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「芳醇鶏そば(醤油)」@麺や 福はらの写真2022年5月2日(月)

本日は約2年7ヶ月振りにこちらの店を訪問です。

ただ、前回は目当てであるレギュラーメニューが完売していた為、二毛作用のメニューである濃厚つけ麺を食べる羽目となりました。

因みに、この日は「光洋軒」で朝ラーを計画してはいたものの、第1週目のみの月曜定休に撃沈された挙句こちらを訪問した次第です(汗)

開店44分前に到着すると、店の前には待ち客が誰も見当たらない状況です。

開店と共に店内に案内され、先ずは目当てである「芳醇鶏そば(醤油)」の食券を購入しました。

そして、指定された席に着いて食券を渡すと、待つ事7分ほどで待望のラーメンが到着です。

濃いめに色付いた醤油スープには薄らと鶏油が浮いていて、シルキーな細麺の上にはチャーシュー、小松菜、刻みネギが乗っています。

先ずはスープを飲んでみると、軽やかでいて豊潤な醤油の風味と共に、重厚でいて奥行きに満ちた出汁の味わいが口の中に広がります。

出汁は鶏のみと思われますが、蘊蓄には丸鶏と記載されてはいたものの、自ら味わう限りではガラも結構使用されている様に感じます。

そして、肉質のエキスとガラのゼラチン質が相乗する事で、単一素材の出汁でありながらも味わいに厚みが生み出されている印象です。

一方、タレは無垢な醤油の風味を素直に保っていて、尚且つ塩味が控えめである割には加糖で角を丸めた様な形跡は全く以て皆無です。

以上に記した特徴を勘案すると、タレは恐らく甘露醤油を基軸として構成されている様な気がします。

次に麺を食べてみると、多加水寄りの中細麺が適度な硬さに茹でられていて、滑らかな啜り心地と共に清々しい小麦の風味を感じます。

そして、滑らかな肌にはスープと共に鶏油が存分に絡み込み、啜り上げるとそれらが舌に運ばれる事で味わいに一段とコクが増します。

次にチャーシューを食べてみると、低温調理でレア気味に仕上げられた豚肩ロースと鶏胸肉が何れも若干厚めにスライスされています。

ただ、豚肩ロースにはレア感が過度に維持されている事から、噛み締めても尚赤身の旨味や脂身の甘味が些か舌に伝わり難い印象です。

一方、鶏胸肉は潤いを保ちつつもレア感が抑えられていて、噛み締めると軽微な塩味と共に淡白な肉質の旨味が舌に明確に伝わります。

食べ終えた感想ですが、巷では水鶏系の安易なコピーが氾濫する中、この一杯からは店主の味作りに対する確固たる信念が伺えました。

殊更タレに絞って言うならば、他店の追従を許さないほど醤油の風味が冴え渡っていた様に感じます。

ただ、この味わいを一度経験してしまった今、他のメニューを試せる自信が些か持てそうにありません。

ご馳走さまでした。

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