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哀愁漂う6号沿いの中華食堂漢。野菜炒めがたっぷり乗ったタンメンには、店主の思いが一杯詰まっていて。お店は国道6号線沿いにあるのですが、まず目立ちません。大きなロードサイド仕様の大看板、ありません。駐車場の奥にお店があるので、お店に掲げた看板は国道を通過する車からは見えないんです。位置的には我孫子市なんですが、ちょうど店が途切れる場所にありますのであっというまに通り過ぎてしまいます。お店を仮に見つけたとしても、瞬時に停車して駐車場に入るのはちょっと厳しいかもしれません。こっちは地元民なんでよく分かってます。以前からいつか寄ってやろうと思っていました。このお日柄も良き日に初訪問を果たしました。隣の店は焼肉のでん。下り車線に面していて、でんの手前に店はあります。首尾よく駐車場に入れました。夜の部の一番乗りのようです。店の外観から既にしてノスタルジック。そっと近づいて戸を開けて入店します。蛇が出てくるのか蛇が出てくるのか。と思いきや、典型的な中華定食屋さんです。な~んだ。厨房の前はカウンター席が並び、そのトイメンは小上がり席。マンガを手にして出来上がりを待つ、マンガをめくりながら食べる。そんな情景が似合うお店のようです。手書きの短冊メニューが所狭しと貼られていて、マンガに出てくるような下町の定食屋さんの空気です。たきたゆう、が描くような。ちょっとだけ違うのは・・・。おお、店主の思いがきっちり書かれた紙が貼ってあります。コピーして何枚も貼ってあります。店主の熱き思い・・・・。“当店のスープは国産鶏がらをはじめ、厳選された素材を使用しております。スープ仕込みの前の段階から、原材料の旨みを最大限引き出せるよう、丁寧に丁寧に仕込んでおります。そういった段階を踏んで、じっくり20時間以上かけて仕上げたスープは、動物系本来の癖がなく、すべての素材の旨み、鶏に含まれているコラーゲンを余すことなく抽出し、濃縮させることができました。更に20時間以上かけて仕上げたスープを冷やして、一晩寝かせて安定させることで、更なる旨みが増すのです。事実、当店のスープを冷やすとぷるんぷるんになるほど、ゼラチン質なのです! 中華食堂漢 店主“ラーメン屋の店主がここまでの文章を書くか、普通。チェーン店の学卒の広報が書いたんじゃないのですよ。思わず店主の顔を見てしまいました。わかりましたよ。心していただきましょう。こっちも、元ラーメンヲタクですから、うるさいですよ、ちょっとは。メニューにおすすめの字が入っているのは、ピリ辛味噌ラーメン、特製つけ麺、ルーロー飯、そしてコラーゲンたっぷり、焼汁餃子5ケ(350円)。焼餃子は賛同しましょう。その他のおすすめは今日は全部却下。オーダーしたのは、タン麺(750円)。店主が丁寧に餃子を包み始めます。汁餃子と銘打ってますので、これは小龍包と同じ製法で固まらせたコラーゲンキューブを餃子の中に包み込むんじゃないでしょうか。一口で食べよ、と注意書きされているところを見ると、やっぱりね。皮を破って汁を出すな、っつうことでしょ。お客さんに汁を味わってもらいたい、の自慢の一品なんでしょう。ラージャです。さ、タンメンはタンメンと書かずにタン麺。言葉のこだわりもなかなかです。たしかに、漢字表記では湯麺ですから、語末は麺です。店主が中華鍋をあおり始めました。相当量の野菜をぶっこみましたので、おそらく出来上がりも野菜の山ができそうです。およそ11分後、行列の元に届けられました。やりましたね。根の少ない太い上質のもやし。野菜は切り揃えられ、カットにもこだわりがあります。この辺のカットへのこだわりは、西荻窪のはつね並です。また彩りも考えてますね。キャベツ、人参、にら、木耳、豚肉。絵面が白っぽくならないような配慮。トップにはハーフながらヤングコーンを乗せて全体を〆てます。にくい演出。野菜は予想通り山になって表面を見えなくしてますね。この野菜が部分的にしゃきしゃき感を残していて、とってもうまい。