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「都内で家系を語るには、まずココを食べてから」という先達の話を聞き、普段なかなか訪れない方南町のこちらのお店へ。なんだ、環七沿いだったのですね。クルマで来たらすぐじゃん。平日22:18到着。前客4、後客続々で待ちも発生。なかなか賑わっていますね。明るく清潔な店内に入り、食券機で「ラーメン」の食券を購入。カウンターへ食券を置きます。好みは特に聞かれません(自分から言わないとダメっぽいです)が、今回は初訪問なのでノーマルで。広い厨房は整然と整頓されており、3名の店員さんが黙々と作業中。ちょうどスープ調整のタイミングだったのか、寸胴に大きなゲンコツを投入したり、棍棒のようなものでガスガスと骨を砕いたりいますね。こりゃ体力仕事だわ。また、店員さんは基本的に「愛想よい接客」というタイプではないっぽい。声出しは最小限、という感じなので、悪い印象を持たれる方もいるかも。個人的には、まぁウマイラーメンを食わせてくれるなら問題なし。厨房を見ていると、今回のロットでは7杯分作るみたい。全部の丼にタレ、鶏油(IHヒーターで暖められています)を注ぎ、チャーシューを切り、海苔を箱から出し、全てのトッピングが揃った時点で麺を茹で始めるようですね。麺の茹で上がり直前に、先ほどゲンコツを投入していた寸胴よりスープを注ぎ始めます。肉片や骨みたいなものもたくさん入っているようで、なにかすごいドロドロしたものを、ザルで漉しながらを注いでいますね。待つこと10分ほどで着丼。こ、これは・・・家系だよな?これまで見たことないくらいのドロドロ加減かも。スープの色は、茶濁でもなく、白濁でもなく、ピンク色っぽい茶色、という感じか。豚臭はこの時点ではあまり感じませんが。。。ではレンゲでスープを一口。・・・なんだこりゃ!これまで豚骨系のラーメンを食べて、「豚臭いスープ」だの「骨の髄まで取りきったスープ」だのと形容してきましたが、そういった言葉はこのスープのためにあったのだ、ということを初認識。粘度はかなり高めで、ドロリとしたスープを口に入れた瞬間、ドカーンと弾ける豚骨の風味。一瞬「ビーストw」という言葉が頭に浮かびます。これはまさにケモノの味。獣の肉と骨をグツグツと煮込んだ先にあるモノ。ものすごくプリミティブな料理。丁寧な下処理をしたゲンコツを煮込む、というタイプではなく、血も肉も付いた生の豚骨をひたすら炊き込み、臭くなる手前で寸止め。醤油ダレと鶏油はあくまで脇役に徹する、という感じ。これまで食べたどの家系よりもワイルド。「野趣」なんて生易しいモンじゃない、「野」ですなコレは。うーむ、確かにウマイですが、食べ手と、そのコンディションを選ぶ一杯ですね。。。レンゲでスープを掬うと、ドロリとしたスープの中には大量の肉の繊維や骨の砕けた粉のようなものが。従って舌触りは若干ザラッとしています。さらに、レンゲの底には大量の赤い泥のような粒粒がサラサラと漂います。ピンク色のスープの元はこれですね。赤血球かな?(←違う)たまたま生のゲンコツを入れた直後だったことがこの「生臭さ」の原因なのかもしれませんが、いやー、しかしそれを差し引いてもすごいスープですね。豚の骨の旨味を全て封じ込めたようなスープ、確かにこれを飲まなきゃ家系は語れん、という先人の言葉にも納得。どうしてもスープにばかり目が行ってしまいますが、麺は酒井の中太平打ち麺。家系の麺らしく、短いもの。茹で具合はノーマル指定ですが、若干固めかな。しっかりとコシがあり、モチッとした絶妙な歯ごたえがいい感じ。当然ながらスープの絡みも良好です。具は、チャーシュー1枚、ホウレンソウ、刻みネギ。そして海苔3枚。チャーシューはロース系でボソッとした薄切りタイプ。臭みが残り、風味はイマイチ。ってか、お隣の方が「チャーシュー抜き」を頼んでいたのが印象的でした。レンソウは少なめ。茹で置きでちょっとパサッとした感じ。海苔は厚めのものですが、ちょい生臭系の濃厚スープに磯臭さが加わると、こう、なんというか、イマイチ合いませんね。麺量は少なめ。まぁ家系の並なんで、こんなもんでしょうか。しかし、超重量級のスープのおかげで、お腹は満たされますねー。というか若干胃がやられ気味になりつつ、完食。トータルで見て、濃厚スープのものすごい存在感が光る、スープが主役の一杯。先日いただいた「横浜家系ラーメン ややや」が、バランス重視の洗練された家系だったのに対し、こちらは、ワイルドに豚骨を炊いた漢気溢れる家系、という感じですかね。家系のルーツってこんな一杯だったのでしょうか。この手のスープはブレも大きいでしょうから、訪れる時間やタイミングによっても味が変わりそうですね。さすがに「毎日食べたい」というものではないですが、また食べに来たい一杯となりました。
こんにちわ! ココ宿題です! ドロドロワイルド家系ですかァ、、、興味深々です! コレは体調整えて挑みたい一杯っすね!
