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遠い昔、仲六郷あたりで暮らしていた時期がある。第一京浜沿いのHONDAの営業所が、かつてドンキホーテだった頃よりもさらに前の話。たしかここは一階がパチンコ屋で、二階がサウナだった。ここから国道を渡ると酒屋さんや中華屋さんが軒を連ねていた記憶がある。現在では、もはやその痕跡すらない...南六郷の裏通りは大変趣き深い。西蒲田同様、戦前の道筋がそのまま残っていることが、古い地図で確認できる。ここは、そんな地域にある六郷小学校の裏手に位置する中華屋さんである。「ウルフ」という勇ましい店名だが、ここの近くには「タイガー」という看板を掲げるお店もあるのだ。(残念ながら、今は営業していない様子。)11時30分過ぎ入店。先客カウンターに一名。店内余分なスペースなど一切ないタイトな造りをしている。先客の背後を恐縮しながら通って奥のカウンター席へ。今日が関東地方の梅雨明け日となるのだろうか?ここへ来るまで大分直射日光を浴びてしまい、体温が上がりまくっている。もはや熱いスープの麺は頼めない。メニューにつけ麺が見つけられないなら、ここは夏の季節メニューのこれしかないということになる。こちらのカウンター、妙に高台が高く、おまけにそこに丼をタワー上に置いてあるので、カウンターの向うの厨房の様子は伺い知ることができない。「冷し中華!」のオーダーは、思い切り首を伸ばして部分的に見える大将に伝えたつもりだが、何故か「天津麺?」と聞き返されてしまった。自分は確かに滑舌の良い方ではないのだが、いきなり出鼻を挫かれた心持ちである...orzやがて女将さんの手により、高い高台から手渡された一杯。一見普通の中華屋さんの冷し中華そのものである。だが、よく見ると、トッピング具材の定番のハムの細切とは別に、チャーシューの細切が添えられているのに気がついた。(それって普通でしたっけ?)また、普通なら麺の山の頂に置かれるべきウズラの茹玉子が丼の片隅に居て、替わりにそこに居たのが小海老だった。(解凍処理がイマイチでした)具材の充実ぶりが評価の対象となることが一般的な冷し中華。この一杯の内容を列挙すると...金糸玉子、茹でもやし、ワカメ(胡麻ダレまぶし)、細切ハム、コーン、細切チャーシュー、紅生姜、茹でた小海老、ウズラのゆで卵、といったことになる。麺は中細のほぼストレート。この手では、ごく一般的なものだと思う。茹で加減は柔らか過ぎず、硬過ぎずといったカンジだった。特筆すべきは、スープ(というか、タレ)。もちろんこれもご多聞に洩れず、酢の利いたもので、元気よく一口目を啜り込めば、咽て咳が止まらないことになったのだが、どうも原因はそればかりではない様子。醤油ベースのそれには、どうやらタップリ豆板醤が溶かされているようで、かなりのピリ辛が襲って来る。この辛さは、通常スタンダード品として何の断りもなく提供されるものの範囲を明らかに超えている。むしろ「激辛」と銘打ってもいいくらいのレベルのものである。不肖自分も、辛さには人並み以上の耐性を持つと公言してきた身ではあるが、トッピングの紅生姜とタッグを組んで舌の味蕾と口内粘膜に加えられるアタックは、久々に経験した凶悪なものだった。見た目は普通の冷し中華ながら、店を出た後も口の中に残る辛味は、このお店の他のメニューがタダモノではないことを予想させた。それを検証しに再訪があるかは大変微妙だが、もう一回ならいいかもという気分にさせられるのである。特に店名を冠した「ウルフみそ」なんかには、激しく心揺さぶられるものがある...w最後に、こちらのお店を店舗登録したときに、看板の端に書かれた「六郷一号店」という名称をそのまま記載したが、まだ他で「ウルフ」という名前の店を見たことがない。いったい本店は何処にあるのだろう...
おはよう御座います。 大田区路地裏探検隊ご苦労様です。 ところでタイガーはきちんと営業していますよ。
忍者信さん、コメントありがとうございます! >ところでタイガーはきちんと営業していますよ。 昼時にタイガーの前を過去4回くらい通ったことがあるんですが、いつもシャッターが下りたままだったものですから...夜のみの営業なのでしょうか?
