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「つけそば(大)」@カドヤ食堂 本店の写真 今年上旬に自家製麺に変わった為、行きたかったのですが
2度程店外待ちを見てパスした経緯が有ります。(笑)
あの佐野氏や有名ラーメン店等、色々な御方の手ほどきを受けた末に
出来あがったと云う「自家製麺」に期待せずにはいられません!。
 こちらRDBの紹介でもやはり当初はブレが多かった様に見受けますが、
もう随分と経ってますから、既に安定している筈です・・・。
少し遅れて11:20到着。店外で3名待ちですからラッキーでしょう。
しかし、その後約15分程待って店内へあのお姉さんに案内されます。
「夏休み」独特の客層から1順目の回転が悪かった様です・・・。

 「自家製麺」が今回の目的ですから、麺重視の「つけそば大」を注文。中華そばは大盛りが有りませんし・・・。
メニューはあまり変わっている様に思いませんが、「白金豚旨味そば」が普通のメニュー欄に載っていますから、
レギュラー化した様ですね。(数量限定かも知れませんが。)
以前は無かった「セコム水」とやらのスペシャルなお水自慢も壁に貼ってあります。確かにクリアな美味しいお水で、
知らず知らずの内に2杯程頂いておりました(笑)。この水で調理すれば確かに良さそうですし、
素材からコダワルこの店にピッタリでしょうか。待つ事10分少々で到着した写真の一杯・・・。



       「おおっ! そう来ましたかっ!」ヽ(‘ ∇‘ )ノ


             と感じる「関西で受けの良い太さ」と「普通な色目」・・・?


 以前は「薄くてピロピロした粒々麺」でしたが、その以前の製麺所製の方が一見したビジュアルでは
スペシャリティが有りました。「自家製」になり、逆に「落ち着き」を見せるそのビジュアルは、
やはり、見てくれや雰囲気を排した「味の追及」から成された結果なのでしょうか・・・。




===   麺   ===<「平打ち」により細めに映る中太ストレート>

 北海道・長野・福島産小麦をブレンドしていると壁にある、田舎風な素朴茶色と少々の輝きを放つ太ストレート麺。
茶色い色目の中にごくごく小さな黒い粒々を潜める事と、こう云った茶色には珍しい綺麗な「テカり」が有り、
この初見ビジュアル時点で、「きっと色々なバランスを求めてるんだろうな・・・」と思った。

 持ち上げれば、この表面のテカリで「吸い上げ」「喉越し」の良さが直ぐ判るも、
実際には「つるつる&テカテカ」の一歩手前に思える僅かな「毛穴」的微細孔を持っています・・・。
恐らく、この店のサラリ粘度のつけダレとの絡みも視野に入れた、「つるつるからの微調整」なのでしょうか?
その滑り良さを感じながら、吸い上げ、噛み込みます・・・。


     「ピチっ」とした初動後、「クチっ」とした縁切れの良い噛み潰し感!


         その滑り良さから、口内を逃げ回る様なフレッシュな「元気良さ」が素敵です!


 程好い太さと滑り良さから、ついついお口一杯に頬張ってしまいますが、全く「ゴワつき」を感じる事無く、
「ピチクチ」と元気良く、これは「瑞々しい」と言える類でしょう・・・。モッチリ感はやや希薄でしょうか。
こういった「多水分」感から来る「水々しさ」はえてしてそのトレードオフに「風味」を損ないがちですが、
こいつは、その潜める「黒い粒々(全粒粉ブレンド?)」のお陰か、「素朴な風味」をも兼備しているから凄い。

ただ、麺に噛み応え等の「強さ」を求める人や、「もっちり」とした噛み味を求める方には、嗜好外かも知れません。
私個人は「つる・ミチっ」としたつるつる感は大好きですし、その上でミッチリとした密度と適度な歯応えを
与えてくれるのですから、これは「剛」を捨てて、綺麗な噛み感・風味・喉ゴシ方向を伸ばしていると感じます。
纏めれば、

