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「龍旗信ラーメン(700円)+特製半熟煮玉子(100円)+ピリ辛す」@龍旗信 堺本店の写真塩専門店、ムール貝だし、乾燥ごぼう、塩冷麺と情報発信は巧みな店主が世に送るラーメンの実力はいかに?

大阪に来てラーメン情報を見ていますと、このお店のマスメディア、雑誌、WEBでの出現率はかなり高いですね。表題にしたキーワードを巧みに使い、そそる麺の演出は、関東から来たよそ者にはちょっと奇異に感じるところもあります。しかし、人気店の地位を確保して、梅田にも進出しているほどですから、ビジネス的には成功中。

ラーメンサイトでは大阪府で966軒中11位、全国区では596位。千葉では柏の律や青山、つくばの支那そば一麺レベルです。

場所は南海電鉄の堺から2駅下ったところにあり、棲家の住之江公園からでは一度難波に出てから行くというハードルの高さ。距離的には近いはずなんで、来た当初は堺をキーワードに検索すると魅力的なお店が満載。でも遠いいよ、車ないし。この日お店に行く気になったのは、住之江公園から堺行きのバスを見つけたからです。だんだん世界が広がりますね。バスなら所要20分。

で、やってきました、龍旗信。お店に行くまでは商店街らしいものもないカントリーサイドで、途中香川うどんに入っちゃおうか、と惹かれたのは1軒のみ、の町。お店到着が19時。行列なしで店内には2人。少し時間が早いのかな。

店内に入ると、あれ?店員は誰も居なくて奥のほうにいるようです。すばやくカウンターに腰掛け、メニューは事前に知ってますが、一応メニューに目を通して。

コの字型のカウンター席です。厨房はカウンターに囲まれた場所ではなく奥にあるので、何をしているのか良く見えません。そのうち、店員ひとりが奥から出てきました。

あの、すみません。ビール(500円)とピリ辛スジ焼き(400円)を。ラーメンは、龍旗信ラーメン(700円)、トッピングに特製半熟煮玉子(100円)で。

カウンターからぼ~っと反対側の壁を見ると雑誌のピンナップがぞろり。お店をとりあげている記事のフォトピクチャーなんでしょうね。枕で書いたように、マスメディアの操縦は巧みだと評価します。

2分後ビール到着。グラスが冷えていてビールがキリン・クラシックだったので好印象。んぐんぐんぐ。えらいぞ、冷(ビ)。奥の厨房で炒める音が聞こえてきました。これ、自分のスジ焼きでしょう。感じ、中華なべで3,4回あおっただけ。

ほおれ、スジ焼き登場。(ビ)から2分後です。すくな~っ。400円でこれですか。自分はいいけど、大阪のお客さん、文句言わないのかなあ。スジ焼きをトッピングしてマヨをかけたサイド丼があるので、その具をおつまみにしたんでしょう。青ネギがたっぷりで、これはいい。表面は炒めたばかりなんで熱いしどんぶり用なんで味が濃くて(ビ)のあてにはピッタシ。

はい、おまちどうさま。

え~、待ってないよ。ラーメンの登場ですよ、ったく。こっちが悪いのかなあ、注文入れたから。さっき、スジもってきたばかりだろ。ビールが到着して4分後だよ。ま、食後のデザートをビールにするか。

すばやく記念撮影。スープはクリアで脂がわずかに浮かんでいる程度。バラロールチャーシューがどんと置かれていて、あれれ、味玉は?と思ってバラをのけたら下から出てきました。カットなしのごろんのまま。白髭ネギに青ネギのザク切り。青物で茹で豆苗。

まずお店自慢のスープから。これ、いかんわ~。ぬるい。基本があかんやんか。味は複雑でご自慢のムール貝の味も匂いもなかったが、ま、それが正常なのかもしれない。何でムール貝?という雑誌記者の質問には、ムール貝が一番よくだしがでる、と答えていたのを思い出す。ボストンに住んでいた頃自作したムール貝のスープは、ムール貝の匂いがぷんぷんだったのになあ。

鶏主体ということでこのスープの味になるには、もしこのスープが夢課長ならば、出汁関係者を何種類か呼ばなくてはなるまい。ぬるいスープだけに、全員集合させた苦労は水泡に帰し、ごくふつうの駅スタンドラーメン店でだすような塩ラーメンになっちょる。もちろんスープは完璧しゃばしゃばん系。鶏清湯としては、味が複雑ではなく、味が深いい方向で改善すべしでしょうね。温かいラーメンのスープでこれだから、冷麺のスープはお客さんも大変でしょうね。レビューを読んでも露骨には書いてませんが、ビミュー、ビミューとコメントを逃げているもの多し。

じゃあ、麺は。麺は中細のストレート。茹ではやわいギリギリセーフ。麺自体に特色は感じませんが気になるのがスープとのからみ。ここに工夫がほしいんだけど。スープ自体、もう逃げられないしゃば系なんで、少し麺に味をつけたらどうなんだろうか。それがいやなら、コクの深さをもっともっと極めていくしかない。中細の弱点であるのびやすさ、のびの速さを抑制する熟成の工夫とか。これは自家製に切り替えてもやってほしい。

バラチャーシューは、大きさではなく味で勝負していただきたい。豆苗は好き嫌いがあるからどうなんだろうか。自分はOKですが。むしろ豆苗の必要があるのか?が疑問。堺の野菜にこだわっている、とはいえ、豆苗は水耕栽培ですからね。

この塩ラーメン、とてもバランスいいです。でも、スープ40点、麺40点でバランスとってもなあ。登録2万店の頂点に君臨する千葉県松戸のあの店のバランスまでがんばってほしい。スープ100点、麺100点ってどうゆうことか、実感すると思います。真剣勝負の世界だから、実力とビジネスはどこかで必ず一致すると信じてます。コノお店、実力はあると思います。その実力を正々堂々、正道の道で発揮するという本来の姿をチョイスすれば、全国からファンを吸引できるお店になると、そのポテンシャルは感じました。小手先を使わないほうがいい。太く長くやったほうがいい。

投稿 | コメント (2) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

どうもです

タイミング悪かったですね。つまみとビール、いきなりラーメン(汗
しかし惜しい感じですね。スープの温度、麺の茹で具合、具の扱い。
あちらで見てきましたが、麺は少し固ゆでにしてこっりとした食感の方が合いそう。
後は丼が黒って言うのが損してるな~って感じ。

でもあちらのこの店のレビューの上のうどん、あっちの方が行きたい!(爆

UNIA。 | 2009年9月3日 09:55

まいどです。

タイミング悪いでしょ、ったく。
全くのマイペースというか気配りが出来ない店員。
お説のとおりどんぶりを黒にしたり、センスがなかとです。

あっちのうどん。いい腕してまっせ。

行列 | 2009年9月5日 07:22