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「中華そば(大盛)」@マルタマの写真朝からハイボール500缶を空けて、大曲駅に降り立った我ら麺遊草子ご一行様
 私たちはというと、湯沢行に乗ります。
 いつもの見慣れた面白みのないロングシート車が入ってきました。
 実はね、今回の旅行の目的の一つに、「十文字ラーメン」初体験ってのも企画してあったんです。
 わざわざ奥羽本線の各駅停車へ乗り換えて、十文字駅を目指す。
 ここ、「釣りキチ三平」で有名な漫画家「矢口高雄」氏の生まれ故郷なんですって。
 釣りキチ三平には、幼き頃、憧れたよなぁ。釣りも大好きだったし、社会人になってからも、全巻揃えた…。
 でも、十文字のラーメンネタは無かったような…。
 十文字ラーメン…定義的には、「あっさりとした醤油味で煮干や鰹節などを出汁に使用した和風のスープとかんすいを全く用いず独特の食感をもつ細い縮れ麺が特徴。また、具材はチャーシュー、ねぎ、メンマのほかに店にもよるが麸と蒲鉾が入るのも特徴」とのこと。
 その中でも、ラデブ(ラーメンデータベース)で横手市№2のこの店へ。
 一応、十文字ラーメンの元祖を名乗ってます。
 この店が昭和十年ごろ考案したという「十文字ラーメン」、正確には「十文字中華そば」であるが、なんでも重労働が多かった時代のおやつ代わりに食べられていた…らしい。
 そして、この十文字ラーメンの大きな特徴は「ノー灌水」。
 つまり、通常、中華麺に必ず用いられる灌水を使っていないのだ。
 「灌水」。中華麺の製造工程で使わる塩水溶液。
 小麦粉に加えることによって、グルテンに作用し、弾力性が増ししっかりと歯ごたえのある麺になる。
 中華麺特有の風味や色合い、食べたときの感触は、かんすいを加えることで生まれるんだけど、これを使わない麺。ちょっと興味がでるじゃあ、ございませんか(^^♪

麺は、潅水(かんすい)未使用の麺。
 強縮れでやや加水率は低そうな細麺です。
 灰色かかった色、コシ、食感、すべて独特です。
 パツンとまでは行かないまでも、サクって感じのへぇ~と感心してしまう食感。
 でも、湯だれ耐性は低そう。どこか日本そばに相通じるものがありますねぇ。

 スープは、色合いからして醤油清湯な淡い色をしていますね~。
 飲み口は優しくて滑らか。
 出汁の風味が鼻先を抜けていきます。
 割と煮干や鰹など乾物系の魚介が中心になっているようで、色と同じくクセのない透明感のある味わいが個性的です。
 ラーメンの美味しさを引き出す獣系の油も出さず、「澄まし汁」とか「お吸い物」に近い感じです。

 具は、チャーシュー、メンマ、かまぼこ、海苔、ねぎです。
 レトロ感漂う陣容の具です。チャースは脂身のないパサついた昔ながらのもも肉。
 これはこれでむかしチャースとして味わい深いものがあります。
 なかなか見かけない&久しぶりの噛み応えです。
 マンメは柔らか目で程よい味付けかな。

 秋田十文字地区で、しっかりと根付いた地ラーメン。
 他のラーメンとは一線を画す味わいです。
 私酔待童子的には、悪くありません。
 ラメーンの美味しさを左右する灌水を使わない麺、最小限の脂っ気と独自の進化を遂げた感が、一口啜るごとに感じられる稀有なラメーンでした。

 食べ終わったら、往復20分ほどの道を駅まで戻り、大曲まで戻ります。
 まだまだ時間があるんで、何度か行った場所ではありますが、角館の武家屋敷で時間を潰しましょうかねぇ。
 う~ん、雲行きが悪いっす。おいら麺遊草子は日本晴草子なのに。

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