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日曜日 薄曇り 10:35 先待ちなし 後待ち3名今週は塩系しばりで再開拓を進行中にてこちらに白羽の矢を立てる。まずは清湯醤油系を求めて新規開拓をしてきたが近ごろ少し中だるみ感が出てきたので気分転換を兼ねて今週は塩ウィークで行こうと決めた。しかし自分の好みに合わないラーメンは食べたくないので私の中の過去の醤油系での実績を踏まえて店選びをしていく。まだ三軒しか行ってないが、前回以外は期待は外さなかったので作戦は何とか成功中である。こちらを昼に訪ねるには土日月しかチャンスがないのでハードルは高いが開店前を狙って家を出る。距離はあるが乗換は一度だけと乗換音痴の私にとってはアクセス良好だ。各鉄道会社の相互乗り入れの利便性を痛感する。前回は乗換ミスをしたが今回は順調に進み開店時間より30分近く早く着いてしまった。店の場所は把握しているので少し駅にて待機する事にした。開店の10分前に店先に着いたが行列は無いので少し離れて張り込みを開始。すると5分前に二人が続けて並んだのを確認して後に続く。本日のお題は初期値の塩ラーメンと決めているので追加は一切なし。記憶では味玉が半個入っていたと思うので十分に満足できるはず。ひとつだけ懸念させるのが前回に感じた貝出汁の塩気の強さだが塩分のストライクゾーンを高めに設定して食べようと思う。定刻になり暖簾がかかりオープン。この時点では満席にならなかったが三番手をキープした。店内は安定のツーオペで接客も心地よく、本日の客層も同年代くらいの方が多く安心する。特に香りが漂ってる訳ではないが空気が美味しい雰囲気を醸し出している。券売機で目的のお題を発券し着席するが厚手のクッションの容赦ない沈みに驚く。たしかにこのカウンターの高さなら座高を上げた方が食べやすいだろう。店側の心づかいに感謝する。ワンロット2杯のオペなので第2ロットでの提供で我が杯が到着した。白磁の高台丼の中の姿は丁寧に盛り付けられた女性的な憂いある表情で私を出迎える。まずは淡い濁りをもった淡黄色のスープをひとくち。香味油が舌を覆って潤滑油の役目を果たすが、その油膜を押し退けてまでやって来るのが貝類由来の香りとコハク酸のコクのある旨みだ。スープが乳白色がかっているのも貝類がふんだんに使われている証だろう。塩ダレにも厚みがあるのか全体的に重厚なスープに仕上がっている。見た目の繊細さとは違って男っぽい。麺は全粒粉のストレート細麺で麺肌にもハッキリと胚芽などの粒が見られる。グルテンの溶け出しが早く麺が束になる傾向があるので早く食べるのがお薦めかと。麺自体にも味があるが貝類の強い風味によって香りは感じづらくなっており小麦の甘味主導で食べ進める。具材は低温焼豚が二種類。大きく液面を覆うのは豚肩ロースの低温焼豚でしっとり柔らかく仕上がっているが獣臭さはないが豚肉本来の旨味も欠ける。上品すぎる下味が、このスープの中では個性を発揮していない。その焼豚に隠れて見えないが鶏ムネ肉の低温焼豚も存在する。こちらはしっかりしたソミュール液でマリネされていて味わいも食感も良かった。味玉もデフォで半個入っていて全体の強めの塩分に対して優しい安らぎを与えてくれる。穂先メンマは残念で根元の部分が乾燥したかのように硬く繊維が最後まで口に残った。薬味の小松菜は香りが高く、今や千葉県を代表する野菜の仲間入りを果たしただけあって柔らかな苦味や食感のアクセント役を好演する。板海苔やアオサ海苔も江戸前の名産品だが特にアオサは香りや風味もさることながらバラバラになってスープに溶け込まない形状が良い。個人的にスープに溶け出した海苔が嫌いなので、この海苔を選ばれた点が素晴らしい。具材をひと回りして再び麺に戻ると先ほどよりもスープをかなり吸って麺の表情が変化していた。細身の麺はぽっちゃりと丸みを帯びてもっちりと咀嚼に応える。噛むたびに麺の甘さとスープの塩気が繰り返しやって来るが後半は塩気が随分と勝ってきた。スープの温度が下がると、旨みと塩気の他に雑味も少し現れ始めていた。帆立や蛤にはない貝類の悪い部分を感じるようになり雑香が口内を支配する。前回同様に前半と後半の大きな味の変化に戸惑ってしまった。こちらの塩ラーメンは貝類の旨味を押し出した味が売りだと思うが旨味はそのままで、あと一割でいいから塩気と雑味を引いてくれたらと勝手な事を願ってしまう。今回はある程度の塩分はゾーンを高めに設定していたのでギリギリセーフだったが貝類の雑味にやられた。貝類は生活環境がハッキリと身の質に表れる。砂の土壌や水質、エサに至るまで全てが良くないと貝が不純物を蓄えてしまうので大変難しいのだと思う。しかしこちらのご主人たちが良質な海で採れた高級な貝でラーメンを作るなら二千円以上出してでも食べてみたいと思える一杯でした。
今週は塩系しばりで再開拓を進行中にてこちらに白羽の矢を立てる。まずは清湯醤油系を求めて新規開拓をしてきたが近ごろ少し中だるみ感が出てきたので気分転換を兼ねて今週は塩ウィークで行こうと決めた。
しかし自分の好みに合わないラーメンは食べたくないので私の中の過去の醤油系での実績を踏まえて店選びをしていく。まだ三軒しか行ってないが、前回以外は期待は外さなかったので作戦は何とか成功中である。
こちらを昼に訪ねるには土日月しかチャンスがないのでハードルは高いが開店前を狙って家を出る。距離はあるが乗換は一度だけと乗換音痴の私にとってはアクセス良好だ。各鉄道会社の相互乗り入れの利便性を痛感する。
前回は乗換ミスをしたが今回は順調に進み開店時間より30分近く早く着いてしまった。店の場所は把握しているので少し駅にて待機する事にした。開店の10分前に店先に着いたが行列は無いので少し離れて張り込みを開始。すると5分前に二人が続けて並んだのを確認して後に続く。
本日のお題は初期値の塩ラーメンと決めているので追加は一切なし。記憶では味玉が半個入っていたと思うので十分に満足できるはず。ひとつだけ懸念させるのが前回に感じた貝出汁の塩気の強さだが塩分のストライクゾーンを高めに設定して食べようと思う。
定刻になり暖簾がかかりオープン。この時点では満席にならなかったが三番手をキープした。
店内は安定のツーオペで接客も心地よく、本日の客層も同年代くらいの方が多く安心する。特に香りが漂ってる訳ではないが空気が美味しい雰囲気を醸し出している。
券売機で目的のお題を発券し着席するが厚手のクッションの容赦ない沈みに驚く。たしかにこのカウンターの高さなら座高を上げた方が食べやすいだろう。店側の心づかいに感謝する。
ワンロット2杯のオペなので第2ロットでの提供で我が杯が到着した。白磁の高台丼の中の姿は丁寧に盛り付けられた女性的な憂いある表情で私を出迎える。
まずは淡い濁りをもった淡黄色のスープをひとくち。香味油が舌を覆って潤滑油の役目を果たすが、その油膜を押し退けてまでやって来るのが貝類由来の香りとコハク酸のコクのある旨みだ。スープが乳白色がかっているのも貝類がふんだんに使われている証だろう。塩ダレにも厚みがあるのか全体的に重厚なスープに仕上がっている。見た目の繊細さとは違って男っぽい。
麺は全粒粉のストレート細麺で麺肌にもハッキリと胚芽などの粒が見られる。グルテンの溶け出しが早く麺が束になる傾向があるので早く食べるのがお薦めかと。麺自体にも味があるが貝類の強い風味によって香りは感じづらくなっており小麦の甘味主導で食べ進める。
具材は低温焼豚が二種類。大きく液面を覆うのは豚肩ロースの低温焼豚でしっとり柔らかく仕上がっているが獣臭さはないが豚肉本来の旨味も欠ける。上品すぎる下味が、このスープの中では個性を発揮していない。その焼豚に隠れて見えないが鶏ムネ肉の低温焼豚も存在する。こちらはしっかりしたソミュール液でマリネされていて味わいも食感も良かった。
味玉もデフォで半個入っていて全体の強めの塩分に対して優しい安らぎを与えてくれる。穂先メンマは残念で根元の部分が乾燥したかのように硬く繊維が最後まで口に残った。
薬味の小松菜は香りが高く、今や千葉県を代表する野菜の仲間入りを果たしただけあって柔らかな苦味や食感のアクセント役を好演する。板海苔やアオサ海苔も江戸前の名産品だが特にアオサは香りや風味もさることながらバラバラになってスープに溶け込まない形状が良い。個人的にスープに溶け出した海苔が嫌いなので、この海苔を選ばれた点が素晴らしい。
具材をひと回りして再び麺に戻ると先ほどよりもスープをかなり吸って麺の表情が変化していた。細身の麺はぽっちゃりと丸みを帯びてもっちりと咀嚼に応える。噛むたびに麺の甘さとスープの塩気が繰り返しやって来るが後半は塩気が随分と勝ってきた。
スープの温度が下がると、旨みと塩気の他に雑味も少し現れ始めていた。帆立や蛤にはない貝類の悪い部分を感じるようになり雑香が口内を支配する。
前回同様に前半と後半の大きな味の変化に戸惑ってしまった。こちらの塩ラーメンは貝類の旨味を押し出した味が売りだと思うが旨味はそのままで、あと一割でいいから塩気と雑味を引いてくれたらと勝手な事を願ってしまう。
今回はある程度の塩分はゾーンを高めに設定していたのでギリギリセーフだったが貝類の雑味にやられた。貝類は生活環境がハッキリと身の質に表れる。砂の土壌や水質、エサに至るまで全てが良くないと貝が不純物を蓄えてしまうので大変難しいのだと思う。
しかしこちらのご主人たちが良質な海で採れた高級な貝でラーメンを作るなら二千円以上出してでも食べてみたいと思える一杯でした。