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「武蔵らー麺」@創始麺屋武蔵の写真【アタクシの東京ラーメンライフの原点西暦2000年前後・・・麺屋武蔵本店】

 ラーメン好きなら誰でも心に残る一杯ってありますよね!アタクシの場合は、「これからラーメンレビューをやろう!」と衝撃を受けた一杯は、「松戸・とみ田」。子供の時から慣れ親しんだDNAとしては、「京都・第一旭&天下一品総本店」。そしてもうひとつ・・・・、上京してから東京のラーメンにハマったのは、「恵比寿・香月」とそして、「新宿・麺屋武蔵本店」なのです。たしか・・・・西暦2000年前後。ノストラダムスって結局けーへんかったやんけぇ(「来なかったじゃない」の関西弁)、などとぶつくさ言いながら、関東らー友と文句言い合ったころ、旨いラーメンがあるらしいと引き連れられたのがここだったような記憶です。当時は、当時なりに衝撃な一杯でした。たしか「サンマ節」を使い魚介をガッツリ効かせたスープに感動を覚えたものです。

 「今の武蔵を今の感覚でレビってこい!」

 ・・・関東らー友氏(アタクシのラーメンブレイン)からの指令を大分前にいただいたのですが、今回実行させていただきます。




【この魚介の芳ばしさが「武蔵」でんな・・・・】

 当時初めて30分以上並んで食したラーメンでしたが、訪問時午後8時・・・・すんなり入れる気楽さが時の流れを感じさせます。とは言え、中は活気にあふれていて、客席は8割程度は埋まっております。そして、厨房内のスタフの多さがスゲー・・・・。時々、何かのタイミングで、スタフが合わせて発する掛け声でビビりますがな・・・。一番右端の座席ゆえ、なんの掛け声か分からずです。などと店の隅っこでおどおどしていながら、待つこと7~8分程度で、配膳完了されます。アタクシのカスタマイズとしては、「こってり・普通」。スープ濃度(こってり/あっさり)、麺量(並/大)は食券渡すときに伝えるシステムです。麺顔を見て・・・・武蔵ラーメンやのうてまるで角煮ラーメンでんな!スープからまずいただきますと・・・・、

 「武蔵らしさを思い出す!焦げたような芳ばしい魚介油が意外とすっきり・・・」

 昔は「魚臭いかも」と思ってたこのフレーバーが今では、するするごくごくと飲めるので、人間は本当に変わるもんです。どちらかというと、うがった言い方をすれば「芳ばしい」というより、「焦げて芳ばしい」という方が、感覚的にはしっくりするのですが・・・。見た目が非常にオイリーなのですが、この見た目から普通は「焦げ芳ばしさ」を連想するのはできそうもないですな。本当に焦げているのではないのであしからず。芳ばしさを強調しただけなのですから・・・。

 「甘めの醤油フレーバーと感じるのが意外だったな・・・・」

 これはトッピングの影響をアタクシが受けているのかな・・・。魚介醤油で重厚に仕上げた感じかと思い「魚介の甘み」を期待しましたが、「動物系?角煮系?の甘さ」が印象に残ったのが意外でした。醤油の甘めのカエシ??という矛盾する表現ですが、塩気あるスープも少しは期待したいという方には、どのように映るのか興味がありますな・・・。透明度が実はあるのですが、重厚感があるのでそういう印象もないのが意外。なかなか、過去の記憶と今の感想がその通りに結び付かなかったので、新鮮な一杯だったりしました。

 ※味のグラデーション:魚介系のコク油>醤油の感覚>角煮?動物系の甘み>もう一回魚介の甘み>その他
  (大阪・福島の「三久」を食している途中に連想。「三久」で食って「武蔵」を連想できなかったのが・・・・アタクシもまだまだだな~と思い知りました(泣)。)



【非常にカッツリした麺でして、スープの重みを受け止めます】

 一方の麺ですが、割と黄色目の発色と、中太麺であるのが印象的。そして、ややウェービーで手もみな感じと見てとります。なかなか艶やかな表面でんな・・・・、と思うのは、魚介油をすり抜けてくるから、余計にそう思うのかも? 口ですすりあげる感覚の時点から「外固系」なニュアンスを感じます。

 「モチモチ少なく、カッツリとした歯ごたえが、麺の潰しこみの良さを感じます」

 最近個人的によく使う表現だと、「前歯での噛み切りがスパスパとテンポいい~スパスパ系」なやつでして、中加水の中では、さっくりとした感覚かもしれません。そこへ奥歯へのすりつぶしへと入るのですが、すこしばかりハードな圧と感じ、一気に「グニリィ~」と潰れていく・・・・というキャラクターでしょうか・・・。麦の香りを楽しむというより、独特の持ち味あるグルテンを楽しむといった感じでして、食してお腹的には満足あり! 大盛にして幸せを最大限楽しむというやつですね。

 ※麺の感覚:外固いイメージ(カッツリ)先行で、前歯のさばきが気持ちよい、スベリ良く、麺の密度感あり食べ応えアリ! 
 ※麺の形状:中太麺で少々ウネリを感じる麺、よじれ少ない、黄色い発色が特徴で、膨れた角麺という感じ 




