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「中華そば(700円)+豚飯(380円)」@カドヤ食堂 本店の写真昭和、平成のラーメン界に正しいラーメンを伝える伝道師、カドヤ食堂。これ、煮干ラーメンじゃん、ひぇ~。

久しぶりに大阪ラーメンです。もう何を食べてもうんめえうんめえで、ラーメンのローテーションが回ってきません。2009ラーメンWALKER関西を毎晩見て、今度こそのため息。そしてローテが巡って、もうとっくに決めていたカドヤ食堂に行って来ましたよ。このお店、場所は遠いです。今福鶴見駅というのが最寄の駅だそうですが、駅があるのは長堀鶴見緑地線。どうやって行くのかずっとナゾでしたが、いつも乗る四つ橋線に乗っていると四ツ橋駅の手前で長堀鶴見緑地線への乗り換えは次だ、って言っているのを覚えてました。だから乗り換え1回で行けます。

さてこのカドヤ食堂。麺は埼玉の製麺所から取り寄せた極細麺は、食材に白金豚、淡海地鶏という高級素材を惜しげもなく使っているスープと極上のハーモニーを奏でている、とWALKERは伝えてます。店主の橘さん、白金豚の脂の旨みを存分に味わってください、と。これ、絶対行ってみたいでしょ。麺はその後自家製麺になったという情報がありましたが、未確認。お店の中の麺箱には、カドヤ食堂と書いてありましたよ。

仕事が終わってすばやくホテルに帰り、すばやくカメラを片手に出発。乗り換えが、ものすごく距離があって途中動く道路があったりして、これは路線図に書けないよな。乗り換えの駅の名前も違うし。隠れメニューですね。

そんなこんなでお店に到着したのが平日の19時過ぎ。先客で待っているのが3人。およそ15分待ちで店内に誘導され、壁を見て食べるカウンター席に案内されます。

お店、いいですねえ。下町にあるラーメン屋風情。中央にテーブル席1席が置かれ、厨房は入り口から入ると左手に。テーブルは6人がけですが、半分は空席のままにしてます。お昼時なら全部使うのかなあ。カウンターには自分を含めて5人。狭い感じはないですね。昭和です。入り口から、おいちゃん元気かい、って寅さんが帰ってきそうです。

着席してしばらくするとフロア担当兼務のおにいちゃんが注文をとりに来ます。

すみません、それじゃあ、中華そば(700円)と豚飯(380円)でお願いします。

ふだんサイド丼はほとんど食べませんが、このお店、お店の外に中華そばと豚飯もしくはメンマ飯を一緒にどうぞ、とお勧めがかいてあるんです。お店が言うんだから、何かいいことあるんでしょう。そんで頼んで見ました。まわりで食べているいる先客の中にもお店のおすすめにのっている人多いです。つけ麺も多いなあ。

ぼんやり待っていたら、壁にピンナップされていたお店の水へのこだわりに気づきました。

”水も食材です。当店の水が変わりました!! ”

なにやら3種類の天然石をパウダー状に粉砕、塩素や不純物を95%除去できるんですって。セコム水というんだそうです。なるほどねえ。なんて感心していたら、豚丼の登場。

豚は、どうやらチャーシューを細かくして調理して粘度がありそうなトッピングになっています。その上にネギがぱらぱらと。小鉢のふちには和からしがぬってあります。分量的に行列にはちょっと多目かな。

そんじゃあ、いってみますか。箸でひとつかみ。うんぐ。うまい。とっても味が濃くて、これなんだろう。チャーシューの塊を切ったときに出るはんぱの肉を主体に炒め煮込んだ感じです。ちょっとツナ状になっているチャーシューです。結構強めの醤油メインの味付けがしてあり、これはご飯がススム君ですね。からしを付けるともっといい。全部食べちゃうと中華そばに影響が出るなあ、なんて半分なくなったときに思っていたら、ラーメンの登場でした。

オオ、見るからに中華そばですね。チャーシューが2枚とメンマ、のりが中央に1枚、まわりに刻みネギというシンプルなものです。表面には結構な脂が浮いてます。すばやく記念撮影を済ませてどんぶりに鼻を近づけてくんくん。

