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「味噌拉麺」@拉麺酒房 熊人の写真2023年11月25日(土)

昨夜は3軒目に上田では名店として名高いこちらの店を初訪問。

開店直前に到着すると、待ち客は意外にも僅か1名のみの状況です。

開店と共に店内に案内され、着席して「味噌拉麺」を注文すると10分ほどでラーメンが到着です。

濁った味噌スープには胡麻が浮いていて、幅広な平打ち麺の上にはチャーシュー、メンマ、豆モヤシ、挽肉、細切りの生姜が乗っています。

先ずはスープを飲んでみると、軽やかでいて甘味を帯びた味噌の風味や塩味と共に、繊細でいてクリアな出汁の旨味が口の中に広がります。

出汁は鶏主体の動物系に魚介節と思われますが、何れも微塵の雑味すら伴う事なく素材の純粋な旨味だけが巧みに抽出されている印象です。

また、味噌ダレはスパイス感を一切与える事なく、尚且つ味噌麹から来ると思しき自然な甘味が少なからず味わいを占めてる様に感じます。

尚、粒状の白胡麻は少しばかり浮いているだけの様に見えますが、スープを飲むと胡麻の香ばしい風味が想像以上に鼻を鋭く突き抜けます。

一方、スープからは仄かな酸味を感じるものの、魚介節と発酵された味噌の何方に由来するかは慎重に味わっても尚些か判断に迷う所です。

次に麺を食べてみると、多加水寄りの平打ち麺が適度な硬さに茹でられていて、極めて官能的な食感と共に瑞々しい小麦の風味を感じます。

そして、平打ち麺にはスープと共に胡麻や細かな挽肉が絡み込み、それらが小麦の甘味と重なる事で味わいに飛躍的な広がりが生まれます。

次にチャーシューを食べてみると、小振りな豚腿肉が厚めに切られてはいるものの、煮豚や焼豚とは一風異なるかなり独特な仕上がりです。

色味から判断する限りでは吊るし焼きに近い気がするものの、私個人的には何方かと言うと幾分ハムに似た仕上がりである様な気がします。

赤身は若干ながらパサ付き気味ではあるものの、塩主体で簡素に味付けされている事から肉質の素朴な旨味が舌に至って素直に伝わります。

食べ終えた感想ですが、小細工が施される事なくシンプルに仕上げられた上品でいて洗練極まる一杯でした。

ただ、淡めな味噌の風味で出汁感が巧みに映し出されている反面、味噌に求められがちなパンチには些か欠けている感が否めませんでした。

改めて訪れる機会があれば、次回は出汁感が一段と楽しめそうな「醤油拉麺」を是非試してみたいと思います。

ご馳走さまでした。

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