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コメント
どもです
澤乃井楽しまれましたね。
日本酒好きなんですね。
私は焼酎派です。
ラーするガッチャマン(通院中) | 2025年12月29日 07:47こんにちは。
文章からは穏やかな師走を感じますが、いかがでしょうかね。
来年になったら再訪しまっせ!
やっぱりネコが好き | 2025年12月29日 10:00おはようございます!
はい、ラーメンにはビールより日本酒派です。
そして澤乃井さん美味しいですよね♪
雨垂 伊砂 | 2025年12月29日 10:10熱燗キメてからのラーメン、、、上級者しかできない奥義です、、、
僕なんぞビールすらまだあやういのに、、、
丸幸さんだからこそのホッコリ雰囲気も垣間見れます
ラーメンがお高くなっちゃったんだよな…
スージーのなのなQ | 2025年12月29日 15:32
とまそん@ラーメン食べて詠います
とまそん@ラーメン食べて詠います

たこすけ

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とまそんのYouTube: https://youtu.be/BjIiwhX8AGs
武蔵野の師走、青空の下で味わう銘酒と至高の一杯!。年末のこの時期、北口のスイングロード周辺は、冬特有の澄み切った青空に包まれ、冷たくも心地よい風が吹き抜けています 。街路樹を彩る装飾も、夜の輝きを待つ静かな佇まいで、昼下がりの明るい日差しを浴びて輝いています 。一年の終わりを目前に控えたこの日、私は年末の慌ただしさを一時忘れさせてくれるような場所を求めて、駅からほど近い「専門店の味 丸幸」へと向かいました 。
ビルの1階に位置するその店構えは、青空の下でも変わらぬ質実剛健な風格を漂わせています 。ガラス扉越しに差し込む陽光と、店内のテレビから流れる昼の番組の音。そこには、都市の喧騒を忘れさせるような、穏やかでどこか懐かしい時間が流れています 。ここは、多忙な日々を過ごしてきた自分を明るい日差しの中で労う「オヤジの楽園」であり、独りでゆったりと過ごすことが最大の贅沢となる、稀有な空間なのです 。入店すると、そこには温かな蒸気と出汁の香りが充満していました。カウンターに腰を下ろし、冬の午後の贅沢として、この店ならではの「熱燗」から始まる至福の物語を紡ぐことに決めました。
<清酒澤乃井/熱燗> 奥多摩の銘醸「澤乃井」熱燗二本!凍てついた身体を内側から解きほぐす分厚い旨味!
丸幸における宴の幕開けを飾るのは、東京・奥多摩の銘醸「澤乃井」です 6。特に年末の冷え込む空気の中では、明るい昼間から「熱燗」を選択することこそが、この店における至高の贅沢と言えるでしょう 。注文したのは「澤乃井 大辛口」。二本の徳利が運ばれてくる頃には、窓から差し込む冬の日差しが猪口を明るく照らし出し、心地よい高揚感に包まれます。
この酒は、日本酒度+10というスペックが示す通り、きっちりと締まった本格的な辛口ですが、熱燗にすることでその表情は一変します 。徳利から注がれる無色の液体からは芳醇な米の香りが立ち上り、一口含めば、熱燗ならではの「ずしりと分厚い甘さ」が舌の上で優雅に広がります 。しかし、その甘味は一瞬の幻。直後に訪れる鋭いキレが、喉の奥へと滑らかに酒を運び去り、後口を驚くほどスッキリとさせてくれます 。
指先から伝わる徳利の熱と、外の明るい風景とのコントラスト。それらが一体となって、一年の蓄積した疲労を内側からじわじわと溶かしていくようです。まさに、冬の武蔵野の昼下がりに味わう「心の休息液」と呼ぶに相応しい一杯です。
<メンマ皿> 主役を待つ間の最高の伴奏者!出汁が深く染み込んだ柔らかい繊維質!昼飲みの心を掴む!
