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「味玉らー麺(+大盛り)」@麺屋 花壱の写真「いつかきっと・・」と何故か期待を寄せる私の要定点観測店。
他サイトでも全く評価すらされず、私は内容を考えても
「低すぎる」認知度にエールを送りたくもなります。
 この日は前レビュー以来ですから、調べますと1年前・・・。
オープン暫くから期待を寄せ続けていたのは、
店主さんの「和」のテクニックがいつかきっとラーメンに馴染むと
思っていたから。しかし、「魚介」が利く店、しかもそれでも
中々な一杯を提供する割りに全くネット上で見かけません。


 先ず、雑誌等でのPRが少ない事も有りましょうし、どうもブロガーさんの訪問が殆ど無い事も要因でしょうか?・・。
カウンター前の仕切りが高くそびえ立ち、店主さんが見えない事が一因にも思います。
直ぐに店主と語りたがるブロガーさん達の範疇外となりますね。(笑)
 やたらにブロガーさんと友達になって限定物を提供してどんどん知名度&人気を上げる東大阪辺りのお店の様に、
もう少し商売上手と云うか、お友達上手になった方がイイのかも知れませんね。(笑)
チェーン店っぽい店舗外観もやや損している様な・・・。

 この日は12時過ぎの入店。流石にほぼ満席です。
追加された新メニューらしき「一日限定30食 魚だしつけ麺」がやたら気になりますが、
この日は味の「底上げ」チェックですから、グっと我慢。って言いますか以前「赤・黒つけ麺」を頂いて
驚きの「ラーメンと同じ細麺」と覚えてますから、敢えて人の物を見てから、今度で大丈夫。(笑)

 ですから注文は「味玉らー麺 大盛り」。お値段¥750+¥200=950円。忘れていた大盛り価格がイタい・・・。
しかし後述しますが、この「大盛り」は200円に値するスープ&麺の増量で不満は残しませんでした。
最近、スープが少ない「麺だけ大盛り」で歯がゆい思いを何度もしましたから・・・。

 最も繁忙な時間ですから、提供には15分程掛かり、待つ間、店内を観察して気付いた事を列記しますと、

・女性が1名から2名に増えてる。(だんだんとお客さんが増えて来てるから?)
・月に2日だけ「天然塩らー麺 専門店」で営業している。因みに今月は12/18、19。
・他客の「魚だしつけ麺」を見て、「麺の変更に気付く」そしてかなりの注文数が通っている。

 ふむ。だんだんとお客さんが増えている様で、多彩な客層が物語ります。雑誌か何かに載ったのでしょうか?
隣で3人で来て喋りまくりながら食べる、私からみても「おネーさん」な年上の方々が五月蝿いし遅い食い方には
苛立ちが湧きますが、その3人全員が「魚だしつけ麺」なのにはある意味感心致します。しかし、
こういったお姉さま達は、声がデカイ上におばさんネタのゲラ笑いするから、若い女よりもタチが悪い・・・。

 そして「天然塩らー麺」専門で月に2日営業ですか?。全く知りませんでしたが、
店の「勢い付き」が感じられ、影ながら応援していた私としては、とても嬉しい限りです。一回食べに来ましょう!。
前置きが長すぎて恐縮です。トレイの載せられて供された写真の一杯・・・


     
       もう、ビジュアルに大きな変更は見られませんが、

       
           タップリなスープ量が嬉しいし、「粉」?のお陰か?

    
              立ち上がる「鰹」中心らしき香りが、とても優しい魚風味・・・。


 
 私には「鰹粉」と捉えるのが精一杯な肌色の粉(笑)。以前と変わりませんが、こいつが「香り」の牽引役。 
ただ、丼左の黒いクチュクチュは前回は「何かの海苔系」の柔らかい物でしたが、
どうやら少し固そう・・。見える様に少し引っ張り出した麺で「YES!変えたのね!」テンションが上がります!




===  麺  ===<中細弱平打ち弱ウェーブ麺>

 以前は「少しのザラ肌ストレート」な「そば麺」的な印象。確かに「和」感は有りました。
何時から変わったのかは知りませんが、それは冒頭の中細で弱平打ち。エッジがピシっとした黄色めな色目です。
「寝かせた」麺の様な少し透明感で肌はつるり系で、そのつる肌故に「滑り・喉越し」がイイ。
印象は、


      つるピチとした瑞々しい可憐さのある口当たりに、

       その少しの外殻硬さとエッジで「張り」を印象付け、

         噛み込み感は細手ながらに「クチクチッ」とした張る肌の潰し感が心地よい。


 正直、もう少し固め湯掻きで更にスペシャリティが出そうにも思いましたが、全体的に「可憐」さを印象付ける
「ピチクチ」感ですから、このちょっとヤワ目でも私は好きな麺と言えます。何より吸い上げ・喉越しがいい・・。
食べている途中、麺の太さに最適な表現が思い付きました。

        丁度、チキンラーメンと同じ位の太さ&平打ち具合ですよ・・・と。

 その滑り、喉越し、クッチリ歯応えで以前の麺と全く違う方向へ転回した、「私はこっちが好き」と言える麺・・
                                             とお伝えしたい。




=== スープ ===<動物&魚介。複数の魚介風味>

 攻撃性の少ないスープです。店には「体に優しい」と書いてある無添加ですから、ご想像頂けましょう。
このスープは、前訪時と大きく趣を異にしませんが、「動物の重量感」が増した様に思います。
「鶏」っぽい丸さがあるのですが、「豚骨」が醸す様な「重さ」も有しております。
実際には「豚骨」だけか?それとも両方か?と食べながら思案させる懐の深さが面白い。