 
  「滑り良い綺麗な食感」と「田舎的素朴な小麦風味」を両立させる、兎に角食べ易い麺・・・と評したい。




=== つけダレ ===<従来からの「甘酢感」を踏襲している>

 以前にから持つ印象通りの「甘酢感」・・ながら、今回なのか?最近なのか?僅かにチューニングが記憶と違った。
具体的には、以前が「甘酢・・醤油」感とすれば、「甘醤油・・酢」感。
酢の「酸」トーンがやや下げられた様に感じ、「甘」と同時に「醤油」が立ちます。
が、その「甘」が所謂自然な物であり、そして、その全体の調味と出汁が渾然一体と纏まっているので、
全く「駄目な甘」では無く、「自然な甘」で、「甘嫌い」な私でも何等苦にする事は有りませんし、
一言「上手い」です。下手な「後付け甘」が嫌いなだけなんです。

 端的にこのつけダレを説明すると、「パンチ」「濃さ」「重さ」を期待する人はパスして下さい・・・となります。
ブランドものの豚骨や鶏ガラを使っている事から「凄く判り易い旨味」の期待を持ってはいけません。(笑)
綺麗に煮出された「動物類」は、ガンっと利かされず、縦方向へのコクとしてしっかり・ジンワリと主軸を通し、
そして更にこれ又、ガツンでは無い魚介風味、特に「煮干し」が食後に「ホンワリ」と抜けて行きますので、
それぞれの出汁が確かにシッカリと利いているのですが、その「甘酢調味」の基礎として強固な基盤を築いてます。
纏めれば、

  その豚骨・鶏ガラ・魚介の出汁どれもがしっかりと取られた濃さながら、

   全てがバランスし、過ぎない甘酢調味と一体化する事で「さっぱり」と収束する味風・・・とお伝えしたい。



ここらの「露骨」では無い纏め上げは、やはり関西広域的に見ても、頭一つ出てるな・・・と毎度感心致します。

    


=== 具 材 類 ===<叉焼、穂先メンマ、ネギ、ナルト>

 小さくブロック上の叉焼がつけダレ内に4~5個。当然ながら柔らかく調理され、
そのブランド品のお陰か?脂抜きの上手さか?プルンとした脂身迄、「綺麗な脂旨味」と感じる程。
ただ、ボリュームはそれ程では有りませんが。

 穂先メンマ・・・これは屈指の一品ですよね!。柔らかいホグレ穂先と少し歯応えのあるやや下の部分・・。
味付けも過ぎる事無く、このつけダレ味に染まってますが、お高いながらこれは追加トッピングしたい程に好き!。


トッピング類全般でも、もう「カドヤの叉焼とメンマ」と言われれば「旨いよね」と言う貫禄すら放っておりますな。




===マッチング・スープ割り===<「絡み上げ」の悪さが逆に全てをサッパリさせる?>

 毛穴的微細孔がある肌とは言え、「つるつる」肌にストレートですから、つけダレの絡み上げは良く有りません。
ですが、このつけダレ自体が「濃さ」は確かに有る物の、過ぎた調味が施されていない為、
丁度、「全つけ」的なつけ量でも何等問題無く頂ける。確かに悪い絡みを、控え目調味が上手く全ツケへと導く様に。

 私は、概ね8分づけを主流として頂きましたが、「半つけ」あたりでも、「麺の風味中心」としてイケる。
好みのつけ量で自在に遊べ、麺の噛込みでも僅かに甘みの増幅をも感じ、バランスの取られたマッチングに思います。


 この日、誰も頼んでいなかったスープ割りですが、たまたまお願いし易い場所に着席しましたので、
今日はお願いしました。(笑)おおよそ半分になって帰って来るその量には号泣してしまいそうですが、(笑)
ここ迄の満足度で、「許してしまう」私は節操無し(笑)。同じ方向の基出汁で薄めてるタイプなので、
先程迄の味風を「飲み易い濃さ」にして返してくれます・・・。量が少な過ぎるながら、〆には一応満足。
(※つけダレそのまま飲める人は、半分以上飲んでから返しても大丈夫ですよ!)




