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2023年12月11日(日)この日は1軒目を出てから中野まで移動してこちらの店を初訪問。こちらは「八咫烏」と弟子が営む「鶯屋」がタッグを組んで今年3月にオープンしたチャーシューが看板メニューの町中華です。14時16分に到着すると、店内の席は全てが埋まっている状況です。外で待つ事10分ほどで店内に案内され、指定された席に着いて「ランチメニューF(かけラーメン+叉焼2種)+メンマ」を注文しました。そして、ラーメンのスープは「塩」、チャーシューは「バラ」と「肩ロース」を選ぶと、席で待つ事19分ほどでセットメニューが到着です。琥珀酸を帯びたスープには分厚い油膜が浮いていて、緩やかに縮れた太平打ち麺の上には薄切りの紫玉ネギと共に刻みネギが乗っています。そして、別皿には2種のチャーシューと共にメンマが盛り付けられています。先ずはスープを飲んでみると、軽やかでいて甘味が施されたタレの塩味と共に、クリアでいてキレを帯びた出汁の旨味が口の中に広がります。出汁は恐らく乾物魚介に昆布と思われますが、昆布が味わいの主体を占める背後で魚介節や煮干しの輪郭が鮮明に映し出されている印象です。また、スープに浮いた油分はクセが希薄な植物油がベースである様な気がします。一方、甘味の正体は糖質が高めな発酵調味料と思われるものの、とは言え味醂や日本酒とは極めて異質でいて形容し難い風味を帯びています。他のレビューを見ると紹興酒との記載が随所に見られますが、私個人的には寧ろワイン等の果実酒に比較的似ている様なイメージを受けます。次に麺を食べてみると、多加水寄りの太麺が適度な硬さに茹でられていて、吸い付く様な食感と共にグルテン化された小麦の甘味を感じます。ただ、優しめなスープに対し麺が太過ぎる事から、スープや油分が過不足なく絡む割には味わいに些か膨らみが生まれ難い印象が否めません。次にチャーシューを食べてみると、豚バラ肉と豚肩ロースの焼豚が何れも適度な厚みに切られています。肉質なパサ付く事なく靱やかな弾力を保っていて、尚且つ味付けが控えめである事から赤身の旨味や脂身の甘味が舌に鮮明に映し出されます。尚、焼豚である割には燻煙を浴びた形跡が皆無である事から、恐らく吊るし釜ではなくオーブンで焼き上げられた焼豚である様な気がします。また、町中華チックな店構えである事から味付けも中華風かと思いきや、中華スパイス類が使われた形跡は限りなく希薄である様に感じます。食べ終えた感想ですが、何れのメニューも素材の持ち味をストレートに映し出すべくシンプル且つスッキリと纏め上げられている印象でした。とは言え、一般的な町中華メニューに期待されがちな荒削り感から醸し出されるフックには些か欠けている印象がどうにも否めませんでした。一方、両脇の客達が食べていた「担々麺」や「鉄板焼きそば」は見るからに美味しそうでした(涎)改めて訪れる機会があれば、次回は看板メニュー以外にも果敢に挑戦してみたいと思います。ご馳走さまでした。
この日は1軒目を出てから中野まで移動してこちらの店を初訪問。
こちらは「八咫烏」と弟子が営む「鶯屋」がタッグを組んで今年3月にオープンしたチャーシューが看板メニューの町中華です。
14時16分に到着すると、店内の席は全てが埋まっている状況です。
外で待つ事10分ほどで店内に案内され、指定された席に着いて「ランチメニューF(かけラーメン+叉焼2種)+メンマ」を注文しました。
そして、ラーメンのスープは「塩」、チャーシューは「バラ」と「肩ロース」を選ぶと、席で待つ事19分ほどでセットメニューが到着です。
琥珀酸を帯びたスープには分厚い油膜が浮いていて、緩やかに縮れた太平打ち麺の上には薄切りの紫玉ネギと共に刻みネギが乗っています。
そして、別皿には2種のチャーシューと共にメンマが盛り付けられています。
先ずはスープを飲んでみると、軽やかでいて甘味が施されたタレの塩味と共に、クリアでいてキレを帯びた出汁の旨味が口の中に広がります。
出汁は恐らく乾物魚介に昆布と思われますが、昆布が味わいの主体を占める背後で魚介節や煮干しの輪郭が鮮明に映し出されている印象です。
また、スープに浮いた油分はクセが希薄な植物油がベースである様な気がします。
一方、甘味の正体は糖質が高めな発酵調味料と思われるものの、とは言え味醂や日本酒とは極めて異質でいて形容し難い風味を帯びています。
他のレビューを見ると紹興酒との記載が随所に見られますが、私個人的には寧ろワイン等の果実酒に比較的似ている様なイメージを受けます。
次に麺を食べてみると、多加水寄りの太麺が適度な硬さに茹でられていて、吸い付く様な食感と共にグルテン化された小麦の甘味を感じます。
ただ、優しめなスープに対し麺が太過ぎる事から、スープや油分が過不足なく絡む割には味わいに些か膨らみが生まれ難い印象が否めません。
次にチャーシューを食べてみると、豚バラ肉と豚肩ロースの焼豚が何れも適度な厚みに切られています。
肉質なパサ付く事なく靱やかな弾力を保っていて、尚且つ味付けが控えめである事から赤身の旨味や脂身の甘味が舌に鮮明に映し出されます。
尚、焼豚である割には燻煙を浴びた形跡が皆無である事から、恐らく吊るし釜ではなくオーブンで焼き上げられた焼豚である様な気がします。
また、町中華チックな店構えである事から味付けも中華風かと思いきや、中華スパイス類が使われた形跡は限りなく希薄である様に感じます。
食べ終えた感想ですが、何れのメニューも素材の持ち味をストレートに映し出すべくシンプル且つスッキリと纏め上げられている印象でした。
とは言え、一般的な町中華メニューに期待されがちな荒削り感から醸し出されるフックには些か欠けている印象がどうにも否めませんでした。
一方、両脇の客達が食べていた「担々麺」や「鉄板焼きそば」は見るからに美味しそうでした(涎)
改めて訪れる機会があれば、次回は看板メニュー以外にも果敢に挑戦してみたいと思います。
ご馳走さまでした。