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「豊深煮干しそば・醤油(750円)+特製盛り(250円)」@麺や 虎徹の写真豊深煮干しそば(醤油)とあさり出汁鶏そば(塩)を店内連食。

お店があるのは茨城県行方(なめかた)市。太平洋に面した鹿嶋市の西隣、水郷の潮来市の北隣にあるカントリーサイドです。

外食関連でも見事に不毛地帯である行方市の突如現れたクオリティの高いラーメンを出す店、虎徹。ラヲタさんが撮った写真を見てもその質の高さが分かります。実力が分かるのは限定。この店は、手を変え品を変え、これまたかなりの高品質な限定を出すのですね。いつか機会があれば、と思ってました。

まったく渋滞のない潮来方面から行くなら拙宅から70km以上。単純計算でも2時間では着きませんね。行くなら絶対に醤油と塩の店内連食、と思いつつもなかなか行く機会に恵まれません。ところが、待てば海路の日和ありとはよく言ったもので、ちゃんと好機が来るんです。

土浦に所用があって、じゃあ帰りにつくばに寄って久しぶりのハリケンラーメンにでも顔を出そうかと思っていましたら。おお、天啓ですね。虎徹に行きなさい、って天の声が。土浦から行方までは、やっと無料になった霞ケ浦大橋を渡ればすぐ。ナビに入れたら22kmでした。

すいすい田園地帯を走って店に到着。びっくりしたなもう。小さな店だとばかり思っていた先入感。哲学を持ったベテランの麺職人が難しい顔をしながら湯切りをする姿を想像してましたが。な~んだ、ここは、元むつみ屋があったところですね。かつてはむつみ屋のファミレス版みたいのがありましたよ。

ラヲタさんのレビューは当然のことながら、ラーメンが想像できるように詳細に描写するんですが、お店のことはあまり書きませんね。彼らは関心がないんでしょうが、ジブンにとっては重要な関心事。大勢で行こうとか家族連れにとっても、そういう情報は欲しいところだと思います。

店内に入ります。右手がかなりの人数が座れそうなカウンター席。左手にはボックス席があるようですね。駐車場に車が入るとスタッフが入口で待ち構え席まで誘導することを徹底している、ラーメン店には珍しいサービスをしてます。カウンター席に通されてメニューを拝見。

これなら、店内連食も一旦外に出て行列の最後尾にドッキンコする必要がないですね。行列がないので。しかし、ちゃんと待つスペースも店内にあるんですよ。じゃあ、連食は醤油から塩へ。焼肉だとタン塩からカルビの順番で持って来ますが、ラーメン連食では大好きな醤油から始めればそこでキャパがなければ連食中止にすれば被害は少なくて済みますから。

*豊深煮干しそば・醤油(750円)+特製盛り(250円)
(白口鰯、鯵、かます、烏賊の煮干しをじっくり煮出しました。)

これからいきましょう。ラヲタさんの絶賛をチェックしてますので、まず間違いないはずです。食べる前から興奮するのは久しぶりだなあ。なぜなら、味の期待度がすっごく高いから。白口鰯はカタクチイワシなんですが、漁獲量も少ない背中の色が抜けた鰯なんですね。出汁が透明になるし、えぐみも少ない高級品です。

およそ5分での配膳。特製盛りも一緒に配膳され、コチラは別皿でした。味玉、チャーシュー、鶏チャーシュー2枚です。

いやあ、ビジュアル系の清湯ですね。こういう白いドンブリに入れてビジュアルを浮き上がらそうとするアイデア。どこで修業した店主なんでしょうか。厨房が遠いので店主と話はできません。

ラーメンに戻って、トッピングは表面の三分の一ほどを占めるチャーシュー、めんま、岩のり、なると、ねぎ、わけぎ。なるとが彩りを添えます。清湯系にはぜひ欲しいところ。特製を乗せるには確かにもうスペースがありませんね(笑)。

スープいきます。ふふ。深いいい話。コク味が深い鶏清湯に上品な煮干のかほり。味わいも穏やかで、す~~と喉を通過して行きます。海鮮の乾物もコクの深みを担当し、豊潤な鶏スープをさらに豊かな味に膨らませてます。内容は違いますが、こういう出汁の取り方って、不如帰とか蔦に通じるものがありますね。

使っている鶏も銘柄にこだわり万事抜け目なく完成度を上げていくやり方はなかなかのもの。食べているのはカエシは主張させないラーメンですが、カエシ主役の醤油がイキイキとしたラーメンも食べてみたいと思わせるレベルの高さでした。

麺。平打ちのぴろぴろ麺は傾奇者の手もみ平打ち麺とメニューに記載アリ。万全の茹でで、非常に旨い。このスープでこの麺。うっひゃひゃなのでR。

チャーシューがまたすごいことになっていて。低温燻製のチャーシューですね。ここまで手間暇をかけているなんてまあ驚きました。しかも、スミマセン市民の方、行方市ですよここは。分かってくれる人がいない?いえいえ、とんでもない。おいしいものは、どうやって作ったか知らなくても誰もが、うめえなあ、って思うんですよ。市民の方、シアワセでいいなあ。肉汁たっぷり。

鶏チャーは低温調理のサクサクタイプ。特製盛りは正解でした。味玉も合格印。ねぎの彩りもカットもすごいね。和食出身?岩のりも細かなタイプで、あの店のようなごわごわしたものとは別物でうまい。

良いラーメンでした。余裕?なくたって、塩、いきますよ。

投稿 | コメント (3) | このお店へのレビュー: 2件

コメント

まいどー
なかなか美味そうなビジュアルの一品ですねー
ラオタにとってはメニューが最重要でアクセスとか座席数とかはあまり重要視されてないような。
自分はなるべく初訪問の時はそういうの書く様にはしてますけど、たまに忘れる事もあるなと。

GJ | 2014年9月13日 14:29

どうもです!

貴殿も行かれましたか!
私もいっております!
そして私はこれを塩の平打ちでいただきました!
納得でした!

じゃい(停滞中) | 2014年9月13日 23:33

どもです。
ようこそ、なめがたへ~。
その昔、喜●門の貴殿のレビューを読んで、感銘を受けたことを思い出します。
こちらの店主さんは前店のセントラルキッチンである、むつみ屋での経験のみ。
倒産してから、初めて自分で作りたいラーメンを作ったってんだから、驚きです。
従業員もそのままなので、接客慣れも当然。
また来てくださいませ。

ピップ | 2014年9月25日 21:47