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「冷中華」@龍朋の写真<坂の街地元民のご用達街中華!相席当然のそれすりあうも何かの縁!>


 東京のレトロ中華も奥が深いー。つい先日、神楽坂の地元民が愛する冷やし中華があるという情報を聞きつけ、やっとこちら方面の外出機会を得て、いざ訪問です。もう時間調整する余裕もなく、ランチタイムど真ん中に突撃してみましたが、見事に満席です。外で待とうと一旦入口に戻ろうとしますが、ご年配フロア担当女性から、こちらへどうぞと・・・・当然のごとく相席を指示されます(汗)。それが結構小さ目のテーブルでして、ちょっと気になるのですが、お互いに向い合せで左右にずれれば、そんなに居心地も悪くない。こちらは満席相席当たり前でありますが、意外にそういう割り切りを店側からされると、悪い気もしないもんです。

(外観)http://photozou.jp/photo/show/1985094/249615629

 このくそ暑い時期ですからねー、オーダーは三割以上は「冷やし中華」です。相席のお向かいさんもメニューが同じでして、仲よく見知らぬオヤジ同志が向い合せで食ってる図を想像してくださいな。世知辛いこの世の中で、袖擦り合うも何かの縁ってやつですね。
 
(内観)http://photozou.jp/photo/show/1985094/249615639





<具材は大胆にカットした方が旨いかも?と思える豪快さと気楽さがいいね>


 何と言っても、この豪快カットのトッピングが良いね!錦糸卵とは言えず、「錦糸玉子帯」とでも呼びましょうか。幅広度合が半端ないし、またペロッとまとめて上に乗せられているところが愛嬌あって面白い。また、チャーシューが細切りとは言えないほどの豪快な太さ。しかも玉子の下には一面に広がっているからボリュームも嬉しい。キュウリだけは、普通かと思えば、野菜スティックかと思うほどの太さに笑う。

(麺顔全景)http://photozou.jp/photo/show/1985094/249615658

 だけどこの豪快さが見栄えで心地よいだけでなく、味わいをしっかりと感じ取れるから不思議だし考えたものだわ。玉子帯なんか、玉子焼きの味わいがしっかりと表現されており感じ取れる。玉子食ってる感がしっかりあって、こういうのは普通の冷やし中華ではありえない体感です。それは、チャーシューにもキュウリでも言えることで、大き目なのは雑とかワイルドとかという演出ではなく、味わいの感じ方を計算に入れたのかもしれません。

(麺顔アップ)http://photozou.jp/photo/show/1985094/249615672

 このトッピングの大胆さに気が付かなかったが、薬味の紅生姜はなし。定番3兄弟トッピングのみで、これだけ満足感があるのだと、改めてレビューにまとめだすと感動が読みがります。

(チャーシュー)http://photozou.jp/photo/show/1985094/249615684





<何気ない麺にもちょっとしたひと手間・・・ごま油コーティングがかなりいい仕事ぶり>


 馴染みある中華麺で、またお会いしましたねという感覚のストレート細麺。丸くふくれっ面したような切り口に、プリプリな多加水イメージで地肌はやや黄色め。麺自体の風合い感覚は低いけれど、中華系の調理ダレにはよく絡むと予想でき、タレやスープとの絡みもよさそう。それが冷水でキリリと締め上げられ、プルプルってな感じで密度感が高まっております。前歯で千切って箸を引くと、麺が縦方向に伸びてまるでゴムのような弾力を生む。奥歯へ運び込んでプレスをすると、ぽよんぽよんと弾むかの如しです。

(麺アップ)http://photozou.jp/photo/show/1985094/249615701

 しかし私が注目したのは、ゴマ油のコーティング。これはきっと茹で上げたあと、冷水でしめて強烈に水切りをしていると思う。その後に多少のごま油を麺に垂らしてかき混ぜてないか?と思えてなりません。食うととても滑らかでライトに高速にスベるし、その駆け抜けたあとには、香ばしさと旨みの余韻を鼻孔に漂わせますから・・・そこがまた誘惑的で、次から次へと箸がのびる。ちょっとした隠しひと手間が、全体をレベルアップさせています。

