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2019年5月10日の大崎裕史の今日の一杯

東京都大田区雑色

2019年5月1日オープン。東十条の名店「ほん田」出身。
そう名乗れるのは「篠はら」(要町)以来2店舗目。
13時着で13人待ち。1週間経ったのに開店景気が続いているのか、すでに人気店になったのか。
並び始めてから食べ終えるまでに約1時間かかった。

二人で行ったので下記二つを注文。
宍道湖しじみ中華蕎麦〈塩・生麺140g〉800円→1050円で特製に。
(特製:チャーシュー3種・味玉・ワンタン1個)
地鶏としじみの中華蕎麦〈醤油〉800円

カウンターのみ6席、一度に3人分ずつ丁寧に作るので回転が良くないがラーメンはウマイ!醤油も食べたがここは塩推し。今まで「しじみ」を使ったラーメンはどこかチープな仕上がりが多かったが、ここは出汁のみで使い切り、しじみの姿は見えない。しかし、コハク酸がしっかり効いており、上品に高級感を醸し出している。貝出汁はあさりや蛤が多かったが、しじみでここまでのものはそんなになかった。

宍道湖のしじみということで島根出身だったりするのかと聞いてみたらそうではなくて、宍道湖のしじみを使うために産地を訪れ、直接仕入れているようだ。黒板に仕入れ先の個人名まで書いてある。同じ人なのかと思ったら、ブログなどを見ると日によって違うようだ。(驚)

菅野製麺所の細麺も合っている。ワンタンも美味しいので次回はワンタントッピングにしよう。

あまり欠点は見当たらないが、回転が遅いので時間がかかる、京急各駅なので蒲田で各停に乗換が必要、丼の形状がスープをグイグイ飲むのに適さなくこぼれてしまいそう、など重箱の隅をつつかないといけないほど。

いやはや、いい店が誕生した。

お店データ

宍道湖しじみ中華蕎麦 琥珀

東京都大田区西六郷2-1-3(雑色)
大崎裕史

(株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンショー実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2019年4月末現在約12,500軒、約25,500杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。