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「白湯塩ラーメン」@La Menの写真 オープン時の変則メニューでかなり「イロメガネ」で見てしまっていたこのお店、先日担々麺をいただいて( http://ramendb.supleks.jp/score/224414 )、秘めた実力に気付きました。今日も今日とて休日出社(17日)、出先の豊洲でお昼にブラリ。
 改めてメニュー構成をシゲシゲと見つめると……ベース・スープは清湯系と白湯系があるようです。白湯系は未食ですので、「本店(「塩や めん乃介」)でも人気」と表示のある「白湯塩ラーメン」(880円)を注文。
 休日お昼にも店前を通りがかったことがありますが、数週間前まではいつも閑散。ところが今日は家族連れやカップルでほぼ満席と、徐々に地元に認知されつつあるようです。丼は約7分で到着。
 おぉ、湯気とともにフワリと立ち上るいい香り。では、スープを一口……丸鶏の柔和なコクにゲンコツでソリッド感を軽く添え、揚げネギで甘みを加えた上で、おそらく生姜でエッジを微妙に際立たせた、「広がり」よりは「メリハリ」重視の「堅実」な味。しかし、これまで食したメニューのなかでは塩加減も最も程よく、サラサラの粘度が感じさせる「スピード感」も、味の「メリハリ」によくマッチしています。揚げネギの効果か、立ち上る香りにも鶏特有のイヤミがなくて……鶏白湯と言えば、濃厚さを求めるあまり香り・味わいにクドサを感じる店もある中で、なかなか得難い「キレ重視のスッキリ派」ですな。
 麺は他メニューと共通らしい中太縮れ。しかも、今日はかなり固めのゆで加減で、キレのあるスープによく合っています。サラサラのスープも麺の縮れが上手く持ち上げ、麺の甘みとスープの塩加減のバランスもグッド。
 具材は、チャーシュー、メンマ、味玉1個に、海苔2枚とスープに多量浮かぶ謎の「小片」。メンマは穂先に近い部分なのか上品な食感。チャーシューも、味をジックリ染み込ませた上で食感に「メリハリ」を持たせた一品です。味玉も、黄身を醤油でグッと濃く味付けた一品で、こちらも「メリハリ」が効いていますな……「小片」の正体はよくわかりませんでしたが、スープをジックリ含ませたクルトンのような食感。スープが舌の上をサラサラと通り過ぎようとするところ、コイツが「引っ掛かり」を与えて噛むほどにジュッと味を口の中に広げ……なかなか面白い発想ですな。
 ―――なかなかスマートな「メリハリ」感が、印象的な一品。一言で「スマート」とはいっても、スープの香りから麺の固さまで慎重な調整がなければ、こういうスタイルにはなりません。そういう意味で、かなりのコダワリを感じさせる一品ですが……スマートな「メリハリ」といえば、カップ・ラーメンの「専売特許」。こういう洗練された「メリハリ」は、逆に周辺の家族層には「フツー」と受け止められる危険性もありますな……ラーメン店には、なかなか難しい問題です。

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