熱燗の相棒として、これ以上の存在はないと断言できるのが「メンマ皿」です。丸幸では、酒類を注文するとサービスで小皿のメンマが付いてきますが、あえて単品としてこの一皿を注文することに、真の悦びがあります 。
運ばれてきたメンマ皿は、その深い醤油色から一見すると塩味が強そうに見えますが、実際に口に運ぶとその印象は鮮やかに裏切られます。醤油の香ばしさはしっかりと感じさせつつ、その正体は出汁の旨味が凝縮された「円やかさ」そのもの 。食感は、繊維質がはっきりしていながらも驚くほど柔らかく、噛みしめるたびに「フニャッ」とした優しさと、微かな「コリッ」としたリズムが同居しています 。
このメンマを一口齧り、追いかけるように熱燗を流し込む。すると、メンマに含まれる出汁の甘味が酒の辛さを引き立て、逆に酒のキレがメンマの風味をリセットするという、完璧な循環が生まれます 。窓の外を行き交う人々を眺めながら、この絶品メンマと共に傾ける徳利は、至福の時間をもたらしてくれます。
<全体> 琥珀色のスープに刻み玉葱!バラチャーシュー!ノスタルジックな麺顔が和みを与える!
酒と肴で十分に土壌が整った頃、待望の「ラーメン」が供されます。その麺顔は、明るい店内の光を受けて、より一層の気品と安心感を放っています 。
立ち上る湯気の向こう側には、丁寧に油分が層を成した琥珀色の醤油スープが広がっています。中央には八王子ラーメンの象徴である「刻み玉葱」が純白の輝きを放ち、その周囲を、自重で崩れそうなほど大ぶりのバラチャーシューと、スープの熱を吸ってしなだれる海苔が囲んでいます 。
派手な色彩はありませんが、その「ほどほど」のバランスが、見る者に不思議な安堵感を与えます 。それは、長年この地で愛されてきたという揺るぎない自信が、一杯の丼の中に静かに佇んでいるかのようです。熱燗で温まった身体に、この美しい麺顔がこれからどのような刺激を与えてくれるのか、期待感は最高潮に達します。
<出汁> 穏やかな動物感!節系が優しく主張する魚介出汁の融合!刻み玉葱がもたらす天然の甘味!
丸幸のスープを一口啜れば、そこには多層的な旨味の迷宮が広がっています。ベースとなっているのは、骨の髄まで出し切るような荒々しさではなく、肉をじっくりと煮出したような、丸みのある穏やかな動物系出汁です 。豚と鶏の優しい旨味が土台を支え、そこにしっとりと魚介の風味が重なっています。
この魚介感は、煮干しのエグみを感じさせるものではなく、鰹節などの「節系」が持つ芳醇な香りと甘味が主体となっています 。さらに昆布などの乾物が奥行きを加え、全体として「ゴクゴクと飲み干せる」ライトな仕上がりを実現しています 。
ここで重要な役割を果たすのが、中央に盛られた刻み玉葱です。スープの熱で徐々に甘みを増した玉葱は、醤油ダレの塩分を穏やかに中和し、フレッシュな清涼感を加味します 。この玉葱とスープの一体感こそが、丸幸の出汁を単なるノスタルジーに留めない、唯一無二の魅力へと昇華させているのです。
<麺> そば粉入り中華麺!その独特のスパスパと切れる食感とクチリと潰れた後の喉越し!
丸幸のこだわりは、二種類から選べる自家製麺にも色濃く反映されています。今回は、この店の個性を象徴する「そば粉入り中華麺」を選択しました 。
この麺を一気に啜り上げると、その独特のテクスチャーに驚かされます。前歯で千切ると「スパスパ」と小気味よくちぎれていく感覚 。そして奥歯でプレスすれば、短いタップを踏むかのように「クチリ」とあっけなく潰れていきます 。そば粉が含まれているからといって、日本蕎麦のような強い香りがするわけではありませんが、その歯切れの良さと軽やかな喉越しは、明らかに通常の中華麺とは一線を画しています。
熟成を重ねたこの麺は、スープの持ち上げも秀逸です。琥珀色の出汁を纏った麺が、口の中で解ける瞬間に広がる旨味のハーモニー。それは、職人が毎日麺を打ち、管理する手間暇が結実した、ハンドメイドならではの贅沢な体験です 。
<チャーシュー> 自重で崩れる程に柔らかいバラ肉!醤油タレが染み込んだ脂身の甘さスープと一体化!
