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震災からほぼ一カ月、同僚の仕事も自分の仕事も溢れ返り、混沌とした世界でもがいてきましたが……やや疲れました。全てを断ち切って有給をとった金曜日(8日)、お昼は八丁堀あたりをウォーキング、ついでに新店「三豊麺」へ。 もとは「第一旭」があった場所、内装もほぼそのままで居抜き状態、入口右手の券売機もそのまま流用しているようです。メニューは「醤油豚骨」系と「魚介豚骨」系、それに「魚介つけ麺」系の三本立て。動物系スープがウリと聞いていますので、今日のところは「醤油豚骨」系から「三豊麺」(680円)をポチッとな。「第一旭」時代と同じく、カウンターの前の大きな鏡、やつれた中年男の自画像など見たくもなく、目を逸らすうち丼は約5分で到着。 レンゲにトロリと流れ込む、粘度の高い茶褐色のスープ。まずは、一口……なんかこう、「ボヨヨン」とした味ですな。豚骨・牛骨・鶏ガラを、圧力釜で炊き出したというベーススープ、アッサリ感と重厚感が入り混じった、複雑なコクを感じさせますが、どこか味に「芯」がなく、起伏のない平坦な味。その原因の一つはカエシのようで、濃い味の醤油を強めに使っており、「劇画」タッチともいえる極太の輪郭線を、ベタ塗りの動物系に加えてしまって、「演出過剰」なわりに「効果僅少」。さらに、野菜や魚介系で旨みを強調しようとしていますが……ケミカルの方が勝っていますな。 麺はカネジン食品で、黄色っぽい中太ストレート。かなり短めのカットですが、つけ麺は全粒粉の太麺で、別物だそうです。やや強めのコシに、サックリとした歯切れ、甘みは少し派手めですが、派手なスープにもよく合う、上々の仕上がり。 具材は、チャーシュー、メンマ、味玉半個と、ネギに海苔。バラ肉使用のチャーシューは、ジューシー感を強調しながら味付けも濃く、単品としては美味いのですが、この濃いスープと合わせると、ややしつこい。笹切りのネギも、ややくどいなぁ…… ―――濃いスープに派手な麺、そして濃い味のチャーシューと、インパクトにインパクトを重ねて、存在感を強調しようとしていますが……食材が互いに足を引っ張り合っているような印象。結果、「ボヨヨン」としてしまう訳ですが……カウンター上方に張り出された能書きのデザインですが、フェードをかけた写真の使い方が、なんとなく前店「第一旭」のポスターに似ています。ひょっとしてリニューアルなのかしら……そういえば、ケミカルの使い方が似ている気も。少し古風なスタイルだった前店のラーメン、そんな過去の「自画像」を、インパクトでカキ消そうとしているのかも知れませんが……「昔の顔」の方が好みかも。
もとは「第一旭」があった場所、内装もほぼそのままで居抜き状態、入口右手の券売機もそのまま流用しているようです。メニューは「醤油豚骨」系と「魚介豚骨」系、それに「魚介つけ麺」系の三本立て。動物系スープがウリと聞いていますので、今日のところは「醤油豚骨」系から「三豊麺」(680円)をポチッとな。「第一旭」時代と同じく、カウンターの前の大きな鏡、やつれた中年男の自画像など見たくもなく、目を逸らすうち丼は約5分で到着。
レンゲにトロリと流れ込む、粘度の高い茶褐色のスープ。まずは、一口……なんかこう、「ボヨヨン」とした味ですな。豚骨・牛骨・鶏ガラを、圧力釜で炊き出したというベーススープ、アッサリ感と重厚感が入り混じった、複雑なコクを感じさせますが、どこか味に「芯」がなく、起伏のない平坦な味。その原因の一つはカエシのようで、濃い味の醤油を強めに使っており、「劇画」タッチともいえる極太の輪郭線を、ベタ塗りの動物系に加えてしまって、「演出過剰」なわりに「効果僅少」。さらに、野菜や魚介系で旨みを強調しようとしていますが……ケミカルの方が勝っていますな。
麺はカネジン食品で、黄色っぽい中太ストレート。かなり短めのカットですが、つけ麺は全粒粉の太麺で、別物だそうです。やや強めのコシに、サックリとした歯切れ、甘みは少し派手めですが、派手なスープにもよく合う、上々の仕上がり。
具材は、チャーシュー、メンマ、味玉半個と、ネギに海苔。バラ肉使用のチャーシューは、ジューシー感を強調しながら味付けも濃く、単品としては美味いのですが、この濃いスープと合わせると、ややしつこい。笹切りのネギも、ややくどいなぁ……
―――濃いスープに派手な麺、そして濃い味のチャーシューと、インパクトにインパクトを重ねて、存在感を強調しようとしていますが……食材が互いに足を引っ張り合っているような印象。結果、「ボヨヨン」としてしまう訳ですが……カウンター上方に張り出された能書きのデザインですが、フェードをかけた写真の使い方が、なんとなく前店「第一旭」のポスターに似ています。ひょっとしてリニューアルなのかしら……そういえば、ケミカルの使い方が似ている気も。少し古風なスタイルだった前店のラーメン、そんな過去の「自画像」を、インパクトでカキ消そうとしているのかも知れませんが……「昔の顔」の方が好みかも。