なんとかデータベースラーメンカレーチャーハンぎょうざうどんそば
 

「味玉らーめん」@横浜家系らーめん 幸家 勝どき店の写真 勝どき交差点に完成した高層マンション「勝どきビュータワー」、その中に地元の横浜家系「幸家」が入っていることに気付きました。以前、別の場所に合った時は評判イマイチでしたが、「移転に伴い心機一転」なんてよくあること。ちょっと気になり訪店(15日)。
 大江戸線勝どき駅のA4a出口が改良され、エスカレーターを昇ればそのまま、「幸家」のあるビュータワー地下一階にたどり着けます。券売機は入口左手、「味玉らーめん」(750円)をポチッとな。フロア係の元気なオバちゃんに急かされるように誘導され、カウンターに着席。家系の店ですが、特に好みは聞かれません(「麺固め」程度は指定できる模様)。
 厨房は4人で切り盛り、老齢のご主人と奥さんらしきお二人で調理しておられます。ただし、見た目にも鶏油、カエシ量、スープ量のバラツキがうかがえるなど、結構アバウトな製造工程。ま、そのあたりは「年季」と受け取るとしても……奥さんの「湯切り」はいただけない。女性でご高齢ゆえ無理もないのですが、テボを軽くゆする程度の湯切りで、見るからにゆで湯がタレており、かなり不安がよぎります。丼は約6分で到着。
 では、スープを一口……う~~む、やはりこれはキビシイ。豚骨はそこそこ乳化させているようですが、コクとしてはかなり弱め。鶏油も、投入量にくらべて風味が弱いもので……これらベースの弱さもあってか、ゆで湯由来と思しき妙な雑味がかなり気になる。カエシ量とのバランスはマズマズなんですが、そんなものでは覆い隠せないほどの「違和感」。後半、例によってニンニクと豆板醤でスープをテストしましたが、ニンニクを投入すればニンニクの風味が突出し、豆板醤もまた同様と、ベースの力不足は明白。さらにこの豆板醤も、金属的な風味の二流品で……申し訳ありませんが、家系として見るなら相当厳しいレベルと言わざるを得ません。
 さらに、麺はおおかたの家系とは違い、少し太めの中太縮れ。かなり柔らかめのゆで加減で、食感・歯応えは市販の中華麺レベル。ただし甘みにはそこそこ力強さがあり、なんとか面目を保っています。
 具材は、チャーシュー、メンマ、ホウレン草に海苔、そしてデフォの味玉半個と、追加の一個。海苔はかなり風味の良いもので、さすが築地・勝どき界隈の店と唸らせますが、チャーシュー・メンマはおそらく業務用で風味の薄いもの、味玉も黄身に少し味付けしただけです。少し驚くのはホウレン草の風味が際立っている点ですが、どうやらスープの風味が弱いために、相対的に目立つよう。
 ―――「家系」的な体裁はとっていますが、内容的には「別物」と言わざるを得ない一杯。強いて例えれば、異国の地のラーメン屋で自称「家系」を食べているような、そんな気分。しかし、フロア係のオバちゃんのパワフルな接客、家族経営特有の雰囲気の微笑ましさと、築地・勝どき界隈特有の「雰囲気」は、十分に味わえます……エキセントリックな味とドメスティックな雰囲気の共存、私はチョイと苦手ですな。

投稿 | コメント (1) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

こんばんは。
まいどです。
って残念でしたね今回は。
写真はそこそこなんですがね。

kongohrikisi27 | 2010年12月30日 00:18