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11:20頃訪問。先客無し後客4名。店内はやや小ぢんまりとしており、L字型カウンターのみが設けられている。キッチリと清潔にされており、ちょっと高級な日本料理店のような雰囲気。居心地の良い空間だ。店主さんと女性1名による切り盛りで、接客は非常に良好。
 
本メニューを選択。麺は細麺と中太手もみ麺から選べるとの事で、後者で頼んだ。暫く待って配膳。
 
スープは醤油の色目が中庸に出ており、表層を適量の液体油が覆う。
飲んでみると、鶏のコクと旨みがしっかりと感じられるが、あくまでも穏やかにしてアッサリとした味わいで、口中にジンワリと、しかしながら豊かに広がる上質の出汁感が実に心地良い。
そこに香味野菜系の出汁感が被さる事により、素朴にして飽きの来ない味わいが形成される。一方、魚介系出汁に強い主張は無いが、これで十二分に完結していると思う。清々しい味わいは素晴らしいの一言に尽きる。
カエシの立ち方は穏やか。最初は十分に味を引き締めているのだが、終盤、ちょっとヒキが弱まる印象。カウンター上の黒胡椒を振ったところ、一定レベルのカバーは出来たが。
 
麺は、強い縮れを有する中太麺。幅、形状の不均一さが如何にも素朴な感じで好ましい。
食べてみると、茹で加減は割と固めで、非常にしっかりとしたコシと歯応えを有している。小麦を押し固めたような密度感が見事だがゴワつき等は無く、咀嚼を存分に楽しむ事が出来る。表面ツルツルで喉越しも快感レベル。風味旨みも明瞭に感じられる紛れも無い上質の麺だ。形状的にスープの持ち上げも良好。
量は、大盛で適度に多めといったところ。自分にはこれ一杯で十分な満腹度。
 
具として、チャーシューは適度なサイズ、厚みを有するものが2枚。1枚は低温調理によるロース肉。しなやかな肉質で控えめな味付け。もう1枚は炙りの入ったバラ肉で、柔らかく煮込まれており、適度な炙り風味、味付けが施されている。両者共、非常に美味。
味玉は黄味トロりの茹で加減。卵自体の旨さを感じさせてくれる味付けは、実力店ならではのもの。
メンマは太いものが1本。グニグニ&サクサク食感が心地良く、上品な味付けで非常に良い箸休め。
太く縦長にカットされたレンコン煮物は、硬い食感が良いアクセント。味的にも違和感無くフィットしている。
適量の白髪葱、刻み葱は、薬味として文句無しの役割を果たしている。
 
素朴な組み立て、方向性ながら、全体にわたって丁寧に作り上げられた上質の醤油ラーメンを大いに堪能する事が出来た。兎に角、昨今増殖中の「意識高い系」清湯ラーメンではハナについてしまいがちな押し付けがましさの無さが素晴らしい。今後の発展に期待したくなる実力派の新店だ。

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