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 阪神高速 長田付近で昼から約束・・長田迄行くと良い店が無い・・
こんな時は手前の高井田で降りるのが吉。(大阪近辺の人、判りますよね)
いわゆる高井田系とここの醤油で迷いましたが、やはりこちらに決めました。
 相変わらず判りにくいこの店の入り口は、初訪の方が素通りするのも頷けます。
自分もそうでしたが・・。

 久し振りです。暫くこの辺に用が無かったので・・
ここでこの店の評価を書き込んでないという事は半年振り位かな?
因みに11:30到着で既に8人入店。
 悩むことなく、「黒醤油+太麺 大盛り」で注文。
この店では此れまでに<黒・金醤油>、<大阪ブラック>は頂いてますが、
未だ<金醤油>は頂いてないんです・・。
たまにしか来ないので、その上品な醤油はどうしても美味しさはあるけど、
物足りなさがあるとの予想が付く為です。
 以前、この店スタンダード醤油ラーメンの<紅醤油+細麺>を頂いた際、
品の良い優しい醤油風味の良いスープの味わいと
良く出来た細麺は非常に美味しかったのですが、相反すると判っていても
「ガッツリ感」が無く、スルスルと平らげ、「お代り欲しい〜」との記憶がありますので、
以来、この店で濃い口となる黒醤油か大阪ブラックで通しています。
 
 注文後約10分。2順目のロットで到着。相変わらず強烈に黒いそのスープは
恐らく初めて見る人は「濃い!」というイメージが湧かれるかと・・。
しかし、漂ってくる香りでそれ程濃いスープでは無い事が想像出来る筈です。
 この時点での他のお客さんの注文は1〜2人以外、
黒醤油4、大阪ブラック2なので、やはりこの店は<黒い>スープが人気の様子。

 久し振りに見てみると・・大きく、3〜4mm厚の「の」の字チャーシュー、
2本の大きいメンマ、小さめの味玉がまるまる一個、パラパラと青葱の盛り付け。
 その黒いスープに対して非常にシンプルなトッピングながら、
チャーシュー・メンマの大振りさが、「普通じゃない」感をチョッッピリ演出してます。
 味玉が一個入って¥650−、大盛りで+¥100−の計¥750−の価格は、
非常に良心的かと思います。

 さて、頂きます。その黒いスープからは醤油の香りがプンプンしてますが、
非常にまろやかで醤油独特のトゲが無く、柚子等の香りに頼らずとも、
上手に「美味しそうな醤油の匂い」に仕立てられています。
 そのスープから平打ちの太麺を引き出すと、例に漏れず、黒くなっていますが、
表面に歯応えを持ったタイプのその麺は、現在ではやや太クラスといった事もあり、
喉越し良く、スルスルと頂ける上、あまりお目にかかれないこのタイプの麺は
充分の歯応えと食感・存在感を持っており、この黒い醤油スープに溶け込む事無く、
充分に主張しています。

 大きさ故、少し食べ難いのがネックのチャーシューは適度な歯応えを残しつつ、
柔らかく出来ており、際立つ程では無いにせよ、充分合格点ですし、
 大きなメンマも、多くの店で提供されてる業務用缶の<味付きメンマ>とは違う事が
一目で判る上、歯応え・食べ応え十分な存在感タップリのメンマであります。
ただ、どなたかが書き込まれていたと思いますが、その大きさ、歯応え故、
「固い・食べ難い」という意見も出るのは確かに分かります。
小さい味玉は中半熟で合格。小さいけれどサービスと思うと十分ですわ。

 その黒いスープは非常にマイルド且つ、「醤油」の旨味を目一杯堪能出来ます。
しかし、そのしっかりとした醤油味とは裏腹に、「何の出汁だ?・・」と
実は一人疑問に思いました。
 「鳥がら」を中心にし、ほのかな「和風出汁」を+であろうとの
予測が精一杯なのです。豚骨が入っているかどうかも判りません・・。
逆に考えると、この店の<醤油>を前面に打ち出したそのポリシーから、
醤油を最前面に打ち出すスープを模索した結果では?と一人納得するのです。
 これ程迄に<醤油>味を感じさせながら、そのトゲ・刺激・ショッパ感を
拭いつつ<旨い醤油>にしているのは良く味わうと、「見事!」です。
本当にこのスープを一言で表現するなれば<醤油スープ>です。

