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夏の日差しが容赦なく降り注ぐ土曜(17日)、今日は半日だけの休日出社。仕事を終えて向かうは水天宮前、あの小岩の名店「澤」が支店を出したとかで、こいつぁ聞き捨てなりません。 「澤」が小岩にオープンしたのは確か3年前、当時はその「スタイリッシュ」な味わいに驚いたものでした( http://ramendb.supleks.jp/score/50514 )。その「澤」出身のご主人が人形町に「麺 やまらぁ」をこの春オープン、そして今度はそう遠くない場所に「澤 水天宮店」がオープンと、偶然とは思えない展開。 黒一色の店構え、内装も黒を基調に、黒地に朱色の花咲く壁紙をアレンジメント、どこか昔のキャバレー風の雰囲気が、小岩のお店と似通っています。券売機は入口右手、小岩で最初に食べた懐かしの味を確認するため、同じスープの「味玉らーめん」(830円)をポチッとな。麺ゆでにやや時間がかかり、丼は約7分で到着。 では、スープを一口……う~~む、3年前の記憶なのでアテになりませんが、ずいぶんバランスを変えてきている印象。以前は焼きアゴと秋刀魚節を使ったキレ味鋭い魚介系を前面に感じましたが、このスープは動物系が主軸。その動物系も、以前は鶏ガラをやや強めに感じましたが、このスープはゲンコツの硬質なコクを強く感じます。表面に浮く背脂のせいでもあるんでしょうが……さらに独特なトロみがあり、少しベジポタ的に仕上げているのかも。お陰で魚介系はグッと存在感を弱めており、「魚介で風味づけした豚骨醤油」といった雰囲気。ま、あのニガみ走った鮮烈なキレ味は陰をひそめましたが、コレはコレでまとまったバランスで、決して悪くありません。 麺は、桜井製麺製の中太ストレート。モチモチ・シットリとした独特の歯応えと、スルリと滑らかなノド越し、さらに透明感のあるスッキリした甘みと、一度食べたら忘れられない「澤」独特のこの麺、まだまだ健在です。 具材は、チャーシュー、メンマ、青菜・海苔に味玉。チャーシューは相変わらずカッチリとした仕上がりで、やや濃いめのタレでクッキリと描いた味の輪郭線が、背脂でカドを丸めたスープに対して、いいメリハリを加えています。かつてメンマはドカンと大型の「材木」タイプでしたが、ずいぶん大人しいサイズへとデチューン。味玉も、黄身のコクを強調しつつもマイルドな仕上がり。 ―――作り手と食べ手が共同で作りだすのが、ラーメンの味。オープン時、いくらご主人の「想い」があったとしても、食べ手の反応によって徐々に変化していくものです。すでに小岩で今日食べたような味に変化したのだとすれば、おそらく食べ手に若い人が多かったのでしょう……しかし、水天宮界隈は比較的年齢層の高い街、味にもなんらかの変化が、さらに求められると思いますが……意外と、オープン当初の味の方が、似合ったりして。
「澤」が小岩にオープンしたのは確か3年前、当時はその「スタイリッシュ」な味わいに驚いたものでした( http://ramendb.supleks.jp/score/50514 )。その「澤」出身のご主人が人形町に「麺 やまらぁ」をこの春オープン、そして今度はそう遠くない場所に「澤 水天宮店」がオープンと、偶然とは思えない展開。
黒一色の店構え、内装も黒を基調に、黒地に朱色の花咲く壁紙をアレンジメント、どこか昔のキャバレー風の雰囲気が、小岩のお店と似通っています。券売機は入口右手、小岩で最初に食べた懐かしの味を確認するため、同じスープの「味玉らーめん」(830円)をポチッとな。麺ゆでにやや時間がかかり、丼は約7分で到着。
では、スープを一口……う~~む、3年前の記憶なのでアテになりませんが、ずいぶんバランスを変えてきている印象。以前は焼きアゴと秋刀魚節を使ったキレ味鋭い魚介系を前面に感じましたが、このスープは動物系が主軸。その動物系も、以前は鶏ガラをやや強めに感じましたが、このスープはゲンコツの硬質なコクを強く感じます。表面に浮く背脂のせいでもあるんでしょうが……さらに独特なトロみがあり、少しベジポタ的に仕上げているのかも。お陰で魚介系はグッと存在感を弱めており、「魚介で風味づけした豚骨醤油」といった雰囲気。ま、あのニガみ走った鮮烈なキレ味は陰をひそめましたが、コレはコレでまとまったバランスで、決して悪くありません。
麺は、桜井製麺製の中太ストレート。モチモチ・シットリとした独特の歯応えと、スルリと滑らかなノド越し、さらに透明感のあるスッキリした甘みと、一度食べたら忘れられない「澤」独特のこの麺、まだまだ健在です。
具材は、チャーシュー、メンマ、青菜・海苔に味玉。チャーシューは相変わらずカッチリとした仕上がりで、やや濃いめのタレでクッキリと描いた味の輪郭線が、背脂でカドを丸めたスープに対して、いいメリハリを加えています。かつてメンマはドカンと大型の「材木」タイプでしたが、ずいぶん大人しいサイズへとデチューン。味玉も、黄身のコクを強調しつつもマイルドな仕上がり。
―――作り手と食べ手が共同で作りだすのが、ラーメンの味。オープン時、いくらご主人の「想い」があったとしても、食べ手の反応によって徐々に変化していくものです。すでに小岩で今日食べたような味に変化したのだとすれば、おそらく食べ手に若い人が多かったのでしょう……しかし、水天宮界隈は比較的年齢層の高い街、味にもなんらかの変化が、さらに求められると思いますが……意外と、オープン当初の味の方が、似合ったりして。