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「海老塩らーめん(大盛り)」@麺屋 あわざの写真 こちらRDBで知った新店がこちら<麺屋あわざ>です。
この地域を古くから牽引して来た尾道ラーメン 十六番 本店
大通り反対南斜めに有り、直ぐ近くには麺屋 武士道
既に有りますから、急に熱くなって来た阿波座付近と言えそうです。
新なにわ筋を南下すると、物凄く判り易いオレンジの暖簾が目印。
 近くのコインPに駐車して11:10入店。当然の如く私がトップ。
新しいお店ですから、シックな木目調カウンターが綺麗ですね。
テーブル席も多めですから、連れ同士でも気楽に入れそうです。

 カウンター内厨房に2名、ホールに1名、それぞれ比較的若めな男性ばかり。なんか全員が作れそうな雰囲気です。
メニューはっと、潔いですね! 「海老塩らーめん」をトップに「煮干醤油らーめん」の2種のみ。
既採点をインプットしていますから、トップの「海老塩、大盛り、味玉とね」とお願い致します。

 メニューには大盛りも替え玉も無いながら、大盛りと言いましたが、普通に受けてくれ、
「味玉は半分入ってますよ~」と後で教えてくれたので、味玉¥100は快く?キャンセルしておきました。(笑)
¥650と支払で判った大盛り¥150、計800円。相場と言えそうです。

 ただ、この潔いメニューには私は好感を持てますが、最近の新店が何処も用意している
「つけ麺」が無いのは気掛りでしょうか?。もう何処でも頂けますが、この付近では五味八珍 阿波座店しか有りませんから、
「良い麺」さえ手にしてしまえば、いい客引きになったと思うのですが・・・。大きなお世話で失礼。
ただ、食中に教えてくれましたが、夜の営業時は「白湯スープ」があるそうです・・・何ベースか聞いてませんが。
だって、絶対夜は来ないもん(笑)。待つ事5分程度で供された写真の一杯・・・

           
        エビ塩?・・・と言うより普通に旨そうな「塩ラーメン」が初見印象・・・。


 新店と云う事と「エビ塩」の名前から、例えばトッピング等でも何処か「ほれ、凄いやろ!」といった派手さや
「他と違う」様な「斬新さ」を勝手に期待していたので・・・・。しかしその香りはまろやかな旨味を伝えて来ます。

 

===  麺  ===<何故か北海道系を連想した弱チヂレ細麺>

 いきなり言ってしまうと、この一杯の中で最も「普通」且つ、弱点ともなりそうな麺。
比較的黄色い色目と、綺麗なエッジ、緩いチヂレがビジュアル上で印象付く「弱チヂレ細麺」。旧来的にも見受けます。

 細手なりの軽い持ち上げ感からの吸い上げは、僅かなザラ感を持つも、どちらかと言うと「シュルリ」とした、
ギリギリ「つるり」に届きそうな滑り感。軽いチヂレの振動が心地良く、噛み込めば
  
           クツクチっとした全体の均等固さを潰し込む感。
 
 可憐な太さですし、「芯」が頑張るタイプでは有りませんから、噛感で特に感動はございません。
ウェーブの口内での踊りが楽しく、僅かに感じる小麦感に、何故か「北海道」っぽく感じます。
チヂレ=北海道の先入観かも知れませんが・・・。喉越しは「つるり」手前の触感そのままのまあまあ良いと云った所。
 
 ただ、私的には噛み込みの際に、僅かに「粉っぽさ」を感じ、それは提供直後も大盛り故、やや肌が緩んでいそうな
個半でも同じく感じましたので、この麺の素性の様に思います。
取り敢えず、

    軽いチヂレボディの楽しい吸い込みとクチっ潰し感が素朴な麺・・・とお伝えしたい。




=== スープ ===<「海老」を謳うも、複雑味風なまろやか塩>

 清湯では無く、比較的強めな濁りに乗る黄色さが「オーソドックスな塩スープ」とビジュアルから印象付きます。
その、名前に使われる「海老」は正直な所、私にははっきりと判り易い様ない
「エビ~~」と言う香り・味はあまり感受出来ません。「仄かに」と云った感。それよりも、


        軽目な動物の上に乗る、何やら複雑な出汁味、

             そしてハッキリするもマイルドな塩ダレ味が印象的。

 
 海老は当然でしょうが、貝類辺りも使ってしるのでしょうか?何やら「乾物」的な味も致しますが。(私だけ?)
動物は癖が無いタイプの、柔らかに深さに作用する物で、鶏ガラ辺りが主体と思しき、兎に角スッキリ動物感。