>忍者信さん 今気が付いたのですが、そのタイガーは西六郷のお店ですよね。 自分が見つけたのは、南六郷にある未登録店です。
第一京浜沿いのHONDAの営業所が、かつてドンキホーテだった頃よりもさらに前の話。
たしかここは一階がパチンコ屋で、二階がサウナだった。
ここから国道を渡ると酒屋さんや中華屋さんが軒を連ねていた記憶がある。現在では、もはやその痕跡すらない...
南六郷の裏通りは大変趣き深い。西蒲田同様、戦前の道筋がそのまま残っていることが、古い地図で確認できる。
ここは、そんな地域にある六郷小学校の裏手に位置する中華屋さんである。
「ウルフ」という勇ましい店名だが、ここの近くには「タイガー」という看板を掲げるお店もあるのだ。(残念ながら、今は営業していない様子。)
11時30分過ぎ入店。先客カウンターに一名。
店内余分なスペースなど一切ないタイトな造りをしている。
先客の背後を恐縮しながら通って奥のカウンター席へ。
今日が関東地方の梅雨明け日となるのだろうか?ここへ来るまで大分直射日光を浴びてしまい、体温が上がりまくっている。
もはや熱いスープの麺は頼めない。メニューにつけ麺が見つけられないなら、ここは夏の季節メニューのこれしかないということになる。
こちらのカウンター、妙に高台が高く、おまけにそこに丼をタワー上に置いてあるので、カウンターの向うの厨房の様子は伺い知ることができない。
「冷し中華!」のオーダーは、思い切り首を伸ばして部分的に見える大将に伝えたつもりだが、何故か「天津麺?」と聞き返されてしまった。
自分は確かに滑舌の良い方ではないのだが、いきなり出鼻を挫かれた心持ちである...orz
やがて女将さんの手により、高い高台から手渡された一杯。一見普通の中華屋さんの冷し中華そのものである。
だが、よく見ると、トッピング具材の定番のハムの細切とは別に、チャーシューの細切が添えられているのに気がついた。(それって普通でしたっけ?)
また、普通なら麺の山の頂に置かれるべきウズラの茹玉子が丼の片隅に居て、替わりにそこに居たのが小海老だった。(解凍処理がイマイチでした)
具材の充実ぶりが評価の対象となることが一般的な冷し中華。この一杯の内容を列挙すると...
金糸玉子、茹でもやし、ワカメ(胡麻ダレまぶし)、細切ハム、コーン、細切チャーシュー、
紅生姜、茹でた小海老、ウズラのゆで卵、といったことになる。
麺は中細のほぼストレート。この手では、ごく一般的なものだと思う。
茹で加減は柔らか過ぎず、硬過ぎずといったカンジだった。
特筆すべきは、スープ(というか、タレ)。
もちろんこれもご多聞に洩れず、酢の利いたもので、元気よく一口目を啜り込めば、咽て咳が止まらないことになったのだが、どうも原因はそればかりではない様子。
醤油ベースのそれには、どうやらタップリ豆板醤が溶かされているようで、かなりのピリ辛が襲って来る。
この辛さは、通常スタンダード品として何の断りもなく提供されるものの範囲を明らかに超えている。むしろ「激辛」と銘打ってもいいくらいのレベルのものである。
不肖自分も、辛さには人並み以上の耐性を持つと公言してきた身ではあるが、トッピングの紅生姜とタッグを組んで舌の味蕾と口内粘膜に加えられるアタックは、久々に経験した凶悪なものだった。
見た目は普通の冷し中華ながら、店を出た後も口の中に残る辛味は、このお店の他のメニューがタダモノではないことを予想させた。
それを検証しに再訪があるかは大変微妙だが、もう一回ならいいかもという気分にさせられるのである。
特に店名を冠した「ウルフみそ」なんかには、激しく心揺さぶられるものがある...w
最後に、こちらのお店を店舗登録したときに、看板の端に書かれた「六郷一号店」という名称をそのまま記載したが、まだ他で「ウルフ」という名前の店を見たことがない。
いったい本店は何処にあるのだろう...