(麺リフト)http://photozou.jp/photo/show/1985094/249615707





<甘くもなく、酸っぱくもなく、程よいバランス感としか言いようがない王道醤油ダレ>


 醤油ダレは、これがどうしようもなく・・・王道だー。醤油の塩気とごま油系のコクと甘味。それに酢が少し効いてゴクゴクと全部飲み干せそうです。しかも、甘味と酸味がどちらも甲乙つけがたくハイバランス。なるほど、これなら紅生姜はかえってバランスを崩すか、邪魔と思えるかも。

(タレアップ)http://photozou.jp/photo/show/1985094/249615692

 和がらしすらないので、よほどデフォルトの醤油ダレにこだわりを持っているのか・・・。テーブルセットにも和からしがないという徹底ぶりだからすごいね。まさに完成型ハイバランス王道醤油ダレ。







 総じまして、「大胆さと繊細さ、斬新さと定番さが織りなす王道冷やし中華」というそのまま、何のひねりもない感想でごめんちゃい。いやー、これは気に入りました。大変良い冷やし中華と言えましょう。毎年一度は定番として食う冷やし中華リストに、しっかりと載った気がいたします。それに、お年をめしたスタフさんたちの元気と明るさに、何だか背筋が伸びる気もしますし、秋時分にゆっくりと炒め物でビールをあおりにやってくるもの、楽しからずやです。今回は、店と店員さんと冷やし中華に、ほどよい元気をいただきた気分でしたので、午後の仕事が気が楽にすすめられたかもしれません。感謝の一杯。そんな気持ちを込めて、今回も最後にさらっと詠って〆たいと思います。



   人々の
   集う昼飯
   街中華



   袖擦り合うも
   楽しからずや



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

投稿 | コメント (7) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

とまそんさん,どうもです。
何と言っても錦糸玉子帯の存在感がすごいですね。
冷や中まだ続いているんですか。
今日は涼しめですが,どうするのかな?

RAMENOID | 2017年8月11日 09:48

これはナイスな冷中ですね〜〜♪
さすが神楽坂!

NORTH | 2017年8月11日 11:29

こんにちは〜
去年周りがチャーハンを食べてる中で、
同じものを頂きました(^_^)
幅広の錦糸卵のインパクトがすごいですよね!

銀あんどプー | 2017年8月11日 16:38

こんばんわー!
いやー、これは拝読させて頂いて凄みを感じます。
まず錦糸卵帯に驚き、その下にも驚き、しかもそれが計算された具材バランス。
和辛しなしの醤油ダレで勝負も潔くしかもハイバランス。
こういった一杯が王道の極みなんでしょうねー。

塩対応 | 2017年8月11日 21:44

こんばんわ~

スゲーーー錦糸卵ですね~!
まさに「錦糸玉子帯」ですね~w(笑)
でもインパクトある一杯です♪

バスの運転手 | 2017年8月11日 22:39

おはようございます
このビジュアルは冷やし中華に見えないですね。
これはアイディアものです!
インパクト有るし、素晴らしいですね。

mocopapa(疲れ気味) | 2017年8月12日 07:36

KMです。
これはいいですね。
タレと麺も完璧かもしれません。
こういうのが食べやすいです。

家ではしょっちゅう昼に冷し中華や冷し系麺を創作してます。
やっぱりキュウリは必須で一本分くらい入れちゃいます。
あとハムも大胆で切ります。
特に大事なのが玉子ですね。
玉子は一番合いますかね。
とくにほのかな甘みとグルタミン酸の旨みが最高。
天津麺みたいにかに玉ドカンとくいうのも考えています。

KM | 2017年8月12日 18:18