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「味噌ラーメン」@麺屋 梅ノ木の写真山奥ではありますが「道の駅小菅」に程近く、週末を中心に相応の交通量がある好立地に所在。村を挙げて観光や移住に力を入れている地域であり、当店にもそんなエネルギーの流れを感じます!

店内は山の中のお店とは思えない清潔で品のある設えです。券売機で食券を買うとオーダーが自動で厨房に伝達される仕組みで、着席すると既に金色のお盆の上に箸置きにセットされた箸(一膳毎に帯封がされています)、木製のレンゲ、厚手のハイクラスな紙おしぼり、お冷が整然と準備されています。お冷のコップもワイングラスとしても使えそうな洒落たデザインで、お冷のおかわりを入れたポットは「THERMOS製」と万事徹底されています。

ともあれ暫しで着丼。まずはスープを一口。前面にくるのは味噌のコクと風味ですね!イメージ的には八丁味噌のようなエッヂの効いたコクを、麹味噌の甘味で円やかに纏めたかのようなブレンドです。複雑で深みのある味噌ダレの味わいには店主さんの深い研究心が垣間見える気がします。
一方、主張こそ控えめなものの出汁もしっかりしています。スープのとろみ具合や、味噌のコクをしっかり引き出すアレンジからベジポタベースのスープに魚粉を含めた魚介出汁をブレンドしているような印象です。奥のある美味しいスープですね!

麺は中太やや縮れ、加水高めのツルモチ系。メジャーな製麺所は営業エリア外でしょうから恐らく自家製麺と思われます。ツルツルと啜り心地が良く、腰のしっかりした食感と相まって濃厚なスープにキッチリ拮抗しています。

具材は各々特筆すべき点がありますね!
肉厚のロースチャーは脂身少なめのミシ系ながら肉の旨味がしっかり凝縮されています。スープを邪魔しない味付けと炙りの香ばしさが絶妙です。デフォで2枚入りなのもいいですね!
メンマは枕木タイプで味は普通なのですが、何と言ってもそのシャク感が半端ありません!なかなか珍しいタイプの食感であり強い拘りを感じます。
更にネギにも一手間入っています。一本をホイル焼きにしているのか焦げ目の入った香ばしい部位と、遠赤で焼かれたようなとろみと甘味が増した部位が混在しており秀逸です。薬味としてキッチリ味噌の旨味を引き上げています。

総体としては、味噌ラーメンとしてかなり完成度の高い一杯と言えます。価格が若干高めですが、観光地価格と思えば納得の範囲内でしょうか。
当店の真髄は何と言っても「こんな山奥でこんな本格的なラーメンが!」的なギャップです。味に自信があるからこその敢えての山奥出店なのでしょうし、価格の高さは寧ろその演出に寄与しています。高級路線の演出の仕方にはやや過剰感もありますが、やはり「ギャップ」という面では有効に機能していると言えるでしょう。
平日の開店そこそこでの訪問でしたが、前客2名、後客6名と街中の下手な店より繁盛していますし、地方創生の起爆剤としてこれからも小菅村の繁栄に是非貢献していって欲しいですね!

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