===  総  評  ===<突出した物を感じさせないバランス有る「和」風味が際立つ>

 この日も又、麺が無くなりかければ泣けて来た・・(笑)。この幾らでも食べれる好みの麺なら特盛でもイケた筈。
しかし、丁度満腹で、ジンワリと喉から込み上げる、煮干しを中心とするシブい余韻風味に幸せになった・・・。

 都合、半年振り位の訪店でしたが、毎度思う・・・「この系統では頭一つも二つもヌケてるな・・・」と。
この、素材も含めた「カドヤテイスト」と渡り合えるのは、
この「カドヤ食堂」での修行経験を持つ、店主さんが独立した「あの江坂の店」位では?・・・と思います。

 やはりこの日初めて頂いた「自家製麺」は、私個人の好きな「つるミチ」系に「風味プラス」で、
「大好き」と言える物でしたし、この「つるピチ」系なら他に何店か好きなお店が有る物の、
その食感だけでは無い「素朴な風味プラス」と云う風味との両立は、やはり一線を画していると私は感じました。

   

 「又、来るか?」・・・「はい!」 当たり前です。この「つけそば」の「和なご馳走感」には毎度唸りますし、
「中華そば大」が出来れば、更に訪問回数が上がるのは確実です。ただ、「行列」だけが私の足を遠ざけます。(泣)

 点数付けに当っては、判りやすーい「らしいパンチ」は当然不足するも、この一杯にそれを求めるのは野暮です。
「中華そば」ではハッキリと伝える「出汁感」を、こちら「つけそば」では「甘酢調味と一体化」する事で
味覚的には基礎的に構築されながらも、その「クリアな深層旨味」は充分私には汲み取れる物ですし、
この「自家製麺」の満足度は高く、「いつでも、どれでもこの点数で」と云った安定的点数な意味でお願いします。
やはりこの「和」は大阪では俄然輝きを放ってます!(これで950円は、私はあまりCP悪く思いません)




   「つるピチ」、そして「ミッチリ」と来る、喉越し&素朴風味持つ欲張り自家製麺!

 
       それに絡める、甘酢醤油味に潜む高級クリア出汁が滅多無い、「出来る奴ら」コンビ!(*'-')b




御馳走様でした! 「自家製麺」、流石でしたよ!。兎に角、「中華そば大」を何とかメニュー入りお願いします! 

投稿 | コメント (4) | このお店へのレビュー: 5件

コメント

遅ればせながら・・・どうもお疲れ様です!
初めましてです、茨城ラーメン発展願い人です^^

麺が変わったんですね!?
昼飯専門さんのレビューで今知りました!

サッパリ系で好きなので、出張等あれば又行ってみたいです^^

 コメントと投票、有難うございます。茨城ラーメン発展願い人さん。こちらこそ初めまして。
少し、過去レビュー拝見させて頂きますと・・・、!
こちらの「つけそば」、しかも特大をお食べになられていたんですねー。
そうです。そうなんです。麺が今年になってから「自家製麺」になってます。なかな以前の麺の独特さは
無くなりましたが、「欲張った直球」を投げている感です。 又、お越しに来られた日の為に、BMしときますね。

昼飯専門 | 2009年8月26日 09:48

 こんばんは、度々失礼致します、さっさぶたです。

こちら、「つけそば」もかなりよさそうですね。
廻りはほとんどがつけそばをオーダーされており、悩みました。

>判りやすーい「らしいパンチ」は当然不足するも、この一杯にそれを求めるのは野暮です
中華そばもまさにそうでした。かなりの感動を覚えましたよ。
近々再訪したくなりました。

それでは、失礼いたします。

SBT | 2009年8月28日 23:47

 毎度です。コメント&投票有難うございます。さっさぶたさん。

>廻りはほとんどがつけそばをオーダーされており、・・・
~最近、思うんですけど、「つけ麺」類があるお店は、今が夏場と云う事を踏まえても、
 一般的な方の多くが「つけ麺」を頼まれてる様に感じます・・・。一気に「つけ麺」が浸透した感です。
 この店で「つけそば」が始まった頃も、殆どの人が「中華そば」を食べておられ、
 「何や、アレ?」みたいな好奇と言うか、「変わり者扱いな目線を浴びた頃を想い出します・・・・。

昼飯専門 | 2009年8月29日 11:13