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「冷やし中華(730円)」@ラーメンのらの写真こんなにすごい冷やし中華、初めて食べました。強靭な麺にやさしいタレ。チャーシューはフレンチ??

栃木県那須町に来ています。

そもそも栃木県の町の位置関係がまったく分かっておりません。どの町とどの町が近そうだという感覚はあるのですが。ですから、那須塩原市にある手打ちラーメンふくべで感激の手打ち塩ラーメンを食べて、さ、次のお店、のら、に行こうと新人秘書の南美に相談した時はちょっと引きましたね。那須塩原と那須町は隣でしたが、那須町って白河のすぐ南なんですね。ツウことは栃木の最北端?

小山までは近くに感じますが、さすが那須町まで来ると遠い。じゃあ、のらから自宅までどのくらいあんの?南美が即答します。200km。ま、いっか。

国道4号線もこのあたりに来ると普通の山道ライクです。宇都宮近辺の4号線のバイパスに比べたら、違う県の違う道にようです。南美があと700mと報告するまでやってきました。そこから少し奥に入るようなガイドをしてます。前後に車がおりませんので、何がリクエストされてもダイジョウブ。言われたところで右折してすぐの場所に、写真で見覚えのあるのらが現れました。

ここかあ。実物の建物をしげしげ見ます。三角屋根の正面に緑と赤と白のペイント。なんという不思議なラーメン店でしょう。そして、この疑問が解けたのは、お店を離れる時にお母さんから聞いた那須高原情報からでした。

ほら、ここがおとうさんがやっているイタリアンよ。

地図で指差した先には、イタリア小僧というお店がありました。欄外には、大人気!トマトラーメンと書かれていて、これですべて氷解しましたね。もともとこの4号線にあるお店がイタリアンで、トマトラーメンも出していた、と。しかし、イタリアンは観光地である那須高原のほうが客が入りそうなんで、こっちはオカアチャンにまかせてラーメンのらとなった、と。そして、トマトラーメンはそのままメニューに残っている、と。

これは、しかし食べ終わって店を出るときに分かったことです。半分以上想像ですが。

さ、ここから入店のシーン。入ってみるとちょっと山小屋風の店内です。グループのお客さんが食事中。右手にはバーカウンターのようなところがありますが、現在は使われていないようで、ごちゃごちゃ物が置かれてます。左手は、座敷ですねえ。これまた不思議な光景です。座敷には。3組いました。座敷好き?の栃木ならではでしょう。文化人類学の教科書に載せたいくらい、どこでも同じような光景を目にします。

さて、どうしようか。アウェイ感を感じながら、それじゃあ、団体さんのいる隣の大テーブルにしましょうかね。また団体さんが来たらお引越しすることにして。

さてと。このお店に来ようと思ったのは、土建屋@まささんとごっつさんが上げているこのお店の冷やしラーメンを食べたくて遠征してきたのです。それ以外のラーメンももちろんチェックしてきてますが、中では塩ラーメンがとてもおいしそうでした。

壁にあるメニューを見ると、ラーメン類は醤油、味噌、塩と揃っていて、その他定食物も一通り揃えてます。やっぱり、と思うローカルメニューは、

馬刺し(900円)
エスカルゴ?(780円)

突然のエスカルゴ、って。

特別メニューは、

トマトラーメン(900円)、冷やし中華(730円)

やっぱり、ここは冷やしで。厨房には2人いるみたいですが、ホールに出てくる気配がないので厨房に行ってオーダーしました。ここは栃木の辺境でした。

先客の調理がかぶっていて、配膳されたのは8分後。これです。

色鮮やかなマリンブルーの皿にきれいに盛られた冷やし中華。上にきざみのりを振りかけているところはカントリー調ですが、トッピングのパーツは迫力があります。大きなチャーシューのハーフ2枚。でかい。玉子焼きを短冊に切って、きゅうりの太さに揃えたもの。存在感あるトマト2切れ。レタス。タマネギ。紅しょうが。氷塊。粒マスタード。

うまそうやなあ。まずは、味を入れる前に麺をいただきたい。中太のよれよれって縮れている麺。箸で持った感触でも硬そう。では、実食。これはすごいぞ。麺は冷た~~く〆られていて、ぎゅぎゅっと引き締まってます。釈由美子もびっくりのぎゅぎゅっと引き締まってます。弾力があってつるつるでしこしこ。うめえ~。やっぱり栃木は麺王国やねえ。麺が違う。

納得して、チャーシューと粒マスタードだけをどかし、あとは混ぜるだけ。混ぜて混ぜて天地を返して。そろそろいいかな。麺、やっぱりずっとおいしくなりました。たれが、さほど酸っぱくなく出汁が利いて旨い。こういうたれなら麺が生きる、そんな感じです。そして、離島に保管してあった粒マスタードを使ってみて、うん、これもうまいバージョンⅡかな。

トッピングがうまいねえ。チャーシューはほろほろタイプ。これがまたメッチャ旨い。フレンチの味付け?チャーシュー単品で500円というメニューがあります。1食目なら間違いなくオーダーしてますね。

トマト、きゅうり、野菜に力があってチョーうま。こういう野菜は都会では食べられないでしょう、っつうか、野菜レストランで2500円も取られて。この冷やし、730円ですから。写真から想像していた以上の出来に大満足。こういうメニューがあって、このくらいの人の入りですかあ。秋葉原に在ったら50人行列クラスのメニューだと思います。

茹で上がった麺を丁寧に洗って、〆て、水切りして。そういう普通の工程をまじめに手をぬかずやると、こういう普通においしい冷やしができるのですよ。つけ麺も食べてみたい。200光年の彼方まで来た甲斐がありました。

そして、帰り間際におかみさんとの会話になって、那須高原のおのぼりさんコースを教えていただきました。ふくべといいこののらと言い、おかみさん、いい人でした。また会いにこないとね。

投稿 | コメント (4) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

こん@@は

冷やし中華好きの自分には興味アリアリですが
遠すぎる~~。

もんど | 2012年7月16日 10:04

お久しぶりでございます。

行列さんのオフィシャルのほうにコメント出来ませんでしたのでこちらで失礼します。
私が2年前にお店の方と色々お話をさせていただきましたところ、この冷やし中華もつけ麺と同じ冷やし専用麺での提供とお聞きしました。
当時は醤油、塩が同じ麺、味噌はまた違い、冷やしも違うというスタイルで、過去に麺の自己採点で私が満点をつけたのはこちらの冷やし麺だけです。
メニューチョイス、掲載時期、とても素晴らしい避暑地のガイドに脱帽です。

あずさ | 2012年7月17日 14:17

板金屋さん

遠いです。遠いですが、行く価値はあります。
感激しました。
ぎっきり腰をまず直してからですね。

行列 | 2012年7月19日 03:47

あずささん

実にお久しぶりです。
どうなさったのか心配しておりました。

あずささんから、かような過分なるお言葉を頂戴し恐縮です、
が、めっちゃうれしいです。
こういう隠れた名品に当たるのは食べ歩きをしていても、一際
うれしいですね。興奮しました。麺、たれ、具材、すばらしかった。

行列 | 2012年7月19日 03:51