逆襲の禅魔師さんの他のレビュー
コメント
こんばんは〜。
>「プランJ」のフローがビルドされていた
この辺りから引き込まれるように読んでしまいました。
私も初めて大つけ麺を食べた時、その量と旨さに
ただただ驚くばかりでした。
う〜ん、読んでいて久々に行きたくなりましたね。
それから400回採点へのコメント有り難うございました。
約1年であっさりと到達した感がありますが、
今後は多忙な毎日が続くので少しペースが落ちますね。
拙い文章ですが今後も食べ続けレビューを書きていきたいと思います。
Killa Queens | 2007年10月24日 20:03いやいやいやいや
麻布あたりの小洒落たレストランで
「イベリコ豚の温野菜添え 特製ジロリーヌソースをかけて」
を注文してアレが届いたらドヒャーーーですよwww(反応を見てみたい気もしますw)
ややチープなドラマ調の前半の導入部分とといい、今回も面白おかしく読ませていただきましたw
野猿ですもの カネシ炸裂、ボリューム炸裂、旨さ炸裂 ゲロ炸裂 でナンボの世界すよ!!
Eスト | 2007年10月25日 01:51こんにちは。二郎を知っている身としてはこのレビュー、クスクス笑いながら読めますし想像できる分衝動に歯止めもきかせられますが、知らない人がこれを読んだ場合、好奇心そそられて突撃して同じ注文をしてしまって一体何人犠牲になるんだろう・・と考えたら危険なレビューですねこれは(笑)
>「どうです?これから一緒にジロりません?」の誘い文句も浮かんだが、さすがにそれは調子に乗りすぎというもの。
誘ってOKを貰ったとしても、麗しき妙齢の女性がその外見とは裏腹に豹変して大の全マシをがっついてペロリと平らげなどしてしまったら、私など引いてしまいますが、ばっささんは如何でしょう?(笑)
いや、食べる姿がギャル曽根のようにお行儀良かったとしても、どのみち「この魚釣ったらエサ代幾らいるんだろ?」になるだろうし(笑)
>しかし休んではいられない。満腹中枢が振り切るまでに箸を進め続けなければ。水を一口含み、呼吸を軽く整え、再び挑みかかる。
私の場合、食べるのが遅いんで、この物量だと仮に2/3ぐらいまで食えたとしてもそこでギブですね(苦笑)
ってかユーザ諸兄より、そもそも八猿は二郎の中でもヤバめという情報を頂いているので、このレビューで寧ろ(遠い以前に)益々行けなくなってしまったかも・・・
>ようやくペナントレースで負った痛手が癒えてきたばっさです^^
CSではどっちも更に余計な痛手負いましたね(苦笑)その後のニュースの渡辺爺の「案の定」発言には吹きましたがw
>「中華そば ゼットン」、土曜日テレビに出てましたね。佐野実がジャニーズのガキ・・もとい子供達(岡本健一の息子が出てた・・・ビックリ)とラーメン店を廻るんですが、
あぁ・・・その番組は、ジャニのガキ・・・もとい子供達が料理人とお店回る番組でしたっけ?何か記憶の隅にちらっと以前見た記憶があります。
ゼットンだけでなく麺食堂X・アイバンラーメン・麺恋処いそじも露出してたんですか・・・いそじは特にそろそろ再訪してラーメン食おうかなと考えていたので、仮にこれで一気にお客押し寄せたらちと具合悪いですね(苦笑)特集雑誌などは興味ない人はわざわざ買いも立ち読みもしないのでともかく、なんだかんだ言って未だにTVの影響力ってのは馬鹿になりませんからね。
BBSの方に、「TVに露出したラーメン店を知らせるスレ」でも立てましょうかね(笑)ラーメン好きでも行列好きな人はそう多くはないでしょうし
このレビューをワードにコピペして文字数をカウントすると3400字
短編映画並みの野猿物語、文章が映像として見えました
いやぁ〜実に面白い!素晴らしい!楽しいレビューをありがとうございます
1日1麺 | 2007年10月30日 18:14(荻窪二郎へのコメントのお返事)
どうも、麺太郎です。お久しぶりです。
こちらのレビューは実は以前に爆笑しながら拝見しました(笑)
物凄い長さですが、やはりばっささんのレビューは読ませますね。
個人的には殿堂入りの面白さでしたよ、素晴らしいです(笑)
荻窪二郎は、ちょっと残念でしたね。ブレでハズレの日だったのかもしれませんが、
