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「得油そば」@らーめん文蔵の写真一人でいる行列の最中には、いろいろ考えてしまうものですな。今の仕事の課題とか、将来の期待や不安など。そいうもんを打ち消すかのように、旨いもんに没頭する週末。今回は、地元で地味〜に過ごしました。そんな日の一杯がこれ、「文蔵」さんの油そば。

(外観)http://photozou.jp/photo/show/1985094/170002231





【タレ:いわゆる王道系な豚魚油そば?・・・あっさりが武蔵野系を意識する】


<豚魚オーディナリーなタレからやや塩味なサッパリ系>


 豚魚スープがナイスな店は、油そばも相当期待ができるというもの。初めて油そばを食したのは、千葉松戸にある「兎に角」でありまして、当時こんなジャンルがあったのかと・・・凄い衝撃を受けてた。今でもあの味は忘れられず、相当信頼が置ける店でないと注文しないメニューになってしまいました。先日、行列の並んでいる最中にメニュー追加されてたのを知りまして、近いうちに食おうと思っていての訪問になります。

(全体)http://photozou.jp/photo/show/1985094/170002113



 最初のイメージは・・・・予想通りの味の構成でして、それでもさらりと食えるところが、いかにも文蔵さんらしいなとほくそ笑みながら食い続ける。ちょっとタレを確認したくて、奥底を穿り返すが割としっかりと「汁なし」してまして、麺表面にすべてが吸い尽くされたかのように、汁の海がない。それでも頑張って視認したが、ややライトな豚魚カラーを醸し出しております。

(タレ)http://photozou.jp/photo/show/1985094/170002161



 食していくうちに、徐々にこれが豚魚ダレというより、塩ダレのような感覚に支配されたかのような錯覚を覚えます。この辺りは「武蔵野系油そば」のお膝元ですので、そういうフレーバー感を受けるのかもです。 薬味の影響も大きいのですが、コショウからくる香ばしさとラードに滲む旨味が化合して「塩気」と感じるみたい。



<粗挽きコショウがキレイな香味ラードで光ります>


 やはり、粗挽きコショウの油そばにおける貢献度は高いですよね〜。これが、味の方向性と輪郭を4割方決めているのでは?とすら思えます。そして、ラードに滲む香味と結びついて、ガッツリと腹に溜まる重厚感が広がります。刻み葱とメンマの風味が微妙に混じり合い、複雑な旨味へと変化させます。家では、肉に醤油とコショウと塩しかかけない派。タレの発酵感じる旨味と、シャープなペッパーの風味のぶつかり合いが大好き!







【麺:麺の反発と滑りがより強調される油そばなり】


<ぬちり!滑りと反発がくりなす・・・こざっぱりした歯応え感>


 少し加水が高めの中太麺。先日のつけ麺でも愉しませてもらいましたが、プリプリの中に適度なハードさも持ち合わせている麺です。あつもり状態でハグハグと食い進めると、ぶよん!とした高反発を感じつつ、麺表面に貼り付いたタレとラードの滑り加減。咀嚼と嚥下が同時進行したかのような、「ぬちり!」とした風合いが秀逸です。

(麺アップ)http://photozou.jp/photo/show/1985094/170002183




 麺顔を最初見たとき、鰹節が表面に貼り付いて、喉につっかえるか?と思ったけれどこれは気宇です。わりと細かい貼り付き方でして、全く喉越しに苦を与えません。葱もあちこちに貼り付いて面白い歯応えを演出してくれます。フレッシュだけど濃厚といったスベリ感覚。







【具:地味に・・・具のポテンシャルが良いのであります】


<チャーシュー:薄味で馴染む!そして柔らかく、かき混ぜてフレーク>


 チャーシューにおいては、これまで幾度もお目にかかった高品質な一品ですが、味わいをストレートに味わうと、どの食べ方でもあうように、割と薄味であったことが意外。しかし、これがまた油そばには格好でして、タレに馴染みます。とても柔らかいロース肉は、油そばを食べ進めて行くうちに、縦に繊維質が外れてゆき、最終的には少し粗めにフレークしたような風貌に変わります。柔らか過ぎてほぐれるのです。しかし、適度なブロックが残りまして、これが麺に貼り付きサルベージされる。麺とは違った係数である柔らかさ。タレともよく馴染みますし、一枚肉で苦よりも油そばではやや崩れた方が旨いと再発見する。