わしわし食べられる量というのもありがたいことです。ちょっと薄めの味付けですがこの位だと逆に野菜には甘さをかんじるんですね。メニューには、つけ麺以外は細麺であるとの告知がありましたが、予想以上に細い麺です。加水率を低く抑えてぼそっとした食感がなかなかよろしい。タンメンは、野菜炒めの熱量が大きくてなるべく麺が柔くならないように太麺を使うのが一般的ですが、ここのは中細よりも更に細い麺です。硬めでしっかり麺上げをしているので、柔ではありません。食べきるころにはちょっとしんどいところもありましたが、概ねよろしいのではないかと。帰り際に店主にタンメンで太麺に変えられるか、と質問してみました。目をぱちくりして、いいですけど、と。太麺をタンメンに使うことなど全く考えていない顔をしていましたね。スープです。白濁していて、旨みの抽出は確かに上手に出来ていましたね。味が薄かったら濃くもできますから、と最初に声をかけられました。たしかにタンメンの通念としては薄味に属しますが、これでぴったりという印象でしたね。このスープは濃い味にしてしまうと、そんじょそこらの並のスープとの差別化が少なくなってしまう宿命を持っているようです。コンくらい薄いほうがうまいと感じました。全体的によくまとまってい特徴のあるタン麺と思いました。汁餃子です。一口で食べろ、って言われても熱くて食べれないでしょ、と思いながらも、やっぱり一口であんぐり。っちっち。けど、うまい。想像していた突き抜けるうまさではなく、しみじみ納得のうまさ、っていった感じかな。具とスープと皮の体積比をもう一度計算し直したほうがいいかもしれません。もっとうまくなるはず。紙に書いて告知している店主の熱き思い。分かったような気がしました。もう少しいろんな種類のものを食べてもっと味わってみたい。そんな気がおきるレベルの高さがありましたね。
どうもです! こちらに行きましたか! この高評価にはちょっとびっくりですよ! 店主の努力は間違いないということですね!
お店は国道6号線沿いにあるのですが、まず目立ちません。大きなロードサイド仕様の大看板、ありません。駐車場の奥にお店があるので、お店に掲げた看板は国道を通過する車からは見えないんです。位置的には我孫子市なんですが、ちょうど店が途切れる場所にありますのであっというまに通り過ぎてしまいます。
お店を仮に見つけたとしても、瞬時に停車して駐車場に入るのはちょっと厳しいかもしれません。こっちは地元民なんでよく分かってます。以前からいつか寄ってやろうと思っていました。このお日柄も良き日に初訪問を果たしました。
隣の店は焼肉のでん。下り車線に面していて、でんの手前に店はあります。首尾よく駐車場に入れました。夜の部の一番乗りのようです。店の外観から既にしてノスタルジック。そっと近づいて戸を開けて入店します。蛇が出てくるのか蛇が出てくるのか。と思いきや、典型的な中華定食屋さんです。な~んだ。厨房の前はカウンター席が並び、そのトイメンは小上がり席。マンガを手にして出来上がりを待つ、マンガをめくりながら食べる。そんな情景が似合うお店のようです。手書きの短冊メニューが所狭しと貼られていて、マンガに出てくるような下町の定食屋さんの空気です。たきたゆう、が描くような。
ちょっとだけ違うのは・・・。おお、店主の思いがきっちり書かれた紙が貼ってあります。コピーして何枚も貼ってあります。店主の熱き思い・・・・。
“当店のスープは国産鶏がらをはじめ、厳選された素材を使用しております。
スープ仕込みの前の段階から、原材料の旨みを最大限引き出せるよう、丁寧に丁寧に仕込んでおります。
そういった段階を踏んで、じっくり20時間以上かけて仕上げたスープは、動物系本来の癖がなく、すべての素材の旨み、鶏に含まれているコラーゲンを余すことなく抽出し、濃縮させることができました。
更に20時間以上かけて仕上げたスープを冷やして、一晩寝かせて安定させることで、更なる旨みが増すのです。
事実、当店のスープを冷やすとぷるんぷるんになるほど、ゼラチン質なのです!
