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「中華そば(700円)+味玉(100円)」@麺処 晴の写真目黒屋の経験が東京で花開いた麺処晴大城店主。1周年コラボではすごいことに。

一時期、馬込沢の目黒屋に足を運び続けたことがあります。とにかく、うまかった。煮干使いにかけては最右翼的存在でしたね。今のような煮干全盛時代が来る前の話です。その目黒屋で頼れる右腕だったOさんが(もうばれてるし。)入谷に店を出した、と聞いてからどのくらい経ったでしょうか、なんて思っていたら、1周年記念煮干狂會コラボイベントをやってしまったのですね。

つくばのイチカワ、恵比寿のオオゼキといった最強煮干狂會がどんなことをするのかと注目していたら、なんと煮干50kgで出汁をとるという空前絶後の狂奏曲だったようですね。行きませんでしたけど大勢のニボキチが集まったそうです。

ジブンは訪問したのはその少し前です。用賀のマルデナポリに行った日です。ピッツァパッツァを食べて、グルジー(苦しい?)のオナカイッパイになりましたが、駅まで歩いて電車で揺られておりましたら、胃の中で内容物がこなれちゃたのかなあ。ラーメン1杯ならなんとかなるわ~状態になりまして。じゃあ、晴に行こうかって。確かあそこは麺量が微妙に少なかったはず。

お店に入ったのは昼の嵐が通り過ぎた13時過ぎ。用賀からここまで移動してきたので、昼のピークも無事通過。L字カウンターのすっきりとした店内です。おお、店長、いますねえ、当たり前か。目黒屋では、内心オニイチャンと呼んでおりましたが、ここでは押しも押されもせぬ東京の人気店の店長です。懐かしいです、とっても。目黒屋も最近すっかりとご無沙汰です。

メニューの中から選んだのは

中華そば(700円)+味玉(100円)

お客さんは2名。後客3名。店長を横から見るショートカウンターに座って、麺上げを眺めます。お店を始めるなら自家製麺でスタートするのかなと思っていましたが、ひとりで切り盛りするとなるとそこまでてがまわらないのでしょう。採用したのは、村上朝日製麺。壁に麺量が書いてありました。

ラーメン 並盛 130g
     中盛 180g +50円
     大盛 230g +100円

130gですか。楽勝ですね。普段なら少な目、連食にはちょうどいい、そんな感じです。

さ、完成です。ふふ、ニボフレーバー。煮干しのいい匂いが立ちあがってきてます。目黒屋も入口の戸を開けた瞬間、煮干の匂いがどっと押し寄せる日がありました。自称、煮干狂會末席。

スープはかなりカエシの色が濃く見えるクリアスープ。表面にはかなりの脂が浮いてます。チャーシューはピンク色した熱が入っていない極上物2種。低温調理が有名な修業店ですが、それを引き継いでいるのかな。メンマは特大の穂先めんま。粗ミジンの葱。味玉。

スープ。これは、かなり“設計”されているスープですね。それが第一印象。非常に完成度が高く感じます。鶏だと思いますが動物系のベースをきっちりと固定してその上を行く濃厚な煮干出汁を積み上げて行きますが、ここでスープにインパクトを与えるカエシの使い方が非常にうまい。動物系に勝る煮干をカエシと対比させることで更に旨味がエレヴェートしていく構図。和のかけそばのつゆに相通じるところがあるんじゃないかな、とその複合効果を楽しみます。

スープをすすって舌で感じる動物系とカエシ。同時に鼻腔で感じる馥郁たる煮干の風味。これにはマイリマシタ。この独自性が一気に人気店へと押し上げた原動力であることは明白です。かようなスープでしたか。先行レビューで想像していたものとは、格段違いますね。味を表現すると言うのは、難しいことなんだと改めて思います。

麺。細麺ストレート。かなり硬めの茹でですが、ちょっとこの硬さ以外の麺が考えられないほど、このスープにマッチングしてます。角館の伊藤のような、スープと麺の対峙。加水低めでぱきぱきの麺。風味もありしっかりとしたこの小麦感。村上朝日製麺って、どの有名店で使ってましたっけ。ちょっと思い出せませんが、これは自家製麺仕様でかなり細かな注文が入った麺、とみました。

チャーシューは、バラと肩ロース?低温調理を研究していた菜の流れを組む、旨味たっぷりのチャーシューですね。生肉の旨味をどうラーメンに反映させるか。菜も目黒屋も先駆的に低温調理に取り組んでましたが、それがここで結実しているようでした。めんまも味玉も、数少ない具のパーツをそれぞれベストまでもっていった印象。やってぜオニイチャン、と心の中では言いましたが、もう既に有名店主ですから、そんなことは言えません。

大満足の一杯でした。食べ終わって店主にお礼を言うと同時に、馬込沢時代の懐かしい心情を伝えました。東京に出てきてよかったですね、と。評価してくれる人の人数が圧倒的に多い東京。

限定もいろいろ出していますね。その前に塩を一回食べてみたいな、と思ってます。醤油でみせたカエシの手腕。それを塩ならどうするのか。すっごく楽しみです。

投稿 | コメント (5) | このお店へのレビュー: 2件

コメント

どもです!

限定での再訪をねらっておりますが、
スタンダードな一杯も、間違いないですね!
良店だと思います(^^)

YMK | 2013年7月16日 08:04

行列さん こんばんわ!
オープン直後は鯵とニボが凄くって、やば〜な感じでしたが、
だいぶ食べやすい感じになった印象っす。うまいっすよね。

アッキーラ(活動停止) | 2013年7月16日 22:28

どうもです!

今はやっているかわかりませんが、塩もなかなかのものでしたよ!
貴殿ならはまるかも?

じゃい(停滞中) | 2013年7月16日 23:02

おはようございます。

行列さん、一緒に塩を食べに行きましょう^ ^

そうた | 2013年7月17日 07:33

KMです。
東京を中心にすると、いい店が沢山あって羨ましいです。

読ませていただいただけで味が分かった気がします。
さすがの文章ですね。

KM | 2013年7月19日 17:03