【具を見て・・・・白飯を欲する】

 チャーシューメンもあるけど、角煮メンもありまっせ!というメニュー構成はたまに見ますが、ここは、「角煮」が定番ということか・・・・、そんなことすら覚えていなかったのが不覚です。さてこの角煮物・・・・・結構分厚く切られていて、スープをまとってまたオイリーにも感じます。

 「お正月のおせち用にとっておきましょう・・・(うそです)」

 でも一品として出てきても非常に満足な品質とそのボリュームです。しかし、アタクシ的には、この肉と麺を一緒に口に入れて味わうよりも、どちらかというと「白飯」と一緒に食したい!と思うのが本音でして・・・・。旨い!だが他のコンビネーションが好きという冷たい態度ですみません。

 また味玉も珍しい切り口とその黄身のスタイルですね・・・。普通、玉子は縦に切ると思うのですが、横に切られています。またタコ糸で不規則な切り口を演出するのではなく、明らかに包丁での切断面。これはハードボイル系なのでそうしたのでしょうね。この黄身のゆで加減は、サンドイッチの具でよく見るお姿です。あと、海苔、薬味ネギ、メンマとありますが、ほとんど印象を覚えていないので説明は省きますが、覚えていないということは、文句はなかったということで・・・・。

 ※具のおさらい:角煮2個(厚め・大きめ)、味玉半分、海苔、メンマ、薬味ネギ

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 総じまして、一時代を築いた一杯!その当時としては個性の鮮烈さをまぶしく思います。そして、食べて(アタクシ)の記憶力の足らなさを鑑みて「あかんな~・・・・」と反省もしてます(笑)。昔、西新宿ラーメン戦争とか雑誌であおりたてられた当時、この一杯を食って、その足で新宿西口近くのビックエコーでカラオケするのが、関東らー友とアタクシのおきまりパターンでした。覚えていたのは、当時カラオケでよく歌った浜田省吾の曲。覚えていなかったのは、武蔵の味でした。時代とともに、人間の記憶もうつろうものなのですな・・・・・。なので詠います!

 久々に
 武蔵訪ねる
 夢のあと  

 香味かみしめ 
 また夢ごこち

お粗末!ということで合掌!今日も本当にごちそうさまでした。

投稿 | コメント (6) | このお店へのレビュー: 2件

コメント

こんばんは!!
麺屋武蔵 新宿本店。実は未訪なんですよね…いつでも行けるという理由でずっ~と後回しに。。。
>覚えていなかったのは、武蔵の味でした。時代とともに、人間の記憶もうつろうものなのですな…
しみじみと感じますね~

King Tetsu(なの?) | 2011年12月9日 00:51

ども~
ワタクシは1時間並んだ記憶がありますヨ
当時は凄いブームと言いますか。
そして記憶とは如何に曖昧かwww まぁ舌が肥えた!と言ってしまえばそれまでですが。
そして角煮は不要かな?とこの前感じた次第です、ハイ……。

はち ~減量中~ | 2011年12月9日 07:29

どもです!

いやぁ~ 爆発的な人気を誇っていた時期に1度。
ちょっと落ち着いたRDB参加当初に2度目と
訪問しましたが、結構好きですよぉ~

当方勤務地のランチローテエリアなので
久々逝ってみようと検討中です(^^)

YMK | 2011年12月9日 07:52

KMです。

>「恵比寿・香月」とそして、「新宿・麺屋武蔵本店」なのです

確かにこういう時期、ありました。
会社が渋谷で、終わってから行ったものです。

>当時は、当時なりに衝撃な一杯でした。たしか「サンマ節」を使い魚介をガッツリ効かせたスープに感動を覚えたものです。

ニューウェイブのラーメンの発展に貢献したのは間違いないです。
おかげでいろいろなものが開発されているのではないでしょうか。


>時代とともに、人間の記憶もうつろうものなのですな・・・・・

味の記憶は無理ですね。自分なりに解釈された形で記憶される
ようです。
忘れるのは今となってはありがたいです。
困った時は忘れちゃいます。

KM | 2011年12月9日 10:16

こんにちは。

私は何故か武蔵系には行かないんですよね~

自分でも理由はわかりませんw

ただ一度だけ何年か前に、上野の武骨に行ったことがあるだけです。

嫌いなタイプではないのですが。。。

Stag Beetle | 2011年12月9日 14:25

おっと、こちら、原点の一つでしたか。
私は、申し訳ないのですが、あまりよい記憶がなくて、
散々待たされたり、注文間違えられたり、期待した「魚介」をあまり感じなかったり....
私も「こってり」にしたのですが、それがよくなかったのかなあ。
行列がなければ、もう一回行って、あっさり仕様を試してみようかな、
なんて思ってはいますが。
武蔵本体の凄さは、未だ実感できずですが、暖簾分け店やお弟子さんのお店なんかを見ていると、
ポテンシャルの高さが垣間見えたりはするんですけどねー。

GT猫(ひっそり活動中...) | 2011年12月10日 00:22