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「つけそば」@中華蕎麦 とみ田の写真10月26日(金)訪問。昼の「吉左右」に引き続き、夕方の「とみ田」へ連食です。


雨が降る中、16時30分に到着。店頭に置いてある4人分の椅子は満席で先客5人が待機しています。店内に入り、食券自動販売機でデフォのつけそばを選択、店員さんに食券を渡して再び店の外に出て順番を待っていると、とみ田の向かいの立体駐車場の警備員さんが店内に入っていくので「何かな?」と思ったら、警備員さんは食券を購入してどうやら中休みの様子。店員さんが「傘使いますか?」と声を掛け、お客様用の雨天用傘も用意されている様で、とみ田のお客様への心使いが感じられます。

16時45分、店内に案内されると店内は満席。カウンター席に座るといつもの店主と2人の店員さんが厨房で仕事に集中しています。16時50分、温められていた器に入ったつけ汁と麺が提供され、賞味開始。麺は中太で吉左右よりもやや太い印象です。麺から小麦の香りが感じられ、麺を箸でつまんで噛み締めると麺の弾力と歯応えのある食感で、麺の食感は吉左右よりもとみ田の方が私好み、麺のつるつる感やのど越しの良さは吉左右の方が好みです。
麺の旨みは両店同等に美味しいです。

スープを食すると吉左右との違いが現れます。豚骨魚介系統の味付ですが、吉左右が豚骨系を主体にクリーミーなテイストで仕上げた印象であるのに対し、とみ田では魚介系を主体にまとめた印象で吉左右よりもサラッとした感じでこちらも美味しい!。私はとみ田で食するたびに濃厚度の高い豚骨主体スープの印象を受けていたのですが、吉左右と比較すると豚骨系の濃厚さをやや抑えて魚介系を主体に仕上げたスープである様な感覚を受けます。「豚骨系ベースの吉左右」と「魚介系ベースのとみ田」、そんな印象です。

とみ田のスープは、豚骨の旨みを出しながらも粘度・濃度は極力抑え、魚介系を主体にスープバランスを繊細に調整し、豚骨と魚介の相乗効果を最大限に引き出し素材のコクを出し切る事で濃度のあるスープを表現している、そんな感じです。魚介をもってコクの深さを出してスープ全体の濃度と旨みを高めていると思われる技術の高さにとみ田の奥の深さを感じます。
また、ナルト・海苔・わずかに入った柚子等もいいアクセントになっており、スープも麺によく絡み、麺の量も300gと充分でこちらも食べ応えがあります。

チャーシューをつけ汁から取り出して麺の器に乗せて賞味します。厚みのある脂身の少ない薄桃色のロールチャーシューはつけ汁を抜いた状態で食してみると、柔らかい食感と旨みが口の中広がっていきます。その後、チャーシュー・麺・つけ汁を同時に食するとそれぞれの旨みが三位一体となって口の中に融合し、美味しい〜!。

麺とチャーシューを2割程残した状態で店員さんにスープ割を頼むと、器の中のつけ汁を少し捨てて刻みチャーシューを追加した器が帰ってきました。これを「模擬ラーメン」として見立て、吉左右の時と同様に残した麺とチャーシューを丼に一気に投入してスープを口にすると、ある事に気がつきました。 
それは、スープ割りした後のとみ田のつけ汁は、吉左右のつけ汁に似たクリーミィな味わいの印象に変わるのです。スープ割後の味が吉左右寄りに近づくという事は、スープ割り時に注がれるスープの豚骨度が高いのでしょうか?奥が深いスープで私には解けない謎です。スープ割り後の模擬ラーメンもこれまた美味しい〜!。つけそばと模擬ラーメンで「一粒で二度おいしい」の余韻を残したまま17時05分にお腹満腹でフィニッシュです。

とみ田は、仕事の丁寧さや手際の良さ・接客の良さ・ラーメンの完成度の高さ・ボリューム・コストパフォーマンス、すべてにおいてハイレベルです。しかも、スープ割り後に刻みチャーシュー追加のお楽しみがあるなど遊び心も忘れない。これで採算がとれるの?と、こちらが心配してしまう位にお客様の満足度を追求するストィックな店主の姿勢は、店内に飾られた山岸師匠の座右「福は無欲無為より生ず」そのままであり、まさに脱帽です。
修行僧を思わせる風貌の店主の生き様が凝縮されたこの一杯、満足度は限りなく100%に近い95%です。