 スープを飲み進めば、多くの出汁を取った後の様な破片的な残存物が多数有りますが、
それが何かは断定出来ません。
美味しいのか?と聞かれると「うん」となりますが、何処か「線が通ってない」と言うか、渾然とし過ぎていて、
「シャープ」さや「ある出汁の突き抜け感」が無い為、確かにマイルドで複雑な滋味とも取れる気もしますが・・・。
比較的その出汁や塩がしっかりとした味風の為、50円で追加出来るバターはとても合いそうに思います。
纏めれば、

  複雑なコク持つ出汁に紛れる「柔らかな海老風味」をマイルドな塩で包む海老塩スープ・・・とお伝えしたい。




===トッピング類===<チャーシュー、メンマ、半分味玉、ネギ>

 島根産豚使用と表記されるチャーシュー。一般的な物より大きめが3枚ですが、これは中々気に入りました。
オーソドックスな味付けがごくごく外周部のみに施され、そして脂身がプルプルとしたコラーゲン感がイイ!。
その外周以外の味付けは非常に薄い事で、綺麗な「旨み」を伝えて来ます。
「塩」スープを壊す事の無い優しい旨さと提供してくれ、斬新と言うより、しっかりとした作り込みが中々グー!。
(脂身嫌いな人は駄目かも?・・・割と一枚に対する比率が大きいです。)

 一見、「ワラビでっかぁ?」と思う程、黒茶色い色目と小ささが印象深い。
小さいながら、コリコリ感は心地良く、そして染み出す見た目程では無い「しっかり醤油味」が
この塩スープのアクセントなるし、手間暇とオリジナリティがあって良いと思います。

 味玉は「塩系」が勝つ味風。全体の柔らかさが温度に気と遣って作った事を物語るも、最近では通常レベルかな?


 トッピング類全般に、新店らしく手を抜かずに作られた感が有り好印象。「味」に新しさが欲しい気もしますが。




=== 総  評 ===<全体的に取れたバランスが纏まるが、輝きが・・・>

 上品な麺量では無く、きちんと普通に量が有り、綺麗に完食出来ました。「大盛り」対応が有難いっス!。
特に引っ掛かる様な味は無く、どんどん頂けるのですが、食中から「纏まっているけど・・・」と
何処か「海老」に期待する以上に、出汁の複雑さが何処かボンヤリとした印象を与えている様にも感じます。

 何か「キレ」や「シャープさ」が部分的にでもあれば良さそうなのですが、「深い味」では有りますが、
「コク深さ」迄及びませんし、「広がり」もやや狭く感じます・・・もしかしたらムール貝でも使ってるのかな?
 
 しかしそのスープは、「私の小言」と言える程、「マイルド塩旨」と言って良さそうなのですが、
やはり麺の「力もしくは個性の不足」は否定出来ません。最近、「つけ麺」の巷での増殖が、
私の中でも麺に対する希望レベルを引き上げているからかも知れませんが・・・・。


 「又、来るか?」・・・「気が向けば」・・となりますが、「煮干醤油」を食べたいと云う気持ちは有りますし、
夜に提供される「白湯」も気掛かりになる・・・程、部分的に光る物がチラ付いていたのは確かです。
「Pがタダなら又来ます」・・・が正解かも知れません。(笑)

 点数付けに当たっては、普通っぽい麺に対する小言は言っても、充分スープのクオリティで合格に持っていけます。
そして、トッピング類への配慮等を考慮すると、合格以上のこの辺りでお願い致します。
スープにキレや華やかさが加えられたり、麺の再検討があればきっと80点~と私は付けれると思いますが・・・。




      穏やかでマイルドな味風を持つ塩スープは滅多有る物では有りません!


         上質なトッピング類が一杯を果敢に盛り上げています!



 ご馳走様でした! いい線行ってますが、近くの「男」ラーメンに対峙する、何か「華やかさ」を加えて下さい!




 

投稿(更新) | コメント (2) | このお店へのレビュー: 2件

コメント

コメント非常に参考になります。
この海老ラーメンはさっぱりしたつけ麺に変化できそうな気がしますね。

そう言えば、ご指摘の通りこの付近につけ麺って無いですね。

Anakin.Skywalker | 2009年10月20日 18:32

 コメント・投票有難うございます。Anakin.Skywarkerさん。
>この海老ラーメンはさっぱりしたつけ麺に変化できそうな気がしますね。
~ですよね?! サッパリ塩ダレをキリっと利かせばこの出汁なら結構イイ線いきそうに私も思います!。
 仰っていた様に期待出来る何かがあるお店ですね・・・。
 (一点、心配だったのは従業員さんが「この店の成功次第で次の店が・・・」と会話していましたので、
 既に2店目とかを狙う辺りは「ラーメン、当たれば儲かるからサクっと作ってアテとこか~」的な
 軽いノリで資本ある人、もしくは会社の新規参入なのかも知れません・・・・。
 なので、味の向上が見られない、もしくは繁盛しなくば直ぐ畳んでしまう可能性も高そうな・・・。」)
 

昼飯専門 | 2009年10月21日 09:28