何度も行ける環境に無い僕にはその1日が全てですからね。残念でした。

逆襲の禅魔師
しゅうまる







先週金曜、昼下がりのオフィス。
バタバタする中、隣で後輩が泣きを入れている。
どうやらHP経由の新規引き合い先へ夕方に訪問する予定だったのが、
別の担当顧客でトラブル発生してしまい、首が回らないらしい。
新規といってもHP経由の場合、冷やかしみたいなものがほとんどで、
大抵が空振りに終わることが多いため、初回訪問は感触掴みとして
若手に回される場合が多い。
ま、同情するし、大変だけど若いときはそんなもの。
オレもその頃は回らない首を3回転ぐらいさせてたもんだよ・・・
なんて思っていたのだが、新規口の訪問先が「多摩センター近く」と
耳に入った瞬間、ワタシの頭の中でRDBマップがオープンし、
数秒後には「プランJ」のフローがビルドされていた。
「夕方でいいのな?」と聞くと、後輩は半ベソに近い顔でうんうん、と。
「じゃ、ちょっと調整して代わりに多摩センター行ってきますわ。」と上席に持ちかけると、
そりゃ助かる!の空気で快諾。隣では後輩が神のようにオレを見上げ、「恩に着ます・・・。」
そこでワタシは後輩に「今度おごれよ」と軽く言い放ちながら、荷物をまとめ
ホワイトボードに行先と帰社時間「NR」を書き込み、颯爽と社を後にした。
ふふふっ・・・カンペキじゃないか。
誰もワタシの陰謀に気づいてなかろう。
周囲には後輩をサポートする人望厚きヤツを演出しながら、
実の姿はまさしくカネシを求める野猿のごとき存在に変身していたとは!
都心で別件を済ませ、京王多摩センター駅に到着したのが15:45。
16時からの商談を1時間としても、まぁ18時前には野猿街道にたどり着くことだろう。
訪問先はとあるショールーム。
先方担当は麗しき妙齢の女性!僥倖というのは続くモノだ・・。
カタログと説明資料を手に一通りのプレゼンを終え、
「どうです?これから一緒にジロりません?」の誘い文句も浮かんだが、
さすがにそれは調子に乗りすぎというもの。
以降の窓口として後輩の名を伝え、一路黄色いカンバンを目指すこととした。
京王堀之内に降り立ったのが、17時過ぎ。
都心に比べ、心なしか空気も良いし、肌寒さもマシた感じを受ける。
ポクポク歩くこと10分。野猿街道に出た時点で笑った。
薄暗くなった中でも燦然とたたずむ「二郎」の2文字・・・明らかにデカすぎである。
学生さん達と仕事を終えた社会人が交錯する「逢魔が時」だったのか、
店外に人影は見えない。券売機に対峙し、向かう道すがらに決断したオーダー、
「大つけ豚入り ¥1,000」を選択した。
「野猿で大??無謀だろ!」
「危険は承知の上よ、だけど野猿だからこその大なんだ!」
「貴様、自分の力買いかぶってないか?昔、メグ大で憤死しかけたくせに」
「うるさい!あの頃とは違うんだよ・・・何もかもが」
「オレはお前のこと、心配して・・・。」
「わかってる。大丈夫、つけなら逝けるさ。勢いでヤサイ!とかも言わないから・・・。」
以上、京王線内で繰り広げられた内なる会話の一部である。
正面の表彰台待ち席に水を持って、お行儀よく座る。
チケットを店員に渡して、ものの5分で前方カウンターに格納。
ネクタイを外し、タオルハンカチを手に握り、メガネを胸ポケにしまう・・・
一連の身支度を終えてほどなく、「大の方〜」とお声がかかった。
「ニンニク・アブラ」でファイナルアンサー。目の前でサクサク仕上げが行われ、
いよいよ対麺を待ちわびていたキングギドラの中心首が姿を現した。
さぁ、お待たせしました。いよいよ開戦です。
まずはつけ汁がカウンターに置かれる。
ヤサイをマサなかった分、ある程度常識範囲のビジュアルに収まっているが、
あくまでその常識とはラーメンとしての常識であり、つけ汁としては完全なる規格外。
ただ「鶏とふじ」や「らーめん 辰屋」での経験もあってか、意外と心持ちは冷静。
麺が供されるまでにしばしのインターバルがあったが、ゴングは既に鳴っている。
ここぞ先制のチャンス!とばかりに、孤立無援状態のウワモノへ挑みかかった。
ヤサイは情報通りシャッキシャキ。
個人的にあまり重きをおかない構成要素なのだが、これはなかなかウマい。