吉左右ととみ田の違いは、吉左右は「若い店主の上質で洗練された仕上がり」、とみ田は「人生経験を重ねてきた店主の重厚な仕上がり」という印象です。次回は特製つけそばか中華そばを食したいと思います。

投稿(更新) | コメント (7) | このお店へのレビュー: 2件

コメント

赤髪さん、初めまして。シュワッチです。
コメント&投票、ありがとうごさいます。


模擬ラーメンは純粋なラーメンとはスープや麺のバランスが
変わってきますが、これはこれで楽しいです。

赤髪さんの投稿は、ラーメン店選択・メニュー選択の上でとても
助かります。これからも貴重な情報を宜しくおねがいします。

メタボるフォーゼ | 2007年11月5日 06:55

はじめましてLibertyです
「中華蕎麦とみ田」へ コメント頂き有難うございます

中々の とみ田 フリークの様ですね(笑)
私もついつい「つけそば」を頼んでしまいます
個人的には「つけそば」に軍配があると思いますが
「中華そば」も中々のレベルなので、気分や気候などで使い分けたいですね
「吉左右」さんの麺も本当に美味しいですね
アチラもレベルの高い一杯を提供しているお店だと思います
類似つけ麺提供店として 最近では 川口の食処 渓がオススメです
機会があれば試してみてください

では 今後とも宜しくお願いします

↓失礼しました間違えです(汗)

Liberty | 2007年11月7日 12:43

どうもです

1日で吉左右ととみ田ッスかぁ!!…羨ましいw
吉左右はまだ行った事がないので参考になりました。

ジン1971 | 2007年11月7日 19:24

コメント&投票、ありがとうございます。


ジン1971さん。
吉左右ととみ田を食した当日は、都内出張業務だったので連食を決意し、
仕事はあまりしませんでした(^^;。
サラリーマンならぬ不良サボリーマンです(これはいかん!)。

赤髪さん。
>漬け蕎麦が美味しいお店は、中華蕎麦も美味しい事が判明致したのです。
なるほど〜そうだったのですね。
自分も漬け蕎麦同様、中華蕎麦もドンドン食していきたいと思います。


Libertyさん。
>類似つけ麺提供店として 最近では 川口の食処 渓がオススメです
川口の食処 渓、機会があれば試してみたいと思います。
埼玉方面も美味しいお店が目白押しですね。



メタボるフォーゼ | 2007年11月9日 07:01

んこ様さん。
コメントありがとうございます。


んこ様さんの投稿スタイルは個性的で、
見ていてとても楽しいです。

>この店の客に対する応対、心遣いも素晴らしいとおまいます。んこ様自身、時間に余裕があれば、是非行きたいお店の一つです。

とみ田の心遣いには、いつも感心させられます。
スタッフの皆さんの心の温かさが伝わってくるお店の雰囲気が好きです。
自分も時間と財布(?)の余裕があれば通いたいお店の一つです。








メタボるフォーゼ | 2007年11月10日 06:48

はじめまして、あんぐる亭と申します。

詳細な採点楽しく拝見しました。
2割ほど残しての模擬ラーメンとは、成る程こんな手もあったのかと感心しました。

今後の採点も楽しみにしております。

今日雨がひどければ、とみ田へと思ってましたが止んでいるので次回です。


あんぐる亭  | 2007年11月11日 13:40

コメント、ありがとうございます。


あまのまどいさん。
>二郎という特殊な食べ物は、単なるラー食ではなく一種のエンターテインメントだと思っていますので、
>食べる側のこちらもはっちゃけて楽しむことにしています。
自分も、二郎系は淡々と味わうよりもガッツリガツガツ食して店主とのバトルを楽しむお店だという事がだんだん分かってきました。近々、ちばからの訪問記を投稿する予定なのですが、おちゃらけた投稿になってしまいそうです。

>川口の「食処 渓」という新進店もこの2軒に肉薄するうまさを誇っておりますので、機会がありましたらご訪問を   >お勧めします。
Libertyさんもお勧めのお店ですね。何とかしてでも、訪問してみたいと思います。


あんぐる亭さん。
模擬ラーメンは、貧乏症で暇無しの自分にとって「苦肉の策」ではあるのですが、
レギュラーメニューとは違った味わいになるので楽しいです。
あんぐる亭さんの詳細な投稿は、とても勉強になります。自分も、あんぐる亭さんのように
強い意思を持ってコメントできるようになりたいと思います。

メタボるフォーゼ | 2007年11月14日 07:10