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「塩スペシャルらぁ麺」@たけちゃんにぼしらーめん 代々木店の写真 この店の「そのまんま煮干しスープ」に打ちのめされ、這々の体で引き上げたのは去年8月。それから私も、地元近くの「赤坂味一」などで「煮干し修行」して参りました。是非再戦と意気込んで再訪(16日)。
 ところが、ちょっとメニュー構成が変わりましたな……ま、とりあえず「塩スペシャルらぁ麺」(950円)をポチッとな。有名店ゆえ、いきなり本題。
 スープは、丸鶏風のスープに「煮干しスープ」をバランスさせたもの。煮干しは例によって、金属的なエグミが出るまで煮出しています……しかし、鶏と野菜の優しい味わいがやや前面に出ており、煮干しのエグミは遠くに感じる程度。脂分、塩加減も問題なく、随分と「おとなしい」スープになりましたな……なんというか、「万人受け」しそうな味わいと言えそうです。
 麺は、以前同様の丸中細ストレートで、プツプツとした歯応え。形状のせいか、スープ持ち上げはイマイチですが、前半は小麦の甘みが楽しめ、少しスープを吸った後半は、味わいがグンと深みを増してなかなか美味しい。メンマは醤油でやや濃いめの味付け、香りも良く硬さも問題ありません。バラ肉・チャーシューもトロトロ、控えめの味付けながら、素材の良さを感じさせる味わいでグッド。味玉はちょっとありきたりかな……黄身も冷たいし。
 なかなか美味しい一品だとは思います。しかし、これはもはや「にぼしらーめん」ではありませんな……煮干しのポテンシャルを最大限引き出し、そのエグミを逆手にとって「常習性」に変えてしまう、そんな「赤坂味一」の円熟の技。その境地を知った今では、「万人受け」を狙ったこのスープは、ある意味「敵前逃亡」……といったら、ちょっと酷かな。しかし、もっと煮干しを見つめ、煮干しと向き合い、あくまで煮干し中心の構成で勝負して欲しかった……ちょっと拍子抜けして、雨の代々木から引き返すおじさんなのでした。

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