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野菜が固い。エビが口の中でチクチク刺さる。中華鍋を振っている時のおいしそうな匂いはどこかへ消えてしまっている。半生で味がしない野菜をなんとか片付け、やっと麺に到達。

麺は少し納得。タンメンというと中華屋のメニューだが、この麺は明らかにそれとは違うもの。麺の進化の激しい、今時のラーメン店の麺だ。ここだけ超モダンな感じがする。

スープはあまり深く味わいたくない類の旨味で、これはほとんど化調だろう。野菜ダシの旨味など到底感じられない。化調も使い方によっては悪くないが、乳化したトンコツと組み合わされると、どうしても二郎を連想してしまう。油たっぷり豚骨化調に対する薄味豚骨化調、クタ野菜に対する半生炒め野菜というように、徹底して二郎という手袋の裏返しと感じた。

とどめは口に飛び込んできた生姜のカタマリである。おそらくは擦りおろし切れずに残ってしまったもの。これって二郎系では普通の事なのかもしれないが、止めた方がいいと思う。後味が苦く、とげとげしくなるだけだ。

それと以下は採点に含んでいないが、ただでさえ狭いのだからテーブルの下に荷物置きの棚ぐらい作って欲しい。それが無いおかげでちょっとした手荷物もテーブルの上に置かざるをえず、自分も狭い思いをするし、隣の人にも迷惑だろう。こういうところの心配りが欠けていると、せっかくの丁寧な接客も途端にウソ臭く見えてしまう。

流れて来る昭和歌謡の古さやドロ臭さに対比すれば、店主二人はあまりにも若い。表に飾られている古い自転車のディスプレイなども、ちょっとやり過ぎかなという気がする。こういうのはテーマパークにあるとアトラクションとして安心して見られるけども、いきなり路上に出てこられるとコスプレ臭くてどうにも落ち着かない。

更に言うと、もう本当にラーメンとは関係無い話だけど、団塊の世代あたりだと本当に貧しい時代を知っていて、その当時の曲は懐かしいと同時に苦々しい思い出でもあったりする。ということは、このテの演出を施す人々は知っておいてもいいかもしれない。我らアラフォーが聖子ちゃんあたりを聞いていた呑気な時代とは違うのだ。

まあそういうプロデュース臭は一切無視したとしても、肝心のラーメンは苦々しい後味を残すだけ。それでもCPは良いと思うので5点加点した。

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