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「鶏白湯、ご飯」@MENSHO SAN FRANCISCOの写真9月6日 1125分 前客6名

…いやぁ、すごい。このクリエイティビティとテクノロジー、先を行く一杯な出会いでした。

サンフランシスコミシュランビブグルマン獲得店の逆輸入、噂の新店に訪問。
ミロード7階、一見お店がわからなかった。ツルッと洗練されたオサレで先鋭化空間、カフェのようなインテリア店は多々あるものの、レストランフロアを最大限活用されたオープン空間で開放的。ラーメン店の固定概念にはとてもはまらない。
店頭にあるタッチパネルサイネージメニューで皆独創性あるメニューゆえ迷いながらも基本と思われる

鶏白湯(860円)ご飯(150円)をチョイス。見た限り所謂大盛りスペックはなし。(よくよく確認すると替え玉があった。後でわかったけど、大盛りでのバランス崩れをやめたんだろう)

壁には庄やさんの看板がかかげられてる。庄やさんの月1限定創作は確かに毎回驚く。その遺伝子がメニュー構成にもしかと出てるなぁ、なんて思っていたら丼着で更に色々驚いた。

まず白い。
純白と言っていいくらいの白い泡、この細かさは所謂エスプーマ?
その白いキャンパス、センターに添えられた赤はザクロ。…ザクロ??ラーメン具材初!からのお隣には胡桃。ほほぅ、胡桃。。。水菜の緑に赤と茶、花が咲き実がなったみたいだ。
スッとかけられたソースは粉醤油三年熟成とのこと。粉醤油、すごく香りが、いや多分漢字なら薫りだな、が立ち鼻腔をくすぐる。こちらも初めて出会った。


ん?酸っぱさ?柑橘系の酸味が爽やか、というよりまぁまぁ強くくる。スープではなく恐らくエスプーマにも仕込まれ?て、柚子ぽくも檸檬ぽくも表情がある酸味がファーストインパクト。で、全く鶏鶏してない。豆乳ベースとのことだがあまり豆乳感もない。
鶏白湯の固定概念破壊。
要は全体まったりもったりしてないテイスト。鶏白湯で豆乳なら厚さある濃厚かと思いきや、味わいは澄んでいてクリア、かつ酸味なので、一瞬意識がついていかない。油分を極力省いているのもよくわかる。鶏の旨味が~みたいなベタなわかりやすさではなく、もはやオーガニックスープ的な部類にすら入る気がする昇華具合じゃないか…。

麺は中太ちぢれ麺、つぶつぶがはっきり見える。全粒粉かな、と思ったらキヌアが練り込んである麺らしい。まぁキヌアを使ったクッキーもあるから小麦粉と相性は良いだろうけど、スーパーフードとまさかラーメンで出会うとは。みずみずしくモッチリとして、ハグンとした弾力性。噛み締めていると、あ、そっかラーメンだったと思い出す。女性客は勿論意識されているんだろうが、そういうターゲッティングより食べ手の実力も問われる一品、そんな意識高い一杯な仕上げを感じた。

誰も見たことない新しいもの。

そんなチャレンジをマクロにもミクロにも実感、なんだろう…、媚びてない。このミロードレストランフロアにロケートしながらも、万人うけするようなわかりやすい味の問いかけをしていない。あくまでも料理の時代を守り壊し生み出していく、そんなラボ的な印象が強く残った。

ごちそうさまでした。夏の限定終わり、次は何が並ぶのか楽しみだし、他のレギュラーメニューもいただかねば。

投稿 | コメント (1) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

美しいですね!こういうの好きです。
最近、①泡系ビューティ、②土着真っ黒の、この2系統が良いかな!

あたと_13号 | 2018年9月7日 23:59