どうもです~。 コチラは並外れたトンコツ度というコトで、私も狙っております! >家系のルーツってこんな一杯だったのでしょうか。 ん~、何かコチラが亜流な気はしますけどね~w 「ややや」のスープも好きですが、こういう振り切っているタイプも溜まりませんね~!! コチラは結構ワクワク感を感じていますww
>FUMiROさん こんばんは&コメありがとうございます! ここは。。。とにかくワイルドでしたね。 この野性味溢れるスープは、他のお店では飲めないだろうなあ、という印象でした。 ちと場所的には不便ですが、体調万全にして、ぜひぜひ行ってみてください! >おうじろうさん こんばんは&コメありがとうございます! このスープ、仰る通り、振り切ってましたw 一度飲む価値はあると断言します!ぜひ体験してみてください。 いやー、それにしても家系って奥が深いですね。ある意味二郎よりも複雑な系図ですし。 今後もちょっとずつ開拓していこうと思っています。
なんだ、環七沿いだったのですね。クルマで来たらすぐじゃん。
平日22:18到着。前客4、後客続々で待ちも発生。なかなか賑わっていますね。
明るく清潔な店内に入り、食券機で「ラーメン」の食券を購入。カウンターへ食券を置きます。好みは特に聞かれません(自分から言わないとダメっぽいです)が、今回は初訪問なのでノーマルで。
広い厨房は整然と整頓されており、3名の店員さんが黙々と作業中。
ちょうどスープ調整のタイミングだったのか、寸胴に大きなゲンコツを投入したり、棍棒のようなものでガスガスと骨を砕いたりいますね。こりゃ体力仕事だわ。
また、店員さんは基本的に「愛想よい接客」というタイプではないっぽい。声出しは最小限、という感じなので、悪い印象を持たれる方もいるかも。
個人的には、まぁウマイラーメンを食わせてくれるなら問題なし。
厨房を見ていると、今回のロットでは7杯分作るみたい。
全部の丼にタレ、鶏油(IHヒーターで暖められています)を注ぎ、チャーシューを切り、海苔を箱から出し、全てのトッピングが揃った時点で麺を茹で始めるようですね。
麺の茹で上がり直前に、先ほどゲンコツを投入していた寸胴よりスープを注ぎ始めます。
肉片や骨みたいなものもたくさん入っているようで、なにかすごいドロドロしたものを、ザルで漉しながらを注いでいますね。
待つこと10分ほどで着丼。
こ、これは・・・家系だよな?これまで見たことないくらいのドロドロ加減かも。スープの色は、茶濁でもなく、白濁でもなく、ピンク色っぽい茶色、という感じか。
豚臭はこの時点ではあまり感じませんが。。。ではレンゲでスープを一口。
・・・なんだこりゃ!
これまで豚骨系のラーメンを食べて、「豚臭いスープ」だの「骨の髄まで取りきったスープ」だのと形容してきましたが、そういった言葉はこのスープのためにあったのだ、ということを初認識。
粘度はかなり高めで、ドロリとしたスープを口に入れた瞬間、ドカーンと弾ける豚骨の風味。一瞬「ビーストw」という言葉が頭に浮かびます。
これはまさにケモノの味。獣の肉と骨をグツグツと煮込んだ先にあるモノ。ものすごくプリミティブな料理。
丁寧な下処理をしたゲンコツを煮込む、というタイプではなく、血も肉も付いた生の豚骨をひたすら炊き込み、臭くなる手前で寸止め。醤油ダレと鶏油はあくまで脇役に徹する、という感じ。
これまで食べたどの家系よりもワイルド。「野趣」なんて生易しいモンじゃない、「野」ですなコレは。
うーむ、確かにウマイですが、食べ手と、そのコンディションを選ぶ一杯ですね。。。
レンゲでスープを掬うと、ドロリとしたスープの中には大量の肉の繊維や骨の砕けた粉のようなものが。従って舌触りは若干ザラッとしています。
さらに、レンゲの底には大量の赤い泥のような粒粒がサラサラと漂います。ピンク色のスープの元はこれですね。赤血球かな?(←違う)
たまたま生のゲンコツを入れた直後だったことがこの「生臭さ」の原因なのかもしれませんが、いやー、しかしそれを差し引いてもすごいスープですね。
豚の骨の旨味を全て封じ込めたようなスープ、確かにこれを飲まなきゃ家系は語れん、という先人の言葉にも納得。
どうしてもスープにばかり目が行ってしまいますが、麺は酒井の中太平打ち麺。家系の麺らしく、短いもの。
茹で具合はノーマル指定ですが、若干固めかな。しっかりとコシがあり、モチッとした絶妙な歯ごたえがいい感じ。当然ながらスープの絡みも良好です。
具は、チャーシュー1枚、ホウレンソウ、刻みネギ。そして海苔3枚。
チャーシューはロース系でボソッとした薄切りタイプ。臭みが残り、風味はイマイチ。ってか、お隣の方が「チャーシュー抜き」を頼んでいたのが印象的でした。
レンソウは少なめ。茹で置きでちょっとパサッとした感じ。
海苔は厚めのものですが、ちょい生臭系の濃厚スープに磯臭さが加わると、こう、なんというか、イマイチ合いませんね。
麺量は少なめ。まぁ家系の並なんで、こんなもんでしょうか。
しかし、超重量級のスープのおかげで、お腹は満たされますねー。というか若干胃がやられ気味になりつつ、完食。
トータルで見て、濃厚スープのものすごい存在感が光る、スープが主役の一杯。
先日いただいた「横浜家系ラーメン ややや」が、バランス重視の洗練された家系だったのに対し、こちらは、ワイルドに豚骨を炊いた漢気溢れる家系、という感じですかね。家系のルーツってこんな一杯だったのでしょうか。
この手のスープはブレも大きいでしょうから、訪れる時間やタイミングによっても味が変わりそうですね。
さすがに「毎日食べたい」というものではないですが、また食べに来たい一杯となりました。