若干しか混ぜ返してないこの時点でニンニクスパイスが口鼻腔を突き刺してくる。
これは最終的に吉と出るか凶とでるか分からないが、出だしとしては最高である。
マシたアブラはプルップルッのコたちが、小山の脇に数人横たわっている。
この前の桜台のコたちはもっと流動性が高く、プリン・ヨーグルトの如くと表現したが、
八王子っコたちはきっちり形を保ったままの存在感。見た目としては上物のイカ活造りか。
無傷なうちに一つをつまんで一口に。スープと口の中で合わせると恍惚のまろやかさ。
そして豚塊。まずはジュニアサイズにパクつく。
ぐふっ・・・これは・・・。肉自体の食感・うまみもさることながら、
カネシが直接的アタックをかけてくるような濃い醤油味に電流が走った。
こりゃ、どうしてなかなかスゲェぞ、やっぱ。
と・・・怒濤の先制ラッシュをかけていたところに、ご本尊が登場。
大なら450gか、いや500g近いなこりゃ。という第一印象。
ちょっと前なら外観だけでたじろいでいただろうが、これについても特に動ぜず。
やっぱオレって進化してる...と喜んでいいのかわからない事実をここで実感。
麺を掴み、つけ汁に沈めて、いよいよ全部隊出撃。
ワッシワシいきながら、ウワモノへトドメを刺そうとした時に
ヤサイヒルズの奥に控えていた豚塊の親玉2匹が全貌を現した。
キョーッ!!!
何スカ?アナタ?
ワケの分からぬリアクションが出てきてしまうほどのお姿。
さすがにこれにはビビった。これから先も夢に出てきそうである。
もう完全にこの1つで立派な肉料理だ。
白磁の皿にコイツとヤサイを取り分けて、上からスープを一回ししてやれば
「イベリコ豚の温野菜添え 特製ジロリーヌソースをかけて」なんて名前で
麻布あたりの小洒落たレストランなら単品で2〜3千円取れそうな勢い。
そんなヤツらが2匹いる・・・。
精神的な優位はここの時点で瓦解した。
個体数はさておき、ボリューム的には通常店のダブルに近い。
しかし、後には引けない。あとはしゃにむに闘うしかない。
ボス豚に挑む。
見かけの大きさにも驚いたが、そのポテンシャルにもまた驚く。
さすがにジュニアに比べて味の染み方は穏やかだが、総じて柔らかな食感。
多少パサつき気味な箇所があっても脂身と補完しあいながら、
トータルでは十分な満足感を得られる出来に仕上がっている。
一匹片付け、あと残り1/3程度のボリューム。
ここらへんがゴールへの分水嶺となるのだが、かなり形勢は悪い。
何せその残りにボス豚のもう一匹が含まれているのだから。
額にはすでにつけ麺を喰ってるとは思えない玉の汗が浮かんでいる。
しかし休んではいられない。満腹中枢が振り切るまでに箸を進め続けなければ。
水を一口含み、呼吸を軽く整え、再び挑みかかる。
麺を別にしておくと、とぐろを巻いた姿が視界に入ることで、
ゴールまでの距離を実感してしまうので、全てつけ汁に放り込み、
全速力でカネシの海を泳ぎ続ける。
はぁぁ・・・完全に昇天。
スープ割りを楽しむ余裕などはもちろん微塵もなく、
とりあえず一通りの固形物をすべてさらい切った時点で真っ白な灰に。
ごちそうさまぁ・・・と声は張ったものの、丼を上げる手には力無く、
一歩一歩確かめるような足取りで店を出た。
キッツい運動を終えた後のような疲労感と達成感に包まれながら。
今思えば、やはり大のチョイスは身の程知らずだったといえるが、いい経験をさせてもらった。
そして誰かも書かれていたが、普通こうして物量的に追い込みをかけられれば、
向こうしばらく、想像すらできなくなるはずなのに、帰りの電車内で息も絶え絶えになりながら、
「次いつ行けるかな〜」と考えていたのは、紛れもない事実である。
野猿を食して思い浮かぶ言葉は「炸裂」
ヤサイ炸裂、アブラ炸裂、ボス豚炸裂、カネシ炸裂、ボリューム炸裂、旨さ炸裂。
バランスもへったくれもそこにはない。というかそれこそ、そんなの関係ねぇ。
理屈コいてるヒマあったら、とっとと食え〜とたたみ掛けてくる感じ。
野猿に限らず二郎とはもともとそういう食べ物なのかもしれないが、
何でもドギツクなってしまった最近の世の中で、それに負けぬインパクトを
変わらず与えんとする「二郎」の代表格として語られるべき一品のように思えた。