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「エビワンタンメン」@たんたん亭の写真2023年11月3日(金・祝日)

一昨日は不意に思い立って約3年7ヶ月振りにこちらの店を訪問です。

こちらは今年で創業46年目を迎える「たんたん亭」系譜の総本山です。

特に弟子に当たる「かづ屋」と「八雲」から独立した数多の孫弟子等はこちらの流れを汲むワンタン麺を提供しています。

16時40分に到着すると、店内では丁度1席のみが空いている状況です。

着席して「エビワンタンメン」を注文すると、待つ事9分ほどで待望のラーメンが到着です。

透明な醤油スープには刻みネギが浮いていて、整然と揃えられた細麺の上にはチャーシュー、ワンタン、メンマ、海苔が乗っています。

先ずはスープを飲んでみると、適度でいて角の無い醤油の風味や塩味と共に、膨よかでいて厚みに満ちた出汁の旨味が口の中に広がります。

出汁は恐らく豚や鶏の動物系に乾物魚介や昆布と思われますが、凡ゆる旨味が混然と調和しつつも乾物魚介の輪郭が鮮明に保たれています。

一方、タレは顕著な細工を伴う事なく醤油の素直な風味を与えていて、尚且つ出汁感を遮る事なく味わいを巧みに底上げしている印象です。

尚、慎重に味わうと椎茸を想起させる微かな気配を感じるものの、自信を持って言い切れるほど明確に判別する事は結局出来ず終いでした。

総じて言うと、動物の厚みと魚介のキレが見事に両立されていて、半世紀近く経つ老舗の一杯とは俄かに信じ難い見事なまでの完成度です(汗)

次に麺を食べてみると、低加水寄りの細麺が硬めに茹でられていて、噛み締めると粘りを帯びた歯触りと共に鮮明な小麦の風味を感じます。

そして、粗めな肌にはスープが潤沢に絡み込み、小麦の甘味に出汁の旨味や醤油の塩味が重なる事で味わいに一段と広がりが増す印象です。

次にチャーシューを食べてみると、端が赤味掛かった豚肩ロースの焼豚が若干厚めに切られています。

幾分固めに仕上げられた肉質には甘めな醤油ダレが染みていて、噛み締めると凝縮された赤身の旨味や脂身の甘味が舌に存分に伝わります。

次にワンタンを食べてみると、粗めに叩かれた剥き海老の餡が若干厚めな皮で緻密に包み込まれています。

餡は塩主体でシンプル且つ軽めに味付けされていて、噛み締めると剥き身の弾力を感じると共に海老の淡白な旨味が舌に素直に伝わります。

食べ終えた感想ですが、一大系譜のルーツでありながらも数多な弟子や孫弟子達を尚圧倒するレジェンドの称号に相応しい一杯でした。

今後も「たんたん亭」系譜を巡るに当たり、源流となる味わいを舌に刻み込むべく定期的にこちらを訪れたいと思います。

ご馳走さまでした。

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