コメント
流石の文才、脱帽ですw
「本質的に交わらない」コレがキーで、ある種のWスープ的なラーメンを
知らず知らず避けていたのかもしれませんw
そうですね、どう取り持つかですね。。。
それらの旨いと思わせるものはフラットではなく絶妙な調和なのでしょうね
ココは近々に伺いたいと思っております
楽しみですよぉ~
Liberty | 2010年3月27日 12:28流石の文才、脱帽ですw
「本質的に交わらない」コレがキーで、ある種のWスープ的なラーメンを
知らず知らず避けていたのかもしれませんw
そうですね、どう取り持つかですね。。。
それらの旨いと思わせるものはフラットではなく絶妙な調和なのでしょうね
ココは近々に伺いたいと思っております
楽しみですよぉ~
Liberty | 2010年3月27日 12:28
「信濃神麺 烈士洵名」などを展開する有名グループの新店だけあって、店頭は祝花であふれかえっており、送り主は東京中の有名店が網羅されているんじゃないかと思うほどの幅広さ。テレビ局の名札も見えますが……休日は静かな街並みだけに、この一画だけちょっと異様。
12時半到着で店外待ち5名、しかし回転良く7分ほどで券売機とご対面。つけ麺は3月開始とのことで、中華そば一本のメニュー構成。とりあえず、「旨玉本枯そば」(800円)をポチッとな。食券を店員さんに渡すと、トッピングをカウンター上のメニュー9種から3種選べるとのこと。ちょっと考え、「鶏オーブン焼き」「メンマ」「岩のり」をチョイス、「タマリ漬け叉焼」も気になりましたが……次回のお楽しみ。
カウンターに面して並ぶサイフォン、上部の漏斗に本枯節と本節の節粉を入れ、下部のフラスコにスープをセット、1分ほど抽出してスープを仕上げています……これは面白そう。丼は、約6分で到着。
では、スープを一口……フフッ、これは凝ってますな。動物系と魚介系の味が別々に感じられるほど、両者の味が「立って」ます。鶏とモミジ・豚足などでとったという動物系、アブラ濃さを排し、鶏のまぁるい味わいに、サラサラのコラーゲンで軽快感を加えており、とってもスマート。対してイリコ・アジ・昆布などを水出ししたという魚介系、私もいつも水出しで出汁をとりますが、特有の分厚いムンムンとした旨みがよく出ています。ただし……個人的な意見ですが、味の際立った鶏スープと、味の際立った魚介出汁、実はこの両者は本質的に馴染まない。「風雲児」なんかが典型ですが、勝負は両者をどう「取り持つ」かという点。「風雲児」は濃厚感で全体を包んで仕上げるわけですが、こちらはと言えば……なんと、ドッカ~~ンと本枯節を効かせ、その渋みを帯びたインパクトに客の味覚を集中させて、鶏と魚介を背景にまわして溶け込ませようという……こういう手法ははじめての体験ですが、その「強引さ」に圧倒されました。
麺はカネジン製の中太ストレート。同社特有のしなやかな仕上がりですが、粉のブレンドのせいか少しザクッとした歯切れが混じる複雑な食感、甘みも国産小麦特有のおっとりしたもので、節系インパクトの受け流し方としては、これもアリ。具材はどれも、絶品の仕上がり。ただし、能書きからグルタミン酸不足と見て「岩のり」を選びましたが、濃厚な昆布のお陰でこれは空振り。やっぱチャーシューにしとけばよかった……
―――極上の鶏スープと、極上の魚介出汁。しかし、極上故に本質的に合わないこの「矛盾」を、渋みさえ感じる「本枯節魚雷」でドッカ~~ンと吹っ飛ばしてしまうという……積み上げたシャンパングラスを金属バットで叩き割り、そのキラメキを愛でるような倒錯感……うん、面白い! なんかこう、60~70年代の「アナーキー」な雰囲気さえ漂うこの一品、これは必食ですぞ。