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平日 薄曇り 17:40 先客1名 後客1名本日は夜も〝初訪問〟〝無化調〟〝清湯醤油系〟の三大しばりで新規開拓の店探しをする。昼に食べた江東区の醤油系に納得がいかずモヤモヤを抱えたまま夕刻を迎えた。現在地は新宿のホテルのラウンジで予定を済ませ今後は終日フリーだ。ターゲットを決める為RDB片手に捜索する。せっかくなので新宿から近い場所を望むが簡単には見つからず沿線を延ばしてみる。すると乗り慣れない西武新宿線の下井草駅のこちらが捜査上に浮かんできた。情報では条件は全てクリアしている。あとは営業時間だが本日は営業のようだ。自宅からは乗換を含め時間がかかるが新宿からだと遠くはなく30分ほどで着く。好条件が揃ったところで初訪問を決める。何を隠そう西武新宿線の新宿駅に初めて来た。途中駅の高田馬場からは何度か乗り換えたことがあるが始発駅は初で緊張する。実は先日に乗った西武池袋線の池袋駅も初めてだったので今週はお初づくしである。そんな事はさておき、こちらも初上陸の下井草駅。西武線は改札がホームの端にあると決めつけていたので遠回りする羽目に。駅からは近くて道順も分かりやすく難なくついた。定刻を少し過ぎていたが店内は空いてたのですんなり入店し券売機の左端を購入しカウンターに座る。広い店内をワンオペで導線も悪そうなので足腰への負担が心配だが、店主さんはまだお若くおじさんの心配など必要なさそうだ。その店主さんはラーメン店には珍しく料理人の正装である上下揃いのコックコートに調理帽と料理への期待が高まる。混んでないのでワンオペでも提供は早く着席して3分で我が杯が到着した。粉引きの器の中の姿は盛り付けが美しく雑な要素はひとつも感じない。まずは赤墨色のスープをひとくち。大きな粒子の鷄油に守られたスープはかなりの温度を蓄えている。その油膜を破ると中から鷄主体の動物系スープの香りが立ち上ってくる。口に含むと油分のまったりとした甘みとスープからは旨味やコクよりもキレを主張する。卓上のウンチクにある鶏のガラスープは丸鷄のようなふくよかさではなくシャープさを求めて出汁を取っているのだろう。使用される鶏ガラも地鶏ではなく〝大山鷄〟〝美桜鷄〟〝総州古白鷄〟とサッパリした銘柄鶏を中心に集めている。総合食品卸あたりからの仕入れだろうか。そのサッパリしたガラスープに厚みを持たせるために醤油ダレは複雑になっていそうだ。丼のスープからは乾物系の香りがするのでベースのスープが動物系ならば、カエシに煮干しや厚削りの香味を移しているのだろう。これでスープに重なりが出てるが未熟な昆布系の味がすごく気になった。良質の昆布に付着する白い粉の旨味成分ではなく成熟していない若い昆布からの未熟な磯臭さが出ている。麺は全粒粉のストレート細麺で麺肌には無数の胚芽などが残り色づいている。細麺としてはしっかりと茹でてあり食べ始めがベストコンディション。放置するとスープを吸ってダレるのが早そうだ。サッパリしたスープは全粒粉の香りを引き立てるにはちょうど良い。具材は久しぶりに苦手なレアチャーシューに出会った。まずは鶏ムネ肉の方だが鷄ムネ肉の中でも手羽元に繋がる付け根の筋が入り組んだ部分を分厚くカットしてあり、しかもかなりの半生でテクスチャーは最悪。筋の残る生肉など飲み込めるわけがない。よそでも鶏ムネ肉の低温焼豚はあるが筋のある部分は丁寧に掃除されているか、もしくは使わずにスープに回しているだろう。一方の豚肩ロースの低温焼豚も限りなく生に近く噛みきれないが下味のマリネが不十分なので噛めば噛むほど獣臭さが溢れてくる。スープに浸して加熱すれば良かったが、一度噛んだものをスープに戻す事は出来ずハンカチに包んだ。メンマがわりのタケノコも上品な薄味だが下茹でが悪く灰汁が残っていて、青みの青梗菜も茎の軸の中に土が残っていてジャリっと嫌な食感がした。薬味の白髪ねぎとカイワレは可もなく不可もなし。しかし散々口に合わなかった具材の中で追加した味玉だけは違っていた。下茹での半熟加減も白身の枠柔らかさも黄身の熟成具合も好みに近くほぼ完璧な仕上がりだった。再びスープと麺に戻ると麺は予想通りに膨らんで口当たりが悪く喉ごしも良くない。中盤からはスープが単調に感じてきて箸の進みを妨げる。麺の量は多くないが太った麺は手に負えず少しだが残してしまった。もちろんスープへの興味は失せて残した。もちろんMSG freeなので身体には優しく収まってくれたが具材にはたいへん不満の残る採点となってしまった。具材を除けば麺の初動は美味しかったしスープも過剰に個性的なものよりは良かった。こちらのラーメンは鶏ガラスープ主体の魚介系タレを合わせたラーメンがしっかりくると思う一杯でした。
本日は夜も〝初訪問〟〝無化調〟〝清湯醤油系〟の三大しばりで新規開拓の店探しをする。昼に食べた江東区の醤油系に納得がいかずモヤモヤを抱えたまま夕刻を迎えた。
現在地は新宿のホテルのラウンジで予定を済ませ今後は終日フリーだ。ターゲットを決める為RDB片手に捜索する。せっかくなので新宿から近い場所を望むが簡単には見つからず沿線を延ばしてみる。すると乗り慣れない西武新宿線の下井草駅のこちらが捜査上に浮かんできた。
情報では条件は全てクリアしている。あとは営業時間だが本日は営業のようだ。自宅からは乗換を含め時間がかかるが新宿からだと遠くはなく30分ほどで着く。好条件が揃ったところで初訪問を決める。
何を隠そう西武新宿線の新宿駅に初めて来た。途中駅の高田馬場からは何度か乗り換えたことがあるが始発駅は初で緊張する。実は先日に乗った西武池袋線の池袋駅も初めてだったので今週はお初づくしである。
そんな事はさておき、こちらも初上陸の下井草駅。西武線は改札がホームの端にあると決めつけていたので遠回りする羽目に。駅からは近くて道順も分かりやすく難なくついた。定刻を少し過ぎていたが店内は空いてたのですんなり入店し券売機の左端を購入しカウンターに座る。
広い店内をワンオペで導線も悪そうなので足腰への負担が心配だが、店主さんはまだお若くおじさんの心配など必要なさそうだ。その店主さんはラーメン店には珍しく料理人の正装である上下揃いのコックコートに調理帽と料理への期待が高まる。
混んでないのでワンオペでも提供は早く着席して3分で我が杯が到着した。粉引きの器の中の姿は盛り付けが美しく雑な要素はひとつも感じない。
まずは赤墨色のスープをひとくち。大きな粒子の鷄油に守られたスープはかなりの温度を蓄えている。その油膜を破ると中から鷄主体の動物系スープの香りが立ち上ってくる。口に含むと油分のまったりとした甘みとスープからは旨味やコクよりもキレを主張する。
卓上のウンチクにある鶏のガラスープは丸鷄のようなふくよかさではなくシャープさを求めて出汁を取っているのだろう。使用される鶏ガラも地鶏ではなく〝大山鷄〟〝美桜鷄〟〝総州古白鷄〟とサッパリした銘柄鶏を中心に集めている。総合食品卸あたりからの仕入れだろうか。
そのサッパリしたガラスープに厚みを持たせるために醤油ダレは複雑になっていそうだ。丼のスープからは乾物系の香りがするのでベースのスープが動物系ならば、カエシに煮干しや厚削りの香味を移しているのだろう。
これでスープに重なりが出てるが未熟な昆布系の味がすごく気になった。良質の昆布に付着する白い粉の旨味成分ではなく成熟していない若い昆布からの未熟な磯臭さが出ている。
麺は全粒粉のストレート細麺で麺肌には無数の胚芽などが残り色づいている。細麺としてはしっかりと茹でてあり食べ始めがベストコンディション。放置するとスープを吸ってダレるのが早そうだ。サッパリしたスープは全粒粉の香りを引き立てるにはちょうど良い。
具材は久しぶりに苦手なレアチャーシューに出会った。まずは鶏ムネ肉の方だが鷄ムネ肉の中でも手羽元に繋がる付け根の筋が入り組んだ部分を分厚くカットしてあり、しかもかなりの半生でテクスチャーは最悪。筋の残る生肉など飲み込めるわけがない。よそでも鶏ムネ肉の低温焼豚はあるが筋のある部分は丁寧に掃除されているか、もしくは使わずにスープに回しているだろう。
一方の豚肩ロースの低温焼豚も限りなく生に近く噛みきれないが下味のマリネが不十分なので噛めば噛むほど獣臭さが溢れてくる。スープに浸して加熱すれば良かったが、一度噛んだものをスープに戻す事は出来ずハンカチに包んだ。
メンマがわりのタケノコも上品な薄味だが下茹でが悪く灰汁が残っていて、青みの青梗菜も茎の軸の中に土が残っていてジャリっと嫌な食感がした。薬味の白髪ねぎとカイワレは可もなく不可もなし。
しかし散々口に合わなかった具材の中で追加した味玉だけは違っていた。下茹での半熟加減も白身の枠柔らかさも黄身の熟成具合も好みに近くほぼ完璧な仕上がりだった。
再びスープと麺に戻ると麺は予想通りに膨らんで口当たりが悪く喉ごしも良くない。中盤からはスープが単調に感じてきて箸の進みを妨げる。麺の量は多くないが太った麺は手に負えず少しだが残してしまった。もちろんスープへの興味は失せて残した。
もちろんMSG freeなので身体には優しく収まってくれたが具材にはたいへん不満の残る採点となってしまった。
具材を除けば麺の初動は美味しかったしスープも過剰に個性的なものよりは良かった。こちらのラーメンは鶏ガラスープ主体の魚介系タレを合わせたラーメンがしっかりくると思う一杯でした。