 複数投入されていると云う魚介も「青さ」「広がり」「キレ」と煮干し系と節系の双方の味風がしますが、
「どちらが」と云う事なく、非情に複雑な一体感として、上手く動物基軸に溶け込んでいます。
飲み口は、


         動物の深さ・コクと魚介の風味が立つ「出汁中心」味に

           丸さのある醤油が優しく利かされた「程ほど重さ&後口の良い複雑味風」


 「豚骨のコクが~」とか「煮干しがガツん!」とか解り易い部分が無いのが少し心配で有り、
実際私ももう少し「ピシっ」とした線が欲しいとも思いました。時折、語る「何処かボンヤリ」・・とも。
しかし嘗てより「深さ」を利かせる動物系の重さがその芯と云うか「底」の役割を担っている様で、
「らしい」飲み口でその辺は判り易くなった様に感じます。

 やっぱりここの店主さん、「色々」と仕掛けたいんだろうな~~。テクニックを使いたいと云うか・・・。
表面に乗る「魚粉」はキメ細かな為、私は特に気になりませんでした。纏めれば、


深さが利いた動物と、華やかに利く複数魚介出汁の纏まりが、一見「普通」っぽく感じさせるきわどいバランス感・・
                                         とお伝えしたい。




===トッピング類===<叉焼、メンマ、ワカメ、ネギ、OP味玉、魚粉>

 大きな巻きチャです。この類の弱点として、持ち上げで「崩れ」がおきたのは残念であり、
「一口」では大きいサイズなので結果的OKとは云う物の、「大きいのを噛み切る」楽しさがあっても良さそう。
味自体は、そのビジュアル通り、「薄味」な標準的。「大きさ」が嬉しいながらもう少し厚さがあれば尚嬉しい。

 メンマ・・・際立つ部分性は有りませんが、「良く出来てます」。これは以前からですね。
薄醤油と弱甘的な味付けとヤワコリな噛み感で、ごくごく普通っぽく映るも、いえいえ中々地味に良い一品です。

 黒いヤツはやはり「ワカメの類」でしょうか。予想通りの味ですが、その周辺部は「磯の香り」が
アップしており、「魚介」を前面に出す一杯には面白いトッピングと思う。
スープと一緒に掬い飲んで「グニクリ」としたやや固めの食感が「個性」を演出。割とイイトッピングと感じます。

 OP味玉は、「今では平均的」と言えましょうか。薄目な味わいとニッチリ感で普通に良い物。
一杯に溶け込むこれ又スッキリとしたごくごく「薄甘醤油」味がスープ他のバランスを崩さない。


トッピング類全般に、やや「地味」なビジュアルながら、魚粉等含めて「魚介醤油」バランスに馴染む堅実な雰囲気。
                                        



=== 総  評 ===<3度目の正直で、80点以上をつける事にためらいは無し>

 大盛り¥200+に見合った、二玉の麺、増量と思しきスープ、・・・お腹一杯で満足!。
以前はやや「ボンヤリ」とした複雑と感じるスープでしたが、主に「動物重さ」の縦方向への深度が増しており、
それが「更にまろやか&コク」な感を演出し、魚介は相変わらず「密に賑やか」でしっかり利く故、
もう少しシンプルで「ガツンっ」でも有りとも思う気持ちもあるのは確か。

 しかしながら、この「魚介」を賑やかに利かせながらも動物との一体感を出した、
「一瞬普通っぽく映る纏まり感」がこの「和」出身の大将の描く一杯でしょうし、
この日、以前よりも増した「コク」と「魚介」が合わさる「らしさ」が印象良いし、何より「麺」の変更がイイ!。
これで、この店は私のセカンドローテーション店となると思われます・・・。


 「又、来るか?」・・・「はい。」この「花壱らー麺」の動物&魚介感は気に入りましたし、何より、
また「ラーメンの麺」で出す「つけ麺」(笑)の注文率も高かったので、それも食べてみたい。変更された麺ですし。
もしかすると、月2回の「天然塩らー麺」を得意にしている知れませんので、そちらも気になります。


 点数付けに当たっては、これはもう、「スープ&メン」トータルのマッチング・個別の味・満足感から
気分で80点~の開始となります。もう少しのスペシャリティがあれば・・・と思える「自然さ」ながら、
「無添加」を謳う数少ない一杯ながらに、この「満足感」と、「合格祝い」でこの辺りでお願いします・・・。


 
            動物&魚介が上手く纏まった


               中々に堅実な仕上がり感が味わえる真面目な一杯!




御馳走様でした! これからも、色々とマイチェンして更なる「高み」を目指して下さい!

投稿(更新) | コメント (2) | このお店へのレビュー: 4件

コメント

こんにちは、SBTです。

コメント&投票ありがとうございます。

気になっていたこちらようやく訪問してきました。
知名度は低いですが、かなり良かったですね。
つけ麺も是非、いってみたいと考えております。

>直ぐに店主と語りたがるブロガーさん達の範疇外となりますね。
このくだりには、大いに笑わせていただきました(笑)

SBT | 2009年12月12日 13:38

 コメント等、おおきに~。SBTさん。
そう、知名度は低いですけど、なかなか「今風」な魚介が丁寧に駆使されてて、好きなお店です。
世間の、メディア掲載やブロガーにもてはやされている様な店も確かに美味しいですが、

こういった、「知る人ぞ知る美味しいお店」を私は大事にしたいもんです・・・。
ブレイクしたら嫌ですが、このまま知名度が低くくても、なんだかなぁ~・・・と云う複雑な気持ちでもあります。

昼飯専門 | 2009年12月12日 17:20