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早朝からまる一日、非常に密度の濃い仕事をこなして放心状態(4日)、遅い夕食をとりに御徒町「七辻」へ。 この店の「魚介風味の家系」メニューがまだ未食のはずでしたが、メニューを見ても、どう頼めばいいのかよくわかりません。店員さんに教えてもらいながら、「魚豚麺」(普通盛650円)を「特製」(200円増し)で注文。「特製」は野菜・玉子・のりが増量となりますが、この日は玉子が売り切れとのことで、ホウレン草に換えてもらいました。丼は、約6分で到着。 巨大な海苔が林立し、大盛りのホウレン草をのせた上、タップリ野菜が別皿で提供されるという、なんとも「ド派手」な丼姿。では、スープを一口……ベースの豚骨は、ほどほどの濃さながらシッカリ乳化させたもの、カエシもキレよりはコクを加えていくタイプで、家系的な塩分過剰感はありません。さらに鶏油の代わりに「魚貝油」(メニュー表記)が加えられているということですが、鰹節主体の風味豊かなもので、エグミも油っぽさも皆無。見かけの派手さとは裏腹に、シットリ落ち着いた美味しさです。 麺は、菅野製麺製の中太ストレート。家系的なこれ見よがしのモチモチ・プリプリ感とは方向性がやや違い、シットリした口あたりに適度な弾力で、ジックリ噛んで味わうタイプ。麺の甘みにも派手さはなく、落ち着き払って訥々と語りかけるような甘みの伝わり方で、シットリしたスープによく合います。 具材は、チャーシュー、ホウレン草、海苔に、別皿の野菜。注目はチャーシューで、表面は濃く味付けて強く焼き込みながら、中身はとても肉汁豊か。表面の香ばしさがアクセントとなって、単品としては非常にハイレベルな仕上がりです。ただし、焼き込みがやや強すぎるのか、焦げから出るスモーキーな風味が魚介の旨みを損ねており、全体の印象を落としています。あとは海苔と野菜類ですが……正直いって、この量はヤリスギ。「家系」と「二郎」のクロスオーバでも狙っているのかしら。 ―――非常に清楚で純朴な魅力を持ったスープと麺、しかし、せっかくのその魅力を、あらぬ方向性に具材で強引にもっていってますな……なんかこう、「宮崎あおい」にド派手な着物・メイクをあてがって、強引に「銀座のママ」に仕立ててみたような……そんな「チグハグ」感。自分で自分の魅力に気付いていない、そんな一杯に思えました。
この店の「魚介風味の家系」メニューがまだ未食のはずでしたが、メニューを見ても、どう頼めばいいのかよくわかりません。店員さんに教えてもらいながら、「魚豚麺」(普通盛650円)を「特製」(200円増し)で注文。「特製」は野菜・玉子・のりが増量となりますが、この日は玉子が売り切れとのことで、ホウレン草に換えてもらいました。丼は、約6分で到着。
巨大な海苔が林立し、大盛りのホウレン草をのせた上、タップリ野菜が別皿で提供されるという、なんとも「ド派手」な丼姿。では、スープを一口……ベースの豚骨は、ほどほどの濃さながらシッカリ乳化させたもの、カエシもキレよりはコクを加えていくタイプで、家系的な塩分過剰感はありません。さらに鶏油の代わりに「魚貝油」(メニュー表記)が加えられているということですが、鰹節主体の風味豊かなもので、エグミも油っぽさも皆無。見かけの派手さとは裏腹に、シットリ落ち着いた美味しさです。
麺は、菅野製麺製の中太ストレート。家系的なこれ見よがしのモチモチ・プリプリ感とは方向性がやや違い、シットリした口あたりに適度な弾力で、ジックリ噛んで味わうタイプ。麺の甘みにも派手さはなく、落ち着き払って訥々と語りかけるような甘みの伝わり方で、シットリしたスープによく合います。
具材は、チャーシュー、ホウレン草、海苔に、別皿の野菜。注目はチャーシューで、表面は濃く味付けて強く焼き込みながら、中身はとても肉汁豊か。表面の香ばしさがアクセントとなって、単品としては非常にハイレベルな仕上がりです。ただし、焼き込みがやや強すぎるのか、焦げから出るスモーキーな風味が魚介の旨みを損ねており、全体の印象を落としています。あとは海苔と野菜類ですが……正直いって、この量はヤリスギ。「家系」と「二郎」のクロスオーバでも狙っているのかしら。
―――非常に清楚で純朴な魅力を持ったスープと麺、しかし、せっかくのその魅力を、あらぬ方向性に具材で強引にもっていってますな……なんかこう、「宮崎あおい」にド派手な着物・メイクをあてがって、強引に「銀座のママ」に仕立ててみたような……そんな「チグハグ」感。自分で自分の魅力に気付いていない、そんな一杯に思えました。