コメント
おいらは恐らく閉店までに足を運べませんが、鏡花が引き継ぐのであれば、味は動けど品質的にはファンを落胆させない水準を維持してくれるのではと思います。
圓の店主引退には結構思うところがありまして、新しい味の発信者が一線から退く瞬間を見るという意味では、今後僕らが歳を重ねるにつれて、どんどん新たな出会いの提供者がリタイアを選択して行く、つまり愛した味が継承を受けながらも、その骨子の部分が失われて行くという、感動との別離が確実に勢いを増して行く今後への序章のような気がしてなりません。
いつでも行けるからと地元の味をないがしろにせず、出来るだけ好きなお店を中心に食べ歩きたいな、なんて改めて思ってしまった次第です。
Dr.KOTO | 2020年2月24日 21:06Dr.KOTOさん、こんにちは。
仰るとおりですね。特にこちらのような第一線のお店が、今後いくつも暖簾を下ろして
しまうと思うとやりきれないです。
その時になって悔いのないよう、好きな店には足繁く通っておこうと改めて思った次第。
今後の同店ですが、確かに、鏡花のようなビッグネームが引継いで営業するのであれば、
落胆させられるようなことはないだろうなと私も思います。
NSAS | 2020年2月26日 07:54
NSAS
二枚だニャー

Rio_ramen

A.U





19時ちょうどに店頭に着くと、外に並びはなくすんなり入店。入口の券売機で限定の塩つけ麺のボタンを目で探すもなく、基本の煮干らーめん(薄口醤油味 880円)のボタンをポチ。未食の塩つけ麺を食べたかったのだけど仕方ありません。店内待ち椅子の2人目に座りましたが、すぐに席が空いて案内されました。
厨房には田中店主と助手氏の2名。相変わらず店主の手際が良く調理も素早い。何で、こんなにもエネルギッシュに動くことが出来るのに、引退しちゃうんだろうと思ってしまいました。着席から3分かからない位で、田中店主の手により我が一杯が提供されました。
同店のものとして見慣れた3色雷紋の丼には、薄い醤油色をした清湯煮干醤油スープが張られ、モモ肉部位のチャーシューが2枚、メンマ、味玉半身に薬味ネギの陣容。私自身は、特に味玉(半熟・固ゆでを問わず)に特別な頓着はないのですが、半玉載せてくれているだけで、一杯の見た目の豪華さが違います。デフォルトがこの陣容であれば、自分にとっては特製仕様の出番はないですなw 立派々々。ではいただきます。
まずはスープ。ベースの芯を貫く動物系と、これを遙かに凌駕する鰮煮干の出汁感。そして過不足のない薄口醤油の塩味と香味油由来の円み。これが圓の基本の味ですよね。個人的には、少しはっきりとした醤油感を味わえる「昔ながら・・」の方がより好みなのですが、偶に原点に帰って味わいたくなるスープがコイツ。美味しい。
麺に関しては、言うまでもない同店標準仕様の自家製中細ストレート麺。箸扱いの楽な、しなやかにしてザクザクとした破断感を体感できる、二律背反を体現したもの。そこいらのザクパツ麺とは一線を画します。スープとの相性も良いですな。
チャーシューは、いつも見慣れたサシの入った肩ロース部位ではなく、モモ肉の薄切りスライスが2枚。肩ロースに比べると、ちょっとパサッとした感じがありますが、丁寧に拵えられた感のあるもの。まずまずかな。メンマは、ザクッとした食感で食べ応えのある材木タイプが3本入っていて満足々々w
さて半ば。同店、卓上アイテムとして標準装備されているのは、汎用のボトル缶に入ったコショウのみ。余分なものを使わなくても、それだけで完結したものを提供しているという、店主の自負を体現した卓上なのでしょうな。コイツをパラリと振り掛け、後は掻っ込んで食了。田中店主の手による一杯はこれで最後かなと思うと、スープの最後の一滴まで名残惜しい気持ちでした。
さて、2月26日に一旦営業を終了した後は、3月1日より、コチラも立川の名店・鏡花の店主が経営を引継いで再開しますが、田中イズムを継承して従来の延長で提供してくれるのか、新たな「圓」を見せてくれるのかは今のところ判りません。まぁ、どちらにしてもこれからの圓に対する期待とともに、これまでの圓、そして田中店主にお疲れさまでしたと頭を下げたくなった一杯でした。