中華食堂漢 店主“
ラーメン屋の店主がここまでの文章を書くか、普通。チェーン店の学卒の広報が書いたんじゃないのですよ。思わず店主の顔を見てしまいました。
わかりましたよ。心していただきましょう。こっちも、元ラーメンヲタクですから、うるさいですよ、ちょっとは。
メニューにおすすめの字が入っているのは、ピリ辛味噌ラーメン、特製つけ麺、ルーロー飯、そしてコラーゲンたっぷり、焼汁餃子5ケ(350円)。
焼餃子は賛同しましょう。その他のおすすめは今日は全部却下。オーダーしたのは、タン麺(750円)。
店主が丁寧に餃子を包み始めます。汁餃子と銘打ってますので、これは小龍包と同じ製法で固まらせたコラーゲンキューブを餃子の中に包み込むんじゃないでしょうか。一口で食べよ、と注意書きされているところを見ると、やっぱりね。皮を破って汁を出すな、っつうことでしょ。お客さんに汁を味わってもらいたい、の自慢の一品なんでしょう。ラージャです。
さ、タンメンはタンメンと書かずにタン麺。言葉のこだわりもなかなかです。たしかに、漢字表記では湯麺ですから、語末は麺です。店主が中華鍋をあおり始めました。相当量の野菜をぶっこみましたので、おそらく出来上がりも野菜の山ができそうです。およそ11分後、行列の元に届けられました。
やりましたね。根の少ない太い上質のもやし。野菜は切り揃えられ、カットにもこだわりがあります。この辺のカットへのこだわりは、西荻窪のはつね並です。また彩りも考えてますね。キャベツ、人参、にら、木耳、豚肉。絵面が白っぽくならないような配慮。トップにはハーフながらヤングコーンを乗せて全体を〆てます。にくい演出。野菜は予想通り山になって表面を見えなくしてますね。
この野菜が部分的にしゃきしゃき感を残していて、とってもうまい。わしわし食べられる量というのもありがたいことです。ちょっと薄めの味付けですがこの位だと逆に野菜には甘さをかんじるんですね。メニューには、つけ麺以外は細麺であるとの告知がありましたが、予想以上に細い麺です。加水率を低く抑えてぼそっとした食感がなかなかよろしい。
タンメンは、野菜炒めの熱量が大きくてなるべく麺が柔くならないように太麺を使うのが一般的ですが、ここのは中細よりも更に細い麺です。硬めでしっかり麺上げをしているので、柔ではありません。食べきるころにはちょっとしんどいところもありましたが、概ねよろしいのではないかと。帰り際に店主にタンメンで太麺に変えられるか、と質問してみました。目をぱちくりして、いいですけど、と。太麺をタンメンに使うことなど全く考えていない顔をしていましたね。
スープです。白濁していて、旨みの抽出は確かに上手に出来ていましたね。味が薄かったら濃くもできますから、と最初に声をかけられました。たしかにタンメンの通念としては薄味に属しますが、これでぴったりという印象でしたね。このスープは濃い味にしてしまうと、そんじょそこらの並のスープとの差別化が少なくなってしまう宿命を持っているようです。コンくらい薄いほうがうまいと感じました。全体的によくまとまってい特徴のあるタン麺と思いました。
汁餃子です。一口で食べろ、って言われても熱くて食べれないでしょ、と思いながらも、やっぱり一口であんぐり。っちっち。けど、うまい。想像していた突き抜けるうまさではなく、しみじみ納得のうまさ、っていった感じかな。具とスープと皮の体積比をもう一度計算し直したほうがいいかもしれません。もっとうまくなるはず。
紙に書いて告知している店主の熱き思い。分かったような気がしました。もう少しいろんな種類のものを食べてもっと味わってみたい。そんな気がおきるレベルの高さがありましたね。