お~~~い、これ煮干しじゃん。ラーメンサイトを見るとかつては煮干しラーメンのメニューもあったそうですが、現在はもちろんなし。データでは、丸鶏、鶏ガラ、豚背脂、豚足、すね肉と魚介節のWスープだと。これいわしの煮干しですね。なんという恍惚にさせる魔性のにほひ。そのままれんげでスープをすすりますが、熱々でにぼがぼアット立ってきてすっきりコクのある醤油スープ。これ全く予想していませんでした。こっち系だったのですか。これはうれしいサプライズです。スープはラードの膜で熱々がいつまでも続くでしょう。

麺は、極細ではないですね。中細のやや細めくらい。軽い縮れ。茹ではぴったし。厨房での調理がずいぶん手間取っているように見えたのに心配してましたが、杞憂でした。麺が長めでうまい。ずずずずっと幸せを感じながら麺をすすります。にぼの匂いはこっちが臭覚の機能低下で徐々にしぼんでいきますが、その分スープの味のほうが際立ってきて、この麺、絶好調です。

白金豚、うまいですね。調理がうまいんじゃないの、きっと。あとで調べたら白金豚さんは岩手県花巻のご出身で、肉質は決め細やか、脂にあまみがあるとの内申書が出てきました。チャーシューはトッピングで480円。ちょっと躊躇してしまいましたが、オーダーでも正解でしたね。

いやいや、もっとすごいのがありましたわ。穂先メンマ。これは、自分史のなかでは一番でした。もどし加減がどんぴしゃで、噛み応えが際立っていい。味付けもでしゃばらず、ひっこみすぎず、しかし、しっかりとめんまの味わいを主張して。そんでお店が言ってたんだよ。メンマ飯を一緒にどうぞ、って。これ、我孫子にいる(千葉県のですよ)あの方に食べていただきたいですね。トッピングは350円。

この器は昭和40年代から食堂だったそうですが、ラーメンでいこうと舵を切ってラーメン一本にしたのが2001年とのこと。あぶらそばを出したり(白金豚旨みそば)今後も進化必死のお店ですね。播州ご出身の店主の馬力に期待してます。

投稿 | コメント (4) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

どうもです

食べたい!絶対メンマ希望!

でもイイ見た目してますね~ こういうラーメンイイです。
なんかお供にキリンのラガーかサッポロのクラシック、つまみにメンマ
そして締めに熱々のラーメンを啜る・・・ああいいなぁ

UNIA。 | 2009年8月24日 09:28

まいど。

本当に申し訳ないです。
穂先めんま、特急品です。食べたときにものすごい幸せ感に襲われ。
サッポロクラシックは見かけませんが、キリンラガーということで。
しあわせの風は西方から。
でもね、秋葉便り拝見して、ご活躍にうらやましいですよ。すれ違いたい。

行列 | 2009年8月25日 06:10

 突然、初めまして。昼飯専門と申します。
大阪のお店を巡られている様ですね~。こちらのお店で気付き、拝見させて頂きました。
中々、「ツボ」と付いたお店を訪店されており、感服致しました!。
住之江区のお店だけはちょっと・・・でしたのでは?。(他店と比べてですが)

 こちら「カドヤ」は、「大阪の中華そば店」として、やはり外せないお店ですし、
お気に入られた様で何よりです。正直、この店が「今一」なら、他が難しくなりますから・・・(笑)

>いやいや、もっとすごいのがありましたわ。穂先メンマ。
~「穂先メンマ」・・・私の知りうる限り、大阪ではこの手の柔らかいヤツはこちら「カドヤ食道」と、
 そのお弟子経験のある「麺やえぐち」の2店しか存知上げません・・・。
 兎に角、「大阪のカドヤ食堂のメンマ」として、誇れる物と私は思ってます!。

 まだまだ大阪巡りされるのでしょうか?・・・良い一杯に巡り合える事を願っております。
それでは、失礼致しました。

昼飯専門 | 2009年8月25日 17:32

昼飯専門さん

コメありがとうございます。
いい麺、いいお店でした。店主の料理才能ですべての出来上がりが決まって
しまいますが、ここの店主は何やらせてもいけそうな気がしました。
もうちょっと居りますので、麺ライフを楽しんでいこうかな、と。

行列 | 2009年8月26日 05:59