料理’の次元に
押し上げていた。

87点。魚介がピンと効いた基本味を、計算された薬味使いで引き立てて飽きさせない、完成度の高い油そば。
ラー油・酢等による味の変化はあまり楽しめないが、その必要を感じないくらい、デフォルトが美味しかった。
今どき味玉付き800円なら(他の渡なべ系メニューほどには)CPも悪くない。

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