 余談ですが、このお店には、生ニンニクとクラッシャーが置いてあります。
かれこれ10年程前に、<博多一風堂>が大阪の長堀に初進出で話題だった頃、
これと同じく<一粒のニンニクをクラッシャーで潰す>事がその時、初めてで
とても新鮮且つ、素晴らしい!と感動した記憶が蘇って来ます。
 その思い出から、あのクラッシャーを見ると、ついついニンニクを入れてしまいます。
このスープには×の意見もあるかと思いますが、
途中から入れると、黒醤油の風味と上手く合い、なんか「にんにく醤油」みたいで、
いつも小さ奴を探して、クラッシャーの潰し感を楽しみながら少し入れてます。
 あと、赤唐辛子の刻みもカウンターにありますが、これは注意です。
最初、入れてもあまり唐辛子の風味を感じない為、ついつい入れ過ぎると・・、
食べ終わる頃、麺やスープと一緒にこの唐辛子刻みを食べる事になり・・、
結構これが効きます。自分的には折角の美味しい醤油の香りがこの唐辛子で
食べた後口が完全に<辛さ>に支配され、悔しい思い何度もしましたので・・。

 総評の前に、大阪&醤油と言えば他に「総大醤」が思い付き、その<醤油>の
コンセプトからしますと、どうしても比べたくなります。
私の観点からすると、どちらが美味いかは別として、「総大醤」は魚介を中心とした
スープの旨味を強く感じ、更に柚子の香り・・等、
総合的に美味しい現代風のラーメンであり、ここ「金久右衛門」の
<醤油>とは全く異るタイプかと思います。
 こちら「金久右衛門」のスープは前述の通り、鶏がらをベースとしたシンプル且つ
繊細な味で、<醤油>の旨さを前面に出す事に注力されていると思います。
こと、<醤油>をキーワードにしますと、失礼ながら、
「総大醤」よりもここ「金久右衛門」の方が遥かに醤油に実直かと思います。
全体の味を両店で比較すると、「総大醤」は<醤油ラーメン>では無く、
<美味しいラーメン>となるかと・・。それ程こちらには<醤油>が感じれらます。
 派手な店立ち(看板)の「総大醤」(含塩元師)と比して、こちらは、
一元さんの立ち入りを断るかの様なヒッソリとした店構えと、対照的ですね。
(※注:私、結構「総大醤」も好きですので・・。観点を<醤油>で観てます。)

 不満点は・・大盛りでもなんか少ない気が・・・。太麺を持ってしても・・
毎回なんですが、美味しさ故なのか、量が少ないのかは不明です。
確かに、その美味しさ故、スルスルと食べてしまいますので・・。
いわゆる胃もたれ感や満腹感(←不要ですが)とここのラーメンは無縁です。

 既に何度もこちらへ足を運んでる事からも、私のお気に入りである事は
間違いありません。行く度に「旨いね〜」と思って帰っておりますが、
 ただ・・・
夜中に、急にどうしてもそのラーメンが欲しくなる様な(←判ります?)
「中毒感」の様なものが残念ながら私には湧いて来ません・・。
それ故、自分の本来の好き度より少し厳し目の点数となってる旨、ご了承下さいませ。
ご馳走様、又、行きますので・・。

投稿(更新) | コメント (2) | このお店へのレビュー: 4件

コメント

昼飯専門さん、こんばんは。

>既に何度もこちらへ足を運んでる事からも、私のお気に入りである事は
>間違いありません。行く度に「旨いね〜」と思って帰っておりますが、
> ただ・・・
>夜中に、急にどうしてもそのラーメンが欲しくなる様な(←判ります?)
>「中毒感」の様なものが残念ながら私には湧いて来ません・・。

~すごい良く分かります!!この気持ち!!
確かに旨いって思いますし、また行きたいとも思いますが、「今から行って、何が何でも食べたいっ!」ってまでは思わないですね、確かに・・・。
だからボクも点数80点そこそこなんですよ・・・
結構好きなんですけどね。。。

ハチマル | 2009年8月6日 23:52

 コメント、投票有難うございます。ハチマルさん。
お判り頂けて有難うございます。この気持ち。(笑)
自分では、「御馳走過ぎる」場合に起りそうな感覚なのかな~?と思ってます。

未だ採点し始めて間もない頃に付けた80点の様ですが、今はもう少しメリハリを付けているので、
「これ程の醤油」ですから、85~90点でも惜しくないです。
ただ、もう何度も食べているので、どうしても「慣れ」から点数を上げる程のインパクトが無くなってしまってます・・(泣)

昼飯専門 | 2009年8月7日 18:45