(チャーシュー)http://photozou.jp/photo/show/1985094/170002135




<味玉:好みのエッセンスが見事に表現!全部有りな特急品!>


 味玉が今回旨く思えた・・・・。白身は完璧にタレに染まって丁寧な仕事ぶりと時間のかけ具合が伺える。そして黄身の外周は、ハードボイルド系のカスカス状態。そこからゆっくり掘り下げると、微妙な芋羊羹に類似した層がハッキリと別れます。更に進むとゲル状態のまったり状態の黄身。すべてが私にとっては好みのエッセンスなのであります。これがもし、もう少し大きな玉子だったら・・・・最高点。

(味玉)http://photozou.jp/photo/show/1985094/170002200








 総じまして、特出するところはなくとも、非の打ち所がないといった一品。油そばの公式を忠実に守った感があり、それだけに店オリジナリティは薄いかと。でもね、満足感は相変わらずよくて「さすが文蔵さん」と唸ることしきり・・・・。いつもなら、酢とか辣油などを絡めてしまうところですが、そのまま頂く方がバランス良いのでは?と最初からオーラーとして感じさせる「完成度」。過ぎる色気がないところが、逆に私は粋と感じます。これは、再食必須です。なので詠います!





  風強く
  晴れ間まぶしく
  出すマスク


  喉ガレに泣く
  ひとり風邪引く





 お粗末!ということで合掌!今日も本当にごちそうさまでした!

(メニュー)http://photozou.jp/photo/show/1985094/170002072

投稿 | コメント (8) | このお店へのレビュー: 27件

コメント

三鷹の名店 文蔵さん 未訪です
汁ナシそばって2回しか食べたことがありません。つけ麺もあまり食べません。
汁ナシは 1回は 燦燦斗 2回目は 今は無きCHABUYAの四谷店
美味しいのはわかりますが、スープが無いなんて(笑) こんな心境なんです。

mocopapa | 2013年2月24日 21:30

こんばんは^^ 確実なお味の油そば^^ という感じでとっても美味しそうですね^^ いつ頂いても美味しい^^ と感じました^^ 私の初めての油そばの体験は燦々斗さんでした^^ ちょっと言葉にできないような衝撃だったことを今でもはっきり覚えています^^ 最近は、汁なしなどは頂きますが、「油」という雰囲気の油そばは頂いていないので、久しぶりに油そばが頂きたくなりました^^

RamenNoodleSoup | 2013年2月24日 21:30

まいど。
見事な王道の油そば(^ ^)
絶対に好きですよ。これ(笑)

したん | 2013年2月24日 23:00

ライトな豚魚、うん、私の好みにフィットするまぜそばは、
こういうチューニングのものかもしれないですね。
こちらは汁なしのポテンシャルも高いんですな!
チャーシューがめっちゃ美味そうに見えまする。

GT猫(ひっそり活動中...) | 2013年2月25日 01:04

どうも~

おっ!ここの油そばのレビュー、長らく待ってたんですよねぇ。
なるほど、王道な感じなんですね。
ただ、王道こそ難しいでしょうから、それなりの完成度は保っているんでしょうけど。

corey(活動終了) | 2013年2月25日 05:32

ども~
此処に油そばがあったことすら知らんかった!
いつもラーメンかつけ麺かで迷っていたのに・・・
これも食べてみたいッス!

はち ~減量中~ | 2013年2月25日 07:04

どもです!

ほぉ~ 同店に
油そばがありましたかっ!
同店では、つけ麺のみですので
次回はラーメンでと思ってましたが
こりゃ、悩みますねぇ~

YMK | 2013年2月25日 08:15

なかなか三鷹、期を得られません。

>先日、行列の並んでいる最中にメニュー追加されてたのを知りまして

そっすかぁ…。
寒い時期なら迷わずラーメン。
暑くなってきたら、つけ麺も迷い始めるであろう。
そこに、油そばっすかぁ…。

味の組み立てが圧倒的に旨い店であり、そもそも麺がとっても旨い。
油そば作っても、まあ間違いない品質の商品が期待できます。困りますねw

Dr.KOTO | 2013年2月26日 01:09