丸幸のチャーシューは、丹念に仕込まれた「豚バラロール」の独壇場です 。丼の中で存在感を放つその一切れを箸で持ち上げようとすれば、その重みだけで繊維が解けてしまうほどの圧倒的な柔らかさに驚かされます 。
秘伝の醤油タレにじっくりと浸かったバラ肉は、余分な脂が抜け、代わりにスープとタレの旨味が細胞の奥まで浸透しています 。口に含めば、脂身の部分が体温で瞬時に溶け出し、赤身の部分からは肉本来の濃密な旨味が溢れ出します 。
この「蕩ける」食感こそがバラ肉の真骨頂。柔らかくリフトした途端に崩れるため、その破片を麺に絡めて一緒に啜るのが、私にとっての最高のルーティーンです 。肉全体に甘味すら覚える円やかさは、実にクラシカルでありながら、いつまでも飽きることのない普遍的な旨さに満ちています。
<メンマ> 出汁に浸り中で円熟味を増す!出汁を吸い込み麺や玉葱と調和しながら支える脇役美学!
ラーメンの中におけるメンマは、サイドメニューの「メンマ皿」とはまた異なる、調和の役目を果たしています。熱々のスープに浸ることで、メンマはさらにその質感をしなやかに変化させます。スープの動物系・魚介系の出汁を自身の繊維の奥底まで吸い込み、逆に自身の持つタレの旨味をスープへと放出する 。このプロセスを経て、メンマは一杯の構成要素として完璧に馴染んでいきます。
幅広なその形状は、麺と一緒に啜ることで食感のレイヤーを増やし、シャキシャキとした刻み玉葱との対比を楽しむこともできます。一つひとつの具材が孤立せず、お互いの良さを引き立て合う。このバランスこそが、丸幸のメンマが長年愛される理由です 。
<味変化> スタミナと刺激の投入!穏やかな出汁におろしニンニクのパンチ!豆板醤の情熱!興奮を高める!
麺を半分ほど食べ終えたところで、卓上に置かれた調味料という名の「魔法」に手を伸ばします 。丸幸の穏やかなスープは、驚くほど懐が深く、強い刺激を受け入れる準備ができています。まずは「おろしニンニク」。少し水分を含んだこのニンニクを少量溶かすだけで、穏やかだった表情が一変し、スタミナ感溢れるシャープな刺激が呼び覚まされます 。
さらに「豆板醤(ラージャン)」を投入すれば、スープには情熱的な赤みが差し、大陸的な刺激が内臓を心地よく刺激します 。昼時の明るい光の中で、この刺激によって一気に覚醒していく感覚。年末の慌ただしさを乗り切るための活力が、体中を駆け巡るのを感じます。最後の一滴までスープを飲み干したくなる、抗い難い変化がそこにあります。
総じまして・・・「訪れることがこれ程までに心を癒す!明日への活力を与えてくれる!そんな店!」
武蔵境の「丸幸」を訪れることは、単に空腹を満たす行為ではなく、自分の中の「安らぎ」を再確認する儀式に近いと言えます 。12月の年末という特別な時期において、明るい日差しの中で味わうこの一杯は、何物にも代えがたい救いです。冬の昼に熱燗二本!メンマ皿!そして蕩けるバラチャーシューが踊る中華そば。そのすべてが「これでいいんだ」という自己肯定の物語を構成しています 。玉葱の甘味、麺の歯切れ、そして雪のように溶ける肉の旨味。一つひとつを噛みしめるたびに、武蔵境という街の懐の深さと、店主の誠実な仕事ぶりが胸に染み渡ります。澄み渡る青空の下、ここには変わらない「幸」があります。一年の汚れを落とし、新しい年を迎えるための準備は、この琥珀色のスープを飲み干した瞬間に完了するのです。激しくオススメ!。旨し!なので・・・とっとと詠って、いつものように締めたいと思います!。
武蔵野に
澄める青空
幸の味
熱燗沁みて
冬を忘るる
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!