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「らぁ麺 + 半熟煮たまご」@ちゃぶ屋 本店の写真 世間はGWだそうですが、例によって仕事の山(27日)。お昼にラーメン食べようにも、都心は日曜定休の店が多く、ほとんど選択肢がありませんが……すこし足を伸ばして護国寺「ちゃぶ屋」へ。
 現地に到着すると、老夫婦お二人が店外待ち。中の様子を見ると食べ終わっている方も多かったので、待つことに。しか〜〜し、食べ終わっていたのは中年女性6人組、ゆ〜〜ったりと食後の会話を楽しんでおられます……約15分後、ようやく着席。注文は「らぁ麺」(650円)と「半熟煮たまご」(150円)、昼の部ですので「1996年式の正油味」となります。
 薄暗い店内、シックな木製カウンターをペンダント・ライトが照らし、5〜60年代のハード・バップが流れて、高級ショットバーといった雰囲気。お冷やを注いで差し出されるグラスも、透明度が高くてずっしり重く、クリスタル・グラスのようですな。フロア係の女性も黒スーツ姿、非常に洗練された接客態度で、とても「ラーメン店員」とは思えません。店奥の製麺室はガラス張り、ちょうどオーナー・シェフの森住さんが小麦粉をセットしているところでした。1ロット見送りで、丼は約8分後に到着。
 では、スープを一口……揚げ葱の甘みが軽く効いた醤油味が、口の中にサラリと広がり、ゲンコツ・鶏ガラの軽いコクが後を追ってくるような、スッキリとした味わい。意外と油分多めのため、全体の味わいにフワリと「ボカシ」がかかっており、非常に「穏やか」な印象を受けます。
 麺は、少し平たい断面の中細ストレート。スルリと滑らかな口当たり、ホクホクとした食感で、上品な甘みをたたえた味わい。最近流行の「プリプリ・モチモチ」とした麺とは対極的な設定ですが、「ご飯」のような落ち着いた甘みと食感で、適度なコシもあり、なかなかグッド。具材は、メンマ、チャーシューに、トッピングした味付煮玉子。メンマは薄味で非常に柔らかい一品、注文毎に切り分けられるバラロール・チャーシューも、スープに馴染ませる方向で味付けを調整しており、ホロホロの柔らかさ。味玉も薄味ですが……こう「薄味」ばかりだと、さすがにメリハリに欠ける気もします。
 お店とラーメンから伝わる、「上質がもたらす安らぎとくつろぎ」というメッセージ。音羽御殿のお膝元、文教の街にふさわしい、気品漂うお店です。ふと店内を見渡せば、客の半数以上はお歳を召したご夫婦で、みなさん立派な身なり……疲労困憊の中、額に脂汗して休日労働にはげむ我らプロレタリアートは、お呼びでありませんかな……どうやら私には、新橋あたりの「分相応」な安らぎの方が、お似合いのようで。

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