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「つけ麺大(300g)(+半熟煮玉子)」@ラーメン つけ麺 竹麺亭の写真随分以前から、その美味しさの下馬評は知ってましたが、
かなりアウェイな地域の為、どうしても行けなかったこちら「竹麺亭」
しかも到着する直前には純情屋 狭山本店を通り過ぎますから、
あのおっちゃんから「ニイちゃん何処行くねん~」と言われそう(笑)
 店主さんは、あの堺の塩番長、龍旗信 堺本店での修行経験有りと
多くで報じられていますから、サラブレッドな和風味が期待出来ます。
店横の大型店で買い物をして「完全無添加和ラーメン 厳選素材」の
看板を見ながら入店。うん、暖簾には「贈 龍旗信」と有ります。


 開店15分後の11:45入店。既に先客6名がおられ、時間・場所を勘案すると良好なスタートダッシュでは?。
派手な装飾の無い道路沿いの小さな店ですから、きっと此処のラーメンが好きな方々なんでしょうね~。

 今日は9月にしては暑いので、運転中に「つけ麺」を頼む事を心に誓いました。(笑)
しかしメニュートップは「塩ラーメン」・・・。本来はこれにすべきですが、そうそう来れない場所の為、
つけ麺気分を通させて頂きます。200g・250g・300gが同金額で¥800-。勿論、マイベスト量の300gでお願い。
後で煮玉子を追加して合計900円也。
本当は「鶏塩トマトつけ麺」が良さげですが、つけ麺でもなるべく参考になりそうな方を良心で選んだんです。(笑)

 ガラス貼りから適度な光が差す、小奇麗にされた店内。ラーメン店としては「シック」「お洒落」な部類ですね~。
厨房内では少し若目で凛々しい店主さんらしき方が一人で 頑張っておられます。
注文時に「少々お時間が掛りますが宜しいでしょうか?」と確認され、10分弱で到着した写真の一杯・・・。


        おおっ!又、茶色い太麺っすかぁ?!

          つけダレ碗・・・ずっしりと分厚い石器調やけど小さいな・・・


 が初見印象。麺色と点在するネジレが既にクオリティーを伝えて来てますが、個人的にはつい先日頂いた
らぁめん たむらの麺を想い出す茶色さ。龍旗信のイメージが有りましたから、やや細手な白麺を予想してましたし。




===   麺   ===<茶色い色目が特徴的な太麺>

 思わず、「らぁめん たむらと一緒か?」と思った麺。しかしあちらはやや平打ち。こちらはほぼ四角です。
段ボールに梱包されているのを見たので、遠方から届けられていると予見しましたが、
ある処で「北海道」の製麺所と書いてありました。なんとも「素朴さ」「田舎」が印象付けられるビジュアル。
しかも、其処には「最近麺を変えた」とも知らせてくれていました。やっぱり「麺の印象違い」は当たりだった様です。

 先ず、麺だけを頂いてみます・・・。
持ち上げてはこの太さ程度の重量感。標準~やや低めな加水率でしょうか。
そして、表面小麦粉を残した様な「荒れ」とも「ヌメリ」とも取れる肌目ですが、逆にそれが滑りを助けている様で、
その適度な表面ヌメリ感が「滑らかな吸い込み」から印象付けられます。噛み込めば、

    
    グッシリとした硬度が程好い加減で、その芯の粉感が無い均一な潰し感が心地良い。


 こう言った系統の太麺の中で乱暴に括ると、「田舎的」麺です。表面のモロみ、手打ち饂飩の様な噛み感からの印象。
更に噛み込めば、所謂モッチリ感が現れる。これら「粘り」から、この麺に「淡泊さ」は感じず、
どちらかと言うと、「ヒツコサ」すら感じる程の粘りが良い麺です。この麺で概ねつけ麺勝負を制してますね。

 風味面に於いても、抜ける「香り」、噛み込みでの「弱甘味」共に秀逸な物で、特に「香り」には感心出来る程。
麺だけを頂いた時に、気のせいか柑橘系な香りがした様な気がしますが・・・。
もしかすると、何かを絞りかけているのかも知れません。兎に角、


 清涼な「香り」、田舎的「ルックス」&「味」は北海道の綺麗な小麦が成せる旨味も風味も光る麺・・と評したい。


    

=== つけダレ ===<魚介よりも動物よりも「調味」主導>

 初見印象で「ま、普通の豚骨魚介やろ~」と思わせたビジュアル。ややある粘度からも「濃厚系っすね?」とも。
しかし実際は趣を異にしました・・・。少しダイレクトに飲めば、


             「鮮烈」な味風!!

 「こっ・・これは?!」・・・と思わず唸ったのは、「酸」が強く利かされていたからです。
はい。先入観で「濃厚豚骨魚介」=「関西は甘いのが多い」と云うのも有りましたが。
その「酸味」はただ単にそこいらの「酢」をブチ込んだ訳では無い事を伺わせる、

      シャープで綺麗なキレを有しながら、刺激が少ない事が素晴らしい!。

 きっと何等かの特別な「酢」で有る事は間違いありません。しかもそれに自信をお持ちでしょうから、
これ程前に出せるんだね?と一人推察しました・・・。(笑)そこに胡椒系主体なピリリが乗っかってます。

 ですから、全体の「味風」は「酸キレ>醤油>魚介&動物」感。外見で判る粘度との趣の違いに戸惑いすら覚えます。
しかし正直、あまりにこの「酸&ピリリ>醤油」が立ち、出汁の風味をあまり感じ難くしているのは少し残念。

 動物は、「深さ」「重さ」を感じず、「まろやかさ」が印象付いたので、恐らく「鶏」主体と思います。
店内のラーメンスープの説明に「鰹・煮干しをふんだんに使用した香味鶏・鰹清湯スープ」と有りましたから、
きっとこのつけダレでも鶏を主体にしているんだろうと思います。つけダレでは「清湯」ではなく「白湯」でしょうか。
魚介感も説明の如く「節」&「煮干し」系バランスタイプですが、調味に勝てる程強くは前に出ず、「支え風味」的。
纏めれば、

  鮮烈な「酸」味で纏める、強い味付け施す「酸醤油+鶏&魚介つけダレ」・・・とお伝えしたい・・・。




===トッピング類===<麺上に叉焼2枚、海苔、ネギ、OP味玉。つけダレ内にも叉焼、メンマ>

 麺上の2枚の叉焼がハイライトでしょうか。一見、ササクレが見え、「スカスカしてない?」と思いましたが、
その外見以上に「しっとり」とした物で、見た目通りの「薄味」仕立て&柔らかさで中々良い一品。

 OP味玉・・・写真の通り部分的に「固ゆで」が有りますから、正直その辺は「・・・・」。
しかし味付けは「塩醤油」的な清涼塩分を感じさせる物で、このつけダレの味に大して「アクセント」としては良い。

 つけダレ内にも小さめな叉焼がコロコロと有り、「ホグし」を連想する柔らかボディ。
これも「えっ中にもあったの?!」と嬉しかったが、いかんせん鮮烈な「酸醤油」味が支配してしまい、
メンマと共に味の発見は無い。その強い味ですから、私は麺と一緒に頂いたりも致しました・・・。


 トッピング類全般に、店主さんの「センスと心遣い」を感じる物で有り、この一杯の味・外観に彩りを添えています。




=== マッチング ===<やはりつけダレの「鮮烈」さが鍵となる>

 ハッキリと浮き立つつけダレの「酸醤油」トーンから、やや「つけダレ味勝ち」に私は感じます。
しかし、そのトーンの裏手には「甘」も僅かに付与されている様で、
その「酸」味が噛み込みでヌケる頃、上手く麺の甘旨味がそのタレ甘とシンクロして立ち上がって来ますので、
中々に調律が取られていると言えるかも知れません。

 その酸味勝ち味から、私は半~7分づけで頂きましたが、仮に全つけで頂いても、その調味トーンに
エグさや過ぎた辛さは無いので、太麺の噛み込み終盤迄酸味が持続すると言うだけですから、問題はなさそうです。

 勝負を制したこの「麺」を取るか?つけダレの鮮烈さを楽しむか?好みの調節で楽しめると言えましょうか?・・。




=== スープ割り ===<コールしてつけダレ椀を返却>

 返却すれば、つけダレを捨てる事無く出汁を注いでくれます。
小鍋からのようでしたので、事前に予測して暖めてくれていたのかも知れませんが、正直、「温い」。

 そして「出汁が少ない」。正直、「もう少し薄めて」と思った程、そもそもの「酸醤油トーン」が
弱まっていないので、やや「濃い味付けスープ」として飲む事となった・・・。
恐らく、「魚介系」もしくはご自慢の「清湯」でしょうから、少しサッパリ方向へとシフトはしますが量が少ない。
ま、量もそれ程有りませんし、「酸」好きな私ですから完飲しましたが・・・・・。「酸」に弱い人はキツそう。

 この最後スープ割りだけは、その「温度」と出汁による「味変」もしくはサッパリ度向上を再考願いたく思った。




=== 総  評 ===<やはりつけダレの「鮮烈」さの好みが大きく評価を分けそう>

 丁度良い満腹感で、何一つ残す事無く完食、そしてスープ割りも完飲。
当初、「龍旗信」のイメージで「柔らかい味」を予想していた味風との違いには、驚きと感心すら覚えた。
それは中々に出来の良い麺の印象を残す事を許さない程、鮮烈な「酸醤油味」・・・少し「梅」っぽい風味にも思う。

 私自身はこう云った「酸」が好きで良く「酢」をブチ込む事がある位ですから、
「ほぉ~凄いネ」で済みますが、この鮮烈味は大きく好みを割りそうに思います。出汁味を判らなくする程ですから。
しかし、「こう云った味」は他に有る物では無く、十分個性的で、「店主の提案」として私は受け容れたく思います。
個人的には「美味しかったよ」と言える領域です!。鮮烈味の影になりましたが、「麺」がいい仕事してやがる!


 「又、来るか」・・・「はい。」と言いたいのですが、中々この辺では仕事の用が無さそうですし、
この日もかなり無理して伺いましたから、正直に書くと「来たいんですけど・・・」となる。
ただ、この「つけ麺」で充分に伺えた「創意工夫」から、「醤油・塩ラーメン」も是非頂きたいと興味をそそります。

 点数付けに当たっては、好み分かつ鮮烈味ながら「酸」好きの私は何等苦にしませんから、
70点以上から開始して心と相談・・・良い麺で++、つけダレも「個性」を買って+、トッピング&具も+、
スープ割りでマイナスとなり・・・・この点数でお願い致します。90イっても良さそうですが・・。
やはりどうしても「酸」を中心とした「調味」が勝ち過ぎている様にも思えます。
しかし、直ぐ近くの純情屋 狭山本店とこちらラーメン つけ麺 竹麺亭で、大阪南部の辺境の地(失礼)の中で
ピンポイントに旨いラーメン店2軒が寄り添う、とっても羨ましい地区ですね!。




        鮮烈&綺麗な「酸醤油」つけダレが個性全開!


          旨さある田舎チックな茶色太麺とコンビで異彩を放ってますよ!!




 ご馳走様でした! 個性光るつけ麺を有難うございました!・・・スープ割りの出汁はもう少し足して下さいネ。



        

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