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八月のとある平日 晴天 22:00 待ちなし 先客4名 後客なしこの界隈にはラーメン屋が少なく需要がないのかと思っていたら突然の大型新店舗のオープンだ。一昨日前に車で通りがかった時に見つけた。というのも六本木通り沿いの新しいオフィスビルの一階に大きな看板を掲げてあり否が応でも目に入ってくる。六本木での呑みの後に友人たちと訪問することになった。ラーメンとつけ麺の二大看板メニューを推しているようで持論の「つけ麺屋のラーメンに美味いラーメンなし」が脳裏をよぎる。店内はとても広く賃料も高そうで明らかに個人資本ではない事を悟った。あとで調べたところやはり違っていた。超有名つけ麺チェーン店の株式を売却したが大人の諸事情でご本人はラーメン店を開業する事が出来ないため元部下の方たちが立ち上げたブランドなのだそうである。抜群の資本力だからこそ成せるオープンに感じた。もしかしたらこちらのオフィスビルには空きテナントが目立っていたので割安で誘致を受けたのかもと余計な想像まで膨らんでしまう。席数も多いので券売機も二台設置してある。友人達は暑さに負けたのかつけ麺を購入したが私は汗だくなのにラーメンと味玉を発券。店内にカウンター席は無くそこには配膳台が設けられてある。券売機からの通信オーダーシステムなので食券を手渡す必要は無く発券後は仕切り可能なテーブル席に自由に着席し食券に書かれてある番号を呼ばれるのを待つ。8分ほどで番号が呼ばれカウンターまで取りに行く。ポリプロピレン製のトレイに箸とレンゲを準備するのだが直接トレイに置くのは気が引ける。その為か紙ナプキンが置いてあったが気が付かない人もいるのではと思った。ここまで人件費削減しなければ大型店舗を維持するのは難しいであろうと大変さも知った。自らテーブル席まで運んで来たラーメンの姿は白い器のフチにはカエシや魚粉が飛び散り乱雑に盛られた具材からも丁寧さや愛情は伝わってこないが味に期待し気持ちを切り替える。透明感はない半濁したスープをまずはひとくち。見た目から魚粉系の粉っぽさを想像したがさほどでもない。やや強めのカエシの塩分と煮干しの苦味が同時に押し寄せる。熱々のスープなのでそれ以外の旨みは姿を潜めている。塩分過多に思われるのは煮干しからの塩分が拍車をかける。大羽イワシからだろう強めの煮干しの風味が主体となりスープを構成する。麺はさすがにうまい。特徴的ではないが歯触り 歯応え 歯切れ全てが良くバランスの取れた良麺だ。実績と資金力があればこそのオリジナル配合であろう麺だが残念ながらスープとは不適合。茹で加減も抜群なストレート中細麺はスープの塩気と苦味とタッグを組んで舌だけでなく口内の味蕾の全てを刺激してくる。飲酒後の味覚でも感じる強さなので余程の塩分量だろう。具材は豚バラ煮豚が三枚。ひとくち食べてレンゲに戻してしまった程の脂臭さで肉質の悪さを露呈する。不揃いな材木メンマは明らかに手仕事感のない業務用メンマ。雑な盛り付けが写真からも分かる白ねぎの小口切りは切り口が密着していて真空による保存状態なのかと疑ってしまう。しかしスープの塩分のおかげか味玉は黄身の甘みが引き出されていて本日のMVPだ。非天然由来の旨みのスープに過度な塩気と苦味が押し寄せるラーメンを完食する事は出来ず新店発見の喜びは消えて虚しさだけが残る一杯でした。
この界隈にはラーメン屋が少なく需要がないのかと思っていたら突然の大型新店舗のオープンだ。一昨日前に車で通りがかった時に見つけた。というのも六本木通り沿いの新しいオフィスビルの一階に大きな看板を掲げてあり否が応でも目に入ってくる。六本木での呑みの後に友人たちと訪問することになった。ラーメンとつけ麺の二大看板メニューを推しているようで持論の「つけ麺屋のラーメンに美味いラーメンなし」が脳裏をよぎる。
店内はとても広く賃料も高そうで明らかに個人資本ではない事を悟った。あとで調べたところやはり違っていた。超有名つけ麺チェーン店の株式を売却したが大人の諸事情でご本人はラーメン店を開業する事が出来ないため元部下の方たちが立ち上げたブランドなのだそうである。抜群の資本力だからこそ成せるオープンに感じた。もしかしたらこちらのオフィスビルには空きテナントが目立っていたので割安で誘致を受けたのかもと余計な想像まで膨らんでしまう。
席数も多いので券売機も二台設置してある。友人達は暑さに負けたのかつけ麺を購入したが私は汗だくなのにラーメンと味玉を発券。店内にカウンター席は無くそこには配膳台が設けられてある。券売機からの通信オーダーシステムなので食券を手渡す必要は無く発券後は仕切り可能なテーブル席に自由に着席し食券に書かれてある番号を呼ばれるのを待つ。8分ほどで番号が呼ばれカウンターまで取りに行く。ポリプロピレン製のトレイに箸とレンゲを準備するのだが直接トレイに置くのは気が引ける。その為か紙ナプキンが置いてあったが気が付かない人もいるのではと思った。ここまで人件費削減しなければ大型店舗を維持するのは難しいであろうと大変さも知った。
自らテーブル席まで運んで来たラーメンの姿は白い器のフチにはカエシや魚粉が飛び散り乱雑に盛られた具材からも丁寧さや愛情は伝わってこないが味に期待し気持ちを切り替える。
透明感はない半濁したスープをまずはひとくち。見た目から魚粉系の粉っぽさを想像したがさほどでもない。やや強めのカエシの塩分と煮干しの苦味が同時に押し寄せる。熱々のスープなのでそれ以外の旨みは姿を潜めている。塩分過多に思われるのは煮干しからの塩分が拍車をかける。大羽イワシからだろう強めの煮干しの風味が主体となりスープを構成する。
麺はさすがにうまい。特徴的ではないが歯触り 歯応え 歯切れ全てが良くバランスの取れた良麺だ。実績と資金力があればこそのオリジナル配合であろう麺だが残念ながらスープとは不適合。茹で加減も抜群なストレート中細麺はスープの塩気と苦味とタッグを組んで舌だけでなく口内の味蕾の全てを刺激してくる。飲酒後の味覚でも感じる強さなので余程の塩分量だろう。
具材は豚バラ煮豚が三枚。ひとくち食べてレンゲに戻してしまった程の脂臭さで肉質の悪さを露呈する。不揃いな材木メンマは明らかに手仕事感のない業務用メンマ。雑な盛り付けが写真からも分かる白ねぎの小口切りは切り口が密着していて真空による保存状態なのかと疑ってしまう。
しかしスープの塩分のおかげか味玉は黄身の甘みが引き出されていて本日のMVPだ。
非天然由来の旨みのスープに過度な塩気と苦味が押し寄せるラーメンを完食する事は出来ず新店発見の喜びは消えて虚